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「逆風に挑む創造力」とは~第24回日経フォーラム 世界経営者会議~今年の祭典の見どころを紹介します(割引コードあり)

日本経済新聞社主催で毎年秋に開催される、国際ビジネスイベント【日経フォーラム 世界経営者会議】が、今年も11月8日(火)-9日(水)の2日間に開催されます。世界の著名な経営者が経営理念や企業戦略などを語り合います。

毎年秋に東京都内で開く世界経営者会議は、日本経済新聞社が主催する国際ビジネスイベントの最高峰です。

■テーマ:「逆風に挑む創造力」

新型コロナウイルスによる地球規模の混乱に拍車を掛けるようにロシアによるウクライナ侵攻が勃発し、世界経済はかつてないほどの不透明感に包まれています。サプライチェーンの分断、気候変動問題などに加え、資源・食糧価格の高騰に端を発したインフレ加速など、企業が対処すべき課題は山積しています。こうした逆風下でもそれを好機ととらえて成長を続けるために、企業はどのような戦略を描き、実行していけばよいのでしょうか。各業界の第一線で活躍する著名経営者らが熱い議論を交わします。

■登壇者

■セッション

・11月8日(火) 9:05-9:35

吉田憲一郎 ソニーグループ 代表執行役 会長 兼 社長 CEO

トップバッターは、ソニーグループ代表執行役会長兼社長CEOの吉田氏が務めます。ソニーグループでは、掲げているパーパス(存在意義)「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」が社内に浸透し、多くの従業員に支持されています。そこで吉田氏には、「感動を与える経営とは何か」を始め、特に力を入れている「モビリティ」と「エンタテインメント」についてお話しいただきます。

・11月8日(火) 9:45-10:15


渡辺創太 ステイクテクノロジーズ CEO

Web3(ウエブスリー)をけん引するステイクテクノロジーズはシンガポールを拠点とし、グローバルに事業を展開しており、登壇するCEOの渡辺創太氏は、出張先の米サンフランシスコからの出演となります。本セッションでは「Web3で世の中がどう変わるのか」「DAO(分散型自律組織)が広がるとなぜ会社が必要ではなくなるのか」などについて、議論していただきます。

・11月8日(火) 10:25-10:55

ジョン・リアディ リッポー・カラワチ CEO

インドネシア大手財閥リッポーグループの中核会社であるリッポー・カラワチは、不動産開発や病院経営など多くの事業を手掛けています。代表のジョン・リアディ氏はグループ創業者の孫にあたります。ジョン氏は東南アジアを中心に事業を展開しており、特に人口が増えているインドネシアは、今後さらに成長の余地があると話します。東南アジアにおける市場の現状と可能性について討論していただきます。

・11月8日(火) 11:05-11:35

タン・フイリン グラブ 共同創業者

2019年にも登壇されたタン・フイリン氏は、スムーズかつスマートなプレゼンテーションで注目を集めました。 グラブは東南アジアを代表する「スーパーアプリ」を運営していますが、市場が急激に成長し、競合も増えています。類似サービスが乱立して飽和状態にある中、タン氏はスーパーアプリにおける成長の種をどこに見ているのでしょうか。

・11月8日(火) 13:20-13:50

ヤロスワフ・クテロフスキー DeepL CEO

ドイツ発の人工知能(AI)I翻訳サービス「DeepL」に日々お世話になっているビジネスパーソンも少なくないのではないでしょうか。AI翻訳は開発に莫大な資金と高い技術力が必要ななか、どのようにして精度の高いサービスを生み出したのでしょうか。DeepL開発の裏側を聞きます。なお、ヤロスワフ氏はオンラインではなく会場にてプレゼンしていただきます。

・11月8日(火) 14:00-14:30

永守重信 日本電産 創業者 会長(CEO)

永守氏は今年、退任から1年ほどでCEOに復帰しました。後継者に席を譲ると考えていましたが、復帰の背景には退任後の業績伸び悩みや企業文化の希薄化などがあったといいます。今後は電気自動車(EV)の心臓部に力を入れ、売り上げ100兆円を目指します。本イベントに参加する参加者の約6割が経営者であることから、永守氏には「一代で財を築いた企業の後継者問題」についてディスカッションしていただきます。

・11月8日(火) 14:40-15:10

山口明夫 日本IBM 社長

日本IBMで社長を務める山口氏も前回に次ぐ登壇です。前回は「従業員の多様性」「理系女性の能力開発」について話していただきましたが、今回は「働きやすい会社」についてスポットを当てます。「働き方」は会社や従業員だけでなく、日本全体の大きな課題でもあります。「従業員の能力を引き出す方法」や「スキルの価値」などについて話を伺います。

・11月8日(火) 15:30-16:00

星野佳路 星野リゾート 代表

前回、星野氏には「人材を育てる」をテーマに話していただきました。今、星野氏が興味を持っているのは、マスよりも小さいが一定規模の市場を見込める「スモールマス」だそうです。星野リゾートでは、ペットも泊まれたり、EV愛好家向けだったりする施設づくりを検討しているといいます。スモールマス市場に向けた戦略について、お話ししていただきます。

・11月8日(火) 16:00-16:20

【特別セッション】
星野佳路 星野リゾート 代表

特別セッションは、「来場パス」ご購入の方のみご参加いただけるセッションです。本編で行われるセッションに対し、登壇者の皆様には「本音トーク」をお願いしています。来場者のみが聞ける「ここでしか聞けない内容」になりますので、ぜひ楽しみにしていてください。

