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金融庁、一部地域銀に再度警鐘 「仕組み貸出」増加傾向で
金融庁は、地域銀行で増加する「仕組み貸出」に改めて警鐘を鳴らす。地元での貸出に伸び悩むなか、一部の地域銀で収益多角化や貸出金残高増強の観点から、仕組み貸出に対する融資額が継続的に増えている実態を把握した。同庁は、経営戦略上の位置付けや類似商品におけるコスト、オプション条件の検討などを踏まえ、自行の取り組み状況を再度確認するよう求めた。
同庁は2月、地方銀行・第二地方銀行の各業界団体との意見交換の場で再度注意を促した。24年1月にも同様の懸念を伝えていたが、地域銀の貸出額を推計したところ、同年3月期と9月期も引き続き仕組み貸出が増加傾向にあることが判明した。
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