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飯能信金、DX戦略で庫内外改革 チャネル拡充や人財育成
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飯能信用金庫(埼玉県、松下寿夫理事長)は、6月に策定したDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略に基づき、顧客向けと信金内のDXに取り組んでいる。人工知能(AI)を使ったデータ分析や業務効率化の検討に加え、それらを担うDX支援人財を育成。下期中にもグループウェアを更改する。
DX戦略は、2023年度からの3カ年中期経営計画を土台に、デジタルとフェース・ツー・フェースの最適な組み合わせを通じた業務・経営改革を行い、質の高い課題解決で地域貢献するのが狙い。
顧客目線の利便性を追求する「デジタルチャネルの拡充」、業務プロセスの革新・生産性を高める「業務効率化」、DX推進の基盤確立と実践的なDX人財の育成活躍に向けた「人財育成・体制整備」が3本柱。
主導するのは、4月新設の理事長直轄組織のデジタル戦略室(職員3人)。前田義祥室長は、経営戦略室・人財戦略室の室長も兼務し、組織横断で改革に取り組んでいる。
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