東邦銀、「ベテラン行員」の処遇向上　給与・賞与水準を引き上げ

東邦銀行は8月6日、55歳以降のベテラン行員を対象に、処遇向上に向けて制度を改定すると発表した。給与・賞与水準を引き上げる。

55歳以降の行員は約350人で、全行員の約18％を占める。この中には、60歳定年後も正行員として部店長や次長などを務める「ポスト職」の再雇用者50人も含む。同行は長期経営計画に基づいて地域社会の成長と発展に貢献するため、従業員の「総活躍」を重視。全行員一律のベースアップに加えてベテラン層の処遇向上に取り組み、賃金カーブも適正化する。

給与・賞与水準の引き上げ幅は、平均10.7％、最大21.5％。担当業務により賃金に差がつくため、対象者には融資・預かり資産営業と内部事務の2業務を改めて選択してもらう。

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掲載元：https://www.nikkinonline.com/article/207312