
銀行・大手信金、増える〝親〟向けアピール 内定辞退防止へ3割実施

銀行・大手信用金庫(7月末預金量上位50)の3割が内定(内々定)者の「親」と接触機会を設けていることが分かった。Z世代の就活生は、企業を選ぶ際の相談相手として親の存在感が高く、親に安心感を持ってもらうことが重要になっているためだ。保護者向けの説明会「オヤオリ」や入行式などへの招待、手紙の送付などを通じ、内定者の家族に自社を理解してもらい、内定辞退防止につなげる。
【関連記事】主要154機関25年春の新卒内定者 計1万3945人で12%増
ニッキンが156先にアンケートし、49先が親との接点確保(予定含む)に取り組んでいると回答した。接点作りの方法(単一回答)で最も多かったのは「実家に手紙などを送っている」で、北海道銀行や群馬銀行、福井銀行、宮崎銀行、京都中央信用金庫など28先。朝日信用金庫は内定者懇親会の集合写真、ミニディスクロージャー誌も添えている。
ここから先は
582字
/
1画像
¥ 330
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?