資産形成の備忘メモ ~三井物産&豊田通商の決算発表@21年3月期〜
今週、豊田通商および三井物産が決算発表を行いました。それぞれについてかんたんにマトメておきます!
豊田通商
下記のURLに記載の通り、減収減益となっておりますが、売上:6,076億円(前期比対比:▲322億円)、当期純利益1,346億円:(前期比対比:▲9億円)でした。
コロナ禍の影響を通年でうけていた1年間でしたが、それでもコロナ禍が本格化する前の決算期と比較して、当期純利益はしっかりと確保できたと言えます。
また、21年3月期の配当は112円ですが、22年3月期の配当(予想)を120円として発表しており、この1年間の収益確保に一定の自信があることが伺えます。
三井物産
下記URLに記載の通り、減収減益となり、売上:8兆102億円(前期比対比:▲4,739億円)、当期純利益3,503億円:(前期比対比:▲610億円)でした。
しかし、直近のIFISコンセンサスを12%上回る水準だった利益であったこともあり、決算発表後の30日内の取引で株価が伸長としています。
21年3月期見合いの配当が5円増加(年間80円→年間85円に増加)しただけでなく、22年3月期の配当予想を90円として発表しています。
また、同日の発表にて自社株式の追加購入を発表しており(※3月から自社株買いを行っていた)、GW期間あけの株価の動きにも注目が集まっています。