
東山魁夷と風景画の旅@福田美術館
今年初の展覧会は京都。
京都は何度も訪れたことがあるが、嵐山は初めて。京都から電車で15分ほどで、意外と近かった。
これがニュースでよく見る渡月橋だあと思わず写真を撮った。
しかし平日だというのにけっこうな人。外国人も多い。休日はすごいことになっていそう。

福田美術館はその渡月橋の近くに。

第一展示室は東山魁夷以外の風景画。
モネがあった。絵画に惹かれたきっかけがモネだ。久しぶりに観たけれどやっぱり好きだなあ。これまでけっこう観てきたので今やっているモネ展も観ていないのだけど、やっぱり観に行くべきかと迷う。


最近知って好きになったユトリロもあった。ユトリロ展も行けてなくて、今年秋の展覧会を狙っている。

この展示室の中で一番だったのは下村観山が描いたロンドン。黒だけでしかも外国。それこそ黒が何種類も存在していた。

続いて第二展示室へ。東山魁夷はちゃんと観たことがなく、思い浮かぶのは青と緑。きれいすぎて少し怖いイメージを持っていた。じっくりよくよく観てみると、吸い込まれるようなきれいな青と緑で、怖さはまったく感じなかった。イメージが払しょくできたことは大きな収穫である。
やはり水面に見入った。


暖色系の作品もよかった。

本当は1月半ばまでの若冲の展覧会に行きたかったのだけど、どうしても都合が合わず。
さらに訪れた日は祝日の翌日で、美術館はどこも休館だった。
何が展示されているか詳しく調べず、「これが観たい」というのがあったわけではなかったけれど、それでも十分楽しめるね!とうれしくなった。