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住信SBIネット銀、代理店で地方攻略 地場の不動産業者を開拓


住信SBIネット銀の看板を掲げるFC代理店(新宿ローンプラザ)

住信SBIネット銀行は「FC代理店」を住宅ローンにおける地方攻略の鍵として全国に拡大している。同行の看板を掲げる代理店が、銀行本体では手が届かない地場の不動産業者を開拓し、業者からの紹介による住宅ローン契約の獲得を狙う。2024年9月末時点で50カ店のFC代理店を約200カ店に増やす方針を掲げる。

年間1兆円以上の実行額を誇る同行の住宅ローンは、案件の大半が都市部に集中している。不動産デベロッパーや販売会社から住宅ローン契約者の紹介を受ける提携ローンが主流で、さらなるシェア拡大には地方の不動産業者との提携が不可欠となるが、地方展開はコストが見合わず「都市部の大企業への営業で手いっぱい」(MGP営業企画部)という課題を抱える。

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