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みずほ銀浜松町法人第一部、新興取引200社超に リスクテイクし融資増
みずほ銀行浜松町法人第一部(手嶋高史執行役員・部長=行員42人うち渉外19人)は、スタートアップ発掘に力を入れる。専担者1人と既存顧客担当を兼任する4人が新規開拓を展開。雑誌やネットニュースから興味のある先を探し、口座の有無やベンチャーキャピタル(VC)の出資状況をみながらアプローチ。2024年度に取引先は50社増え、現在約200社まで広がった。
営業店がシード・アーリー期のスタートアップを発掘し、(1)AI(人工知能)やデータサイエンスなどの先端業種(2)新規株式公開(IPO)またはM&A(合併・買収)の意向がある――といった条件を満たせば、本部と連携して成長を支援する体制だ。まずは情報提供から始まり、ときにはリスクをとって融資する。手嶋部長は「スタートアップは必ず勝負に出る時があり、借り入れの相談をされる」と話す。「そこでどれだけ支援できるかが、将来の『バンクフォーメーション』を決める」。
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