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加藤財務相兼金融相、「再発防止策、適切に実行」 三菱UFJ銀の貸金庫窃取事案で


三菱UFJ銀行の元行員が支店貸金庫から金品を窃取した事案について、同行から報告徴求を踏まえた報告書が金融庁に提出されたことを受け、加藤勝信財務相兼金融担当相は1月17日の閣議後大臣会見で、「十分な再発防止策が適切に実行されるよう、しっかりモニタリングしていきたい」と話した。

提出された報告書については、金融庁が「発生原因分析が適切に行われているか、再発防止策が実効性を含め十分な内容になっているかなど、内容を精査している」と述べた。元行員の逮捕に対しては、「大変遺憾だ」と強調した。

また、金融庁として、マネー・ロンダリング対策への対応などを念頭に、金融機関の貸金庫ビジネスのあり方について検討していく考えを示した。検討方法に関しては、「(同庁が銀行に対して)実際にどのような形で運営がなされているのかなど、チェックすることも当然あるだろう」と述べた。

掲載元:https://www.nikkinonline.com/article/243913

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