世界の経営トップと新常態の経営を討論~第23回日経フォーラム 世界経営者会議~今年の祭典の見どころを紹介します(割引コードあり)
日本経済新聞社主催で毎年秋に開催される、国際ビジネスイベント【日経フォーラム 世界経営者会議】が、今年も11月9日(火)-10日(水)の2日間に開催されます。世界の著名な経営者が問題意識を共有し、経営理念や企業戦略などを語り合います。
■テーマ:「世界経済再興と新常態の経営」
コロナで打撃を受けた世界経済はワクチン接種の広がりなどを背景に、米中がけん引する形で回復基調をたどり始めました。ただ正常化には程遠く、未曾有のパンデミックがもたらした新たな日常で手探りの経営が続きます。企業は次の成長に向け、どのような戦略を描けば良いのでしょうか。コロナで変質した働き方や消費行動は企業経営にどのような影響をもたらすのでしょうか。日本、米国、欧州、アジアの著名経営者らが熱い議論を交わします。
■登壇者
・コリン・アングル アイロボット 会長兼CEO
・林礼子 BofA証券副社長
・ロバート・ヘイル バリューアクト・キャピタル パートナー
・マイク・ヘンリー BHPグループ CEO
・大山健太郎 アイリスグループ 会長
・山口明夫 日本IBM 社長
・斎藤明日美 Waffle 共同創業者
・魚谷雅彦 資生堂社長
・森俊哉 KPMGジャパン チェアマン
・坊垣佳奈 マクアケ 共同創業者
・アミン・ナセル サウジアラムコ CEO
・北尾裕一 クボタ 社長
・ヨウコ・カルヴィネン フィンエアー 会長
・一條和生 IMD 教授
・ジャン‐フランソワ・マンゾーニ IMD 学長
・シャンタヌ・ナラヤン アドビ 会長・社長兼CEO
・奥山真司 グーグル日本法人 代表
・ブレット・テイラー セールスフォース 社長兼COO
・南場智子 ディー・エヌ・エー 会長
・山田進太郎 メルカリ 社長兼CEO
・久能祐⼦ 連続起業家 フェニクシー 創業者
・クリストフ・ウェバー 武田薬品工業 社長
・小巻亜矢 サンリオエンターテイメント 社長
・金炫奭(キム・ヒョンソク)サムスン電子 社長兼CEO
・チャールズ・レイク アフラック生命保険 会長
・ドミニク・テュルパン IMD 教授
・竹内弘高 ハーバード・ビジネス・スクール 教授
(※登壇日程順)
■セッション
・11月9日(火) 9:05-9:50
コリン・アングル アイロボット 会長兼CEO
林礼子 BofA証券副社長
本業のビジネスが社会貢献にもつながるという新しいビジネスの動きが出てきています。金融業界ではグリーンボンドを手掛けるバンク・オブ・アメリカがよく知られていますし、アイロボットは福島第一原発処理現場の作業用ロボット派遣の実績があり、介護ロボットへの参入計画もあるようです。ビジネス上の利益にもつながる社会貢献事業はどうすれば実現できるのか、コリン・アングル氏と林礼子氏をお招きして伺います。
・11月9日(火) 10:00-10:30
ロバート・ヘイル バリューアクト・キャピタル パートナー
バリューアクト・キャピタルは、投資先に建設的に改革を促し、例えばマイクロソフトやオリンパスといった企業を低迷期から回復させ成功に導いたことで知られています。オリンパスやJSRの社外取締役も務めるロバート・ヘイル氏に、日本企業が生き延びるための改革と成長戦略について伺います。
・11月9日(火) 10:40-11:10
マイク・ヘンリー BHPグループ CEO
今まさに逆風が吹く業界で、石油・石炭事業などをすでに売却したオーストラリアの鉄鉱石会社BHPから、マイク・ヘンリー氏に登壇していただきます。石炭燃料から脱却し、どのように温暖化対策・脱炭素・再生可能エネルギーなどの課題に取り組むのか伺います。COP26開催期間中の登壇になり、注目されます。
・11月9日(火) 11:20-11:50
大山健太郎 アイリスグループ 会長
コロナ禍でも「海外市場を開拓しなければならない」と、そのために必要な海外向け人材の育成や、生産拠点の海外進出などに、積極的に取り組んでいるアイリスグループ会長の大山健太郎氏に登壇していただき、今後の海外展開とその市場の現状についてお話を伺います。
