#OL #休日 #39
薄給OL、有給を消化せねばならず、ポンッと休みが降ってきたため韓国へ。
KBO(Korean Baseball Organization)の韓国シリーズは渡韓前日に終わってしまったので(起亜タイガース、優勝おめでとうございます!)ガチンコノープランのあてどない旅でした。
以前チェジュ航空に乗ったとき、飛行機のぬいぐるみかわいいな〜と思っていたので、初めて機内販売を利用。ドキドキチー牛ボイスで「チョギヨ…これ(飛行機のぬいぐるみ)と、これ(透明の石鹸の中に小さな飛行機が閉じ込められているやつ)を1つずつプリーズ…」とCAさんにお願いすると、ぬいぐるみは在庫があったので購入することができた。残念ながら石鹸はなかった。そうだよな。謎の石鹸だし、誰も買わないだろうよ。
食に興味がないテメーでございますが、たまには旅先でしか食べられないものを…ということで、市場の中にあるポシンタン(犬鍋です。苦手な方すみません)屋に入りました。前は日本の中国東北料理で提供されていたようなのですが、現在は見つけられず。韓国でも犬食禁止法が施行されるので、ポシンタンが食べられるのは2027年までのようです。
当方が入ったお店は、オモニが1人でやっている地元の人向けのお店のようで、謎の日本人バックパッカーの出現により混乱を招いてしまい、日本語を話せる近所のオモニが助っ人として召喚されてしまった。助っ人オモニがメインオモニのお手伝いをしつつ、当方の通訳をしてくださることに。助っ人オモニは旦那さんが日本人で、京都に住んでいたことがあったと言ってた。現地の言葉が話せない人間の海外旅行は、その国の人のご厚意によって成り立っているところが大いにある。ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございません。
「なぜポシンタンを食べようと思ったの?」「前に日本人の男の子2人がこのお店に来たけど、そのレビューを見て来たの?」など質問攻めに合う。そうだよな。怪しいよな。NAVERマップを見ていたら、近くにポシンタン屋の赤いポッチが表示されたので来た。ただそれだけなのです。
韓国料理屋さんは日本と勝手が違うところがあって、1人で来店しても注文できるのは2人前からだったり、付け合わせやお酒がセルフサービスだったりする。助っ人オモニが召喚された時点でお店に迷惑をかけているのがわかっていたので、いたたまれなさがMAXになって、とにかくアルコールを体内に入れねば…と思い、種類も確認せず冷蔵庫から焼酎を鷲掴みにして席に戻る。身を潜めて静かに焼酎をガブ飲みしていると、隣の席にいたリーマン軍団のおぢや、近くの席にいたご夫婦の旦那さんがお世話をしてくれて、付け合わせのキムチやご飯を持って来てくだすった。あゝ、カムサハムニダ五体投地…。
すると、リーマン軍団のおぢが「私たちもポシンタンを食べるので、よろしければ一緒にどうですか?」と誘ってくださるではありませんか! おぢのありがたいお言葉に甘えて、リーマン軍団に混ぜていただくことに。しかも、最終的にご馳走していただいてしまった。あゝ、カムサハムニダ五体投地…。
気持ちのいい話はここまでで、おぢはヤリモクだった説がある。
リーマン軍団のメンバーを交えて話すときは翻訳アプリを介して会話するのに、「このあとはホテルへ帰るの?」「もう一軒行きましょう」みたいな話をするときはカトクを送ってきた(泥酔していたので、不用意にカトクを交換してしまった)。
大変お世話になったのでお礼に一発?とも思ったが、なんかこれはヤベーかも、という勘が働いたので、「今日は友人のところに泊まります(友達などいない)。これから友人が車で迎えに来るので(誰も来ない)、もし日本に来ることがあったらお礼をさせてください。今日は本当にありがとうございました」とかなんとか適当なパチをこいて撒いちゃった。その後も「迎えに来るのは彼氏? そうじゃないなら友達も一緒に飲もうよ」と粘られたが、文化の違いなのかヤリモクなのか判断がつかず。親切心でしたら本当にミアネヨ。ヤリモクでしたらそれはそれで金をドブに捨てさせることになってしまいミアネヨ。あと、韓国人の彼氏に会いに来る女性はたぶんクソデカバックパック背負ってないと思う。
肝心のポシンタンですが、特にクセはなく、ぷるぷるコラーゲンたっぷりのヘルシーっぽい肉でした。というか、エゴマの味がガッツリしみてて、素材の味はほとんどわからなかった。
という、犬鍋をタダ食いした話でした♪
続きはまた書きます。