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北都銀と荘内銀、支店に「営業部」設置 統合後の効果拡大


フィデアホールディグス(HD)傘下の北都銀行と荘内銀行は、店舗統廃合を踏まえた効果的な営業体制の構築を進める。両行は、営業店内に営業各部(第一~第三部)を新設。店内の指揮系統を細分化し、マネジメントカを向上させる。同時に、複雑化していた渉外係の担当先を整理し、店舗運営の効率化を目指す。

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統廃合に伴う人員集約により、支店長一人が管理するべき行員数が拡大し、行員の担当エリアが重複して訪問が非効率となっていたため。取引先数の多い主要店舗に部制を設けることで、役席者の増員による支店長の負荷軽減と、訪問エリアの見直しを図る。

7月から順次進めており、10月末までに計4部店への部制導入を完了させる。対象は、両行の本店営業部と北都銀の横手支店、荘内銀の酒田中央支店。渉外業務を母店に集約させ、店内に部制を敷く。各行の本店営業部は3部、その他は2部制とした。

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