・11月9日(火) 13:30-14:15
山口明夫 日本IBM 社長
斎藤明日美 Waffle 共同創業者
女子学生に対するIT教育を行うWaffle創業者の斎藤明日美氏と、ダイバーシティー推進に積極的なことで知られる日本IBM社長の山口明夫氏に、理系のジャンルでも活躍できる女性をどのように育て、どのようにキャリアアップしていってもらい、日本企業における女性活躍の比率を上げていくのか、トークしていただきます。
・11月9日(火) 14:25-14:55
魚谷雅彦 資生堂社長
今年は様々なニュース報道があった資生堂ですが、中でもブランド「ツバキ(TSUBAKI)」を売却しスキンケアのハイブランドを目指す、という事業選択は、大きな注目を集めました。コロナ禍の今、なぜそのような決断をしたのか、その決断の意味は何なのか、資生堂社長の魚谷雅彦氏に伺います。
・11月9日(火) 14:55-15:25
森俊哉 KPMGジャパン チェアマン
様々な企業に対して広く調査アンケートを行うKPMGジャパンは、先日、「日本企業がM&Aに積極的になってきている」「次の成長に向けてM&Aがステップアップの手段の選択肢になってきている」という調査結果を公表しました。コロナ禍で日本企業が成長していくための手法について、森俊哉氏にお話いただきます。
・11月9日(火) 15:55-16:25
坊垣佳奈 マクアケ 共同創業者
2013年の創業以来、企業コラボなども積極的に行い、今後の成長もまだまだ期待されるマクアケからは坊垣佳奈氏が登壇します。サプライサイドの一方的な視点から大量生産するという考え方を脱却し、消費者のほしいものを調査によって引き出しものづくりにつなげる、新たなものづくりビジネスのモデルについてお話しいただきます。
・11月9日(火) 16:35-17:05
アミン・ナセル サウジアラムコ CEO
サウジアラムコはアップルとも並ぶ世界最大級の時価総額を誇る会社ですが、世界的な「脱石油」の流れの背景で厳しい状況にもなっています。CO2を出さないアンモニア関連のビジネスなどにもすでに進出し、改革をしている最中にあり、将来に向けてどのような展望をもっているのかなど、アミン・ナセル氏に伺います。
・11月9日(火) 17:15-17:45
北尾裕一 クボタ 社長
クボタは社会インフラには欠かせない農機メーカーとして、世界でも大きな成功を収めている会社です。北尾裕一氏には、昨今のSDGsの動きに伴い、持続可能な農業をどう支えていくのか、どう発展させていくのか、AIや最新のITテクノロジーなどの最先端の技術についても盛り込みながらお話いただきます。
・11月9日(火) 17:55-18:25
ヨウコ・カルヴィネン フィンエアー 会長
コロナ禍で非常に厳しい状況の旅行業界において、どのようにポストコロナでの舵取りをしていけばいいのか、フィンエアー会長のヨウコ・カルヴィネン氏に伺います。日本からヨーロッパに行くならば一番近いと言われているフィンエアーが、日本のマーケットについての今後をどう考えているのか、ご注目ください。
・11月9日(火) 18:35-19:05
一條和生 IMD 教授
ジャン‐フランソワ・マンゾーニ IMD 学長
世界経営者会議の主催者でもあるIMDから学長のジャン‐フランソワ・マンゾーニ氏と、IMDで教授を務めている一條和生氏が登場します。世界的な潮流となっている脱炭素への取り組みを巡る欧米企業と日本企業の違いについて解説していただきます。
・11月10日(水) 9:00-9:30
シャンタヌ・ナラヤン アドビ 会長・社長兼CEO
90年代以降、Acrobat ReaderやPhotoshopなどのソフトで、移り変わりの激しい業界にもかかわらず支持され続けているアドビは、長寿企業としてこの30年をどう生き抜いてきたのか、CEOのシャンタヌ・ナラヤン氏に非常に気になるところを伺います。
・11月10日(水) 9:40-10:10
奥山真司 グーグル日本法人 代表
