金融庁、口座不正利用対策を調査 システム対応など確認
金融庁は、預貯金口座の不正利用対策について金融機関向け調査を行う。全ての預金取扱金融機関が対象となる見通し。2025年1月以降にアンケートを発出する。進捗状況や今後のシステム対応の計画などを確認する。一回限りの調査ではなく、複数回実施する可能性が高い。調査結果はレポート形式で公表される見通し。
同庁と警察庁は8月、金融業界団体などに対し、法人口座を含む預貯金口座の不正利用防止に向けて、対策強化を求める要請文を出した。要請文には、インターネットバンキングなど非対面取引の普及を踏まえ「規模・立地によらず対応が必要」と明記。金融庁関係者は「狙われるという意味では(業態を問わず)どこも同じ」と警鐘を鳴らす。
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