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日銀、物価上振れリスク言及相次ぐ 再利上げの1月会合で
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日本銀行は2月3日、0.5%程度への再利上げを決めた前回(1月23、24日開催)の金融政策決定会合の「主な意見」を公表し、物価の上振れリスクに目を向ける意見が相次いでいたことを明らかにした。再利上げ後の政策スタンスについても、段階的な利上げ姿勢を崩さない政策委員が多数を占めていることも分かった。
ある委員は日銀の展望レポートの経済・物価見通しに基づき、「オントラック(想定通り)で推移するなか、インフレ上振れリスクが膨らんでおり、金融緩和度合いを適時・段階的に調整していくことが適当」と強調した。
別の意見では、価格転嫁の一段の進展や円安進行で「物価が上振れる可能性もある」と懸念。不動産などに対する投資家の価格上昇期待の高まりといった「金融の過熱」を避ける観点から、「金融緩和度合いの調整を行うことも必要」と訴えた。
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