今年ちょうど20周年を迎えるグーグル日本法人。代表の奥山真司氏はP&Gやグリコで長年マーケターをされていた経験があります。20歳のグーグル日本法人がどのようなビジョンをもち、デジタルによる恩恵をユーザに広げていくのか、お話しいただきます。
・11月10日(水) 10:20-10:50
ブレット・テイラー セールスフォース 社長兼COO
営業支援のデジタル面でのサポートをしてくれる会社、セールスフォースの社長兼COOのブレット・テイラー氏は、Facebook時代に「いいね」ボタンを作ったエンジニアとしても非常に有名な方です。今後のテクノロジー業界がどのような方向に進んでいくのか、テクノロジー業界を生き残る手法を伺います。
・11月10日(水) 11:00-12:15
南場智子 ディー・エヌ・エー 会長
別府泰典 mish 社長、福沢悠月 マチルダ COO、橋本舜 ベースフード CEO
経団連副会長に就任された南場智子氏は、世界経営者会議2年ぶりの登場です。過去の登壇で「自分の会社で育てた優秀な人材は抱えこまずに起業を促して外に出て行ってもらう」とお話しされていたので、今回は実際にディー・エヌ・エー から起業家となった3名の方をお呼びして、どうすればそのような人材が育つのか、育てられた側からの視点も交えてお話しいただきます。
・11月10日(水) 13:15-14:00
山田進太郎 メルカリ 社長兼CEO
久能祐⼦ 連続起業家 フェニクシー 創業者
フェニクシーの久能祐⼦氏はアメリカで最も成功した女性の1人として知られる方です。アメリカでの事業成功も視野に入れている山田進太郎氏と、起業家を育てるために必要な環境などについて、「日米起業家トーク」を展開していただきます。
・11月10日(水) 14:00-14:45
クリストフ・ウェバー 武田薬品工業 社長
魚谷雅彦 資生堂社長
日本を代表するグローバル企業2社のトップ、武田薬品工業社長のクリストフ・ウェバー氏と資生堂社長の魚谷雅彦氏にトークしていただく大変貴重な機会です。経営、パーパス、ダイバーシティーなど様々な面において共通する部分がありながらも、独自性のある経営をされているお2人に話を伺います。
・11月10日(水) 15:05-15:35
小巻亜矢 サンリオエンターテイメント 社長
小巻亜矢氏は、従来型の「力で引っ張る」リーダーシップではなく、「後ろから背中を押す」タイプの新しいリーダーシップを発揮した方として知られています。これからのリーダーシップについて、さらに女性の活躍推進などについても伺います。
・11月10日(水) 16:15-16:45
金炫奭(キム・ヒョンソク)サムスン電子 社長兼CEO
サムスン電子には3人のCEOがいますが、今回ご登壇いただく金炫奭氏は家電担当のCEOです。最先端の家電によって人々の生活はどのように変わるのかお話いただきます。
・11月10日(水) 16:55-17:25
チャールズ・レイク アフラック生命保険 会長
日本で教育を受け、日本語も英語も堪能なチャールズ・レイク氏には、「新常態とステークホルダー資本主義」をテーマに話を伺います。日本の経営者にとって、非常に興味深い視点からの経営論の話になりますので、ご期待ください。
・11月10日(水) 17:35-18:35
ドミニク・テュルパン IMD 教授
竹内弘高 ハーバード・ビジネス・スクール 教授
世界経営者会議ではお馴染みのドミニク・テュルパン教授と竹内弘高教授に、最後に議論の総括をしていただきます。
■特別セッション
特別セッションは、「来場パス」ご購入の方のみご参加いただけるセッションです。本編で行われるセッションに対し、登壇者の皆様には「本音トーク」をお願いしています。来場者のみが聞ける「ここでしか聞けない内容」になりますので、ぜひ楽しみにしていてください。
・11月9日(火) 11:50-12:20
大山健太郎 アイリスグループ 会長
中村直文 日本経済新聞社 編集委員
・11月10日(水) 15:35-16:05
小巻亜矢 サンリオエンターテイメント 社長
大岩佐和子 日本経済新聞社 編集委員
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