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兜町界隈、最強パワースポット「小網神社」

1月4日(月)、2021年の大発会は寄り付き直後こそ、堅調スタートでしたが、間もなく下げに転じました。新型コロナウイルスの拡大を受けて「政府が緊急事態宣言の発令を検討」などと伝わり始めると、一時は下げ幅が400円を超える場面も。午前11時からの菅総理大臣の会見を横目に睨みながら、ある程度は落ち着きを取り戻し、結局185円79銭(0.7%)安の2万7258円38銭で取引を終えました。

昼過ぎからは証券大手3社トップと証券業協会会長の年頭会見(オンライン)がありました。例えば、野村ホールディングスの奥田健太郎グループ最高経営責任者は記者の質問に答え「市場の注目点はどのような内容の緊急事態宣言がどのような期間で出るかだ」などと話していました。この後の海外勢などの出方には警戒感はあるものの、ある大手証券の情報担当者は「年末にかけて強烈に上がった分に対して少し利益確定売りが出ているだけ。強い基調自体にはまったく変化はない」と強気です。少なくても今日一日の動きを見る限りでは、僕自身もそう感じました。

さて、いつもならば先ほど述べた年頭会見みたいなことも、都内のホテルで大臣を迎えて年頭ご挨拶会みたいな雰囲気で行われます。そこから水天宮にお参りしたり、あちこちの年賀にちょろっと顔を出したりするのが常ですが、今年はこういう情勢で会見もオンライン。やはりいつもとは違います。で、寒いので無理しない程度に茅場町界隈のパワースポットにお参りしようと考えまして、日本橋の小網神社に出向いたのです。東京証券取引所から歩いて5-6分です。前にも書きましたが、東証のすぐ裏の兜神社は本当に小さなこじんまりした神社。2-3分歩いた場所にある日枝神社は趣があってそこそこの人が訪れているようではありますが、「小網神社はこのあたりを代表するパワースポットだ」と、証券界のベテランから昔教えてもらった場所です。

まあびっくりです!1月4日の午後3時半くらいですが、ちょっとここに写真を掲載するのもはばかられるくらいの長蛇の列。「ここが最後尾です」の看板を持っているお姉さんに聞くと「大体30分待ちくらいでしょうか?」というので、遠目にみて退散することにしました。“密”にも抵抗はありますが、この寒い中並ぶ気がしません。僕は。

どうしてここまで人が集まるのか。正式な小網神社の紹介はHPで見ることができますし、「いかに最強のパワースポットか?」はインターネットで検索するといくらでも個人のブログなどが出てきます。僕自身が昔、近所の食堂で聞いたことがあるのは「太平洋戦争のときに、小網神社にお参りした人は全員が生きて戻ってきた」という話です。コロナやら緊急事態宣言やら落ち着かない年の初め。新年のお参りも自由にはままならないところが目立ちます。しかし、何かに願いを託したいという気持ちも強いのでしょうか?並んでいたみなさん、風邪などひかぬようにご自愛ください。

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