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信金界、女性渉外の育成急ぐ 活躍拡大へ研修・交流
信用金庫業界は、女性渉外担当者の育成を急ぐ。投資信託をはじめとした個人営業に限らず、事業性融資や本業支援などの業務を担える人材を育てている。信金中央金庫も、その後押しに向けた取り組みを強化。1月14日には埼玉県信用金庫と城南信用金庫の女性渉外担当者の合同研修を開き、近く、ほかの都内信金を対象とした研修も予定する。
従来、女性職員は内勤など限定的な業務を担うことが少なくなかった。ただ、近年では女性活躍に向けた施策が進んでおり「今後数年で、入庫以来、渉外係として幅広い業務に携わってきた(女性)職員が課長職などになるケースが増え始める」(大手信金)という重要な局面を迎える。各信金は女性渉外担当がより活躍できる環境の整備を進める。
埼玉県信金は、営業推進部の女性担当者が、営業店の女性職員の悩み相談や外訪時の同行訪問などを担うことで、職員の不安解消に注力する。城南信金は2024年度から、全7回の「女性渉外リーダー育成研修会」を展開。女性役席者のロールモデル構築に本腰を入れる。
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