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じゅうだん会、AI活用ノウハウ共有 八十二銀モデルなど


地銀共同システム「じゅうだん会」(山形銀行、筑波銀行、武蔵野銀行、八十二銀行、阿波銀行、宮崎銀行、琉球銀行)は、人工知能(AI)の利活用の共有化に今年度から本格的に取り組む。

これまでに、八十二銀システム部に4行の担当者が出向しており、各行におけるAI活用を検討。じゅうだん会では今後、八十二銀がすでに開発・活用しているモデルとともに、各行で取り組んでいるAI活用の分野やそのノウハウ、知見を共有し、具体的な業務で生かしていく考え。

じゅうだん会は、八十二銀のシステムをもとに各行共通のニーズを組み込んだ「共同版システム」を八十二銀が開発。基幹系、融資分散系、情報系、営業店端末などを範囲としている。特に、八十二銀が法個人の取引などのデータを一元管理している「データウェアハウス(DWH)」をじゅうだん会各行も導入。八十二銀ではDWHとAI構築のプラットフォーム「DateRobot」によりAIモデルを内製化。マーケティングや与信管理、オンラインレンディングなど約30モデルを開発、活用しており、これらを参加行に提供していく。

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