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『葛西遊郭を知るにあたって』光降ろし巡り旅④~北海道編~

前回③がまだの方は

光降ろしが終わり
その場に光が入りました

公園内の雰囲気が
明るくなっているのが
わかります

この流れで度々でてくる
光降ろしという技ですが

これをおこなうと
その場に光の柱が立ちます

人だけで柱を
立てることは叶わず

お付きの神々と
協力しておこないます

理由があって
そこに留まっている
あがれない御魂も

(一般的には
地縛霊と言うのでしょうか)

その光の柱に
触れれば天へと

あがっていくことが
できるようです

色々と思うところはある
光降ろしではありましたが

次の示しが出ているので
しばらくして
公園を後にしました

そして近くの
神社へと向かいます

音葉さんによると
次の示しは室蘭八幡宮という
神社に行くとのことです

山の上にあるこの辺りでは
大きめの神社のようです

裏にある室蘭三吉神社です


後にこの室蘭の
遊郭を舞台にした

漫画があるということを
音葉さんより知らされます

その中で登場する
ひとつの神社がありまして

それが
この室蘭八幡宮ということに
後から気づきました

ちなみにその漫画は
曽根富美子さん・著の

「親なるもの断崖」
というタイトルで

日本漫画家協会賞の
優秀賞を受賞している

歴史書としても
評価の高い漫画のようです

遊郭の生活が
細かに書かれており

おそらくリアルであろう
描写が数多くあります

労働者や農村の貧困と
遊郭が結びついているので
凄惨な部分もありますが

当時の歴史を知る上では
重要な書物のようにも感じます

遊郭が舞台なだけに濡れ場もあり
男性の独りよがりのシーンや

戦時中の思想弾圧の場面も
あったりします

けっこうな衝撃を受けますが
今の時代だからこそ

いろいろと考えさせられる
本には違いありません

電子版もあるので
興味がある方は

このあたりをご了承の上
よかったら読んでみてくださいね


室蘭三吉神社で
光降ろしをおこない

やはり遊郭の女性に
音葉さんを通して
お言葉を頂きました


当時の室蘭神社の巫女は
半玉と言って芸妓見習いの
役割りだったようです

芸妓になる女性は
ある意味で特別な立場に置かれ

神社と遊郭の結びつきが
当時の価値観や情勢を
物語っているようにも思います

室蘭神社で光降ろしを終えて
次は岬の方に示しが出ているので
そちらに向かいます

工業地帯、遊郭、
そして岬..

この流れからして
なんだかいろいろと

訳ありの岬の感じは
すでに否めません

一向は地球岬へと
車を走らせます

~⑤へ続く~

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