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きらぼし銀、東京圏外で新興支援 名古屋に足がかり
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きらぼし銀行は、営業基盤である東京圏を超えた新興企業支援に挑んでいる。2024年10月にソフトバンクの子会社が名古屋市内に開業したスタートアップ企業育成拠点「ステーションAi」に東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)として加入。月数回の頻度で東京の本部から担当者を派遣している。同拠点を足がかりに、今まで支援してきたスタートアップ企業の売り上げ拡大を目指すほか、中部地方でベンチャー企業との関係構築を図る。
同行は今後3年で、名古屋などに拠点を置く新興企業の東京進出支援やイベント企画などで10件超の成果をあげたいとしている。SS部の星義明部長は「(東京で)取引があるスタートアップは、きらぼし銀行を通じて効率的に販路を拡大できる」と名古屋進出の意義を語る。製造業分野でカーボンニュートラルを支援する商品へのニーズが高まっているとみて、マッチングの機会をうかがう。
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