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十八親和銀、法人ローンセンター4カ月で2億7000万円実行 行内公募の女性活躍
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十八親和銀行は、4月に新設した中小企業向けのローンセンターで実績を伸ばしている。電話やメールでの非対面推進を軸に、9月末までの実行額は2億7000万円を超えた。行内公募で融資担当に就いた女性行員ら若手を中心に、取引拡大へ貢献している。
「法人ビジネスサポートセンター」(平野晃一センター長)は6月から営業活動を開始。長崎市や周辺の中小企業1200先を対象に、融資提案から契約まで一貫して手掛ける。
派遣社員(4人)が1日約70先に架電し、資金需要を定期的にリサーチ。案件発生の都度、行員にトスアップし、具体的な資金相談に応じる。また潜在ニーズを掘り起こすため、役席者が通話記録を確認するほか、毎営業日の案件会議で情報を共有する。
本格稼働から4カ月で、信用保証協会付き融資を中心に47件・2億7300万円を実行した。目を引くのは4人の女性行員ら若手の活躍だ。それまで4人は支店勤務だったが、行内のキャリア公募で融資担当に転じた。現在は営業と事務支援の2班に分かれ、取引拡大に力を注ぐ。
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