・11月8日(火) 16:30-17:00

工藤幸四郎 旭化成 社長

登壇するのは今年、社長に就任した工藤幸四郎氏です。旭化成が今年5月に100周年を迎えたということから、プレゼンのテーマは「次の100年に向けて」です。特に、マテリアル事業、住宅事業、ヘルスケア事業を手掛けている同社が「ネット・ゼロカーボン社会の実現」について、どのような取り組みをするかについて語っていただきます。

・11月8日(火) 17:10-17:40

ジョン・マカラリーシー KPMGインターナショナル ESG統括グローバルヘッド

今まで多くのESG関連業務を手掛けてきたジョン・マカラリーシー氏は、環境問題や人権、社会貢献などのプロフェッショナルです。加えて、多様性や社会的公平性など社内人材の育成にも取り組んできました。本セッションでは環境対策はもちろん、人的資本戦略に対する考え方についてもご注目ください。

・11月9日(水) 9:00-9:30

ジョン・マーフィー ザ コカ・コーラ カンパニー プレジデント 兼 CFO

2日目のトップバッターを飾るのは、ザ コカ・コーラ カンパニーのジョン・マーフィー氏。1988年に国際内部監査員としてコカ・コーラでキャリアをスタートし、日本を含むアジア、東南アジアを担当していました。本セッションでは、さまざまな国と地域で働いた経験から、「多様な文化の中で企業価値を上げる方法」について話していただきます。

・11月9日(水) 9:40-10:10

ジョアン・クレボイセラ タペストリー CEO

服飾品・衣料の高級ブランド「コーチ」や「ケイト・スペード」などを展開するタペストリーのジョアン・クレボイセラ氏には、仕事も私生活を統合する「ワークライフインテグレーション」という考え方についてお話しいただきます。自宅にいたり子どもの傍にいたりしながら仕事をするという働き方が、従業員のポテンシャルにどのような影響を与えるのでしょうか。

・11月10日(水) 10:20-10:50

【特別セッション】

名和高司 一橋大学ビジネススクール 客員教授 京都先端科学大学 教授
森一夫 ジャーナリスト 元日本経済新聞社特別編集委員

2022年8月に逝去した京セラ創業者の稲盛和夫氏のメモリアルセッションを、稲盛氏とゆかりのあるお二方を招いて開催します。功績の振り返りに留まらず、課題を抱えている経営者のヒントになるであろう利他主義を据える「稲盛イズム」についても紐解きます。

※特別セッションは、「来場パス」ご購入の方のみご参加いただけるセッションです。本編で行われるセッションに対し、登壇者の皆様には「本音トーク」をお願いしています。来場者のみが聞ける「ここでしか聞けない内容」になりますので、ぜひ楽しみにしていてください。

・11月9日(水) 11:00-11:30

スティーブン・シュワルツマン ブラックストーン・グループ 会長 兼 CEO、共同創業者

世界有数の投資ファンドである ブラックストーン・グループのスティーブン・シュワルツマン氏は、「King of Capital」の異名でも知られています。世界的な経済危機、ロシアによるウクライナ侵攻、新型コロナウイルスなどの影響で、各国が景気後退に直面している中、企業がどのように生き延びるのかについてお話を伺います。

・11月9日(水)11:40-12:10

ジャニス・リー Viu CEO 兼 PCCWメディアグループ 社長

香港の通信大手PCCWが展開している動画配信サービス「Viu(ビュー)」は、「東南アジアのネットフリックス」と言われています。ジャニス・リー氏は、東南アジアのみならず、中東にも力を入れているといいます。多くの動画配信サービスがしのぎを削る中、同社はどのような事業展開を見据えているのでしょうか。詳しくお話をうかがいます。

・11月9日(水)13:30-14:20


守本正宏 FRONTEO 社長 兼 CEO
神保謙 慶應義塾大学 総合政策学部 教授

パネルディスカッションのテーマは、岸田文雄内閣が目玉政策のひとつに掲げている「経済安全保障」です。元自衛官でリスク管理のプロである守本正宏氏と安全保障の専門家である神保謙氏を招き、「経済安全保障は企業にとってリスクなのか、それとも成長の機会なのか」などについてディスカッションをします。

・11月9日(水) 14:30-15:00

アミン・ナセル サウジアラムコ 社長 兼 CEO

サウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラムコは、時価総額をアップルやJPモルガンなどとも競う世界的大企業のひとつです。前回に引き続き、アミン・ナセル氏に登壇していただきます。今回は、世界における石油生産の行く末や市場の課題、さらに今後の経営戦略について話していただきます。

・11月9日(水) 15:30-16:00

ピーター・バッカー 持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD) 代表

ピーター・バッカー氏はスイスのジュネーブを拠点に、2012年から10年間にわたって、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)をけん引しています。ピーター氏には、日本を含む世界の企業が持続可能な成長に向けて、脱炭素にどう取り組むべきかをディスカッションしていただきます。

・11月9日(水)16:10-16:40

クリスチャン・ムーメンターラー スイス・リー・グループ CEO

スイス・リー・グループは、保険や再保険、その他の保険リスク移転などの分野で世界をリードする大手再保険会社です。予測不能な世界の混乱に直面している中で、再保険市場に注目が集まっています。今の時代に求められる再保険とは?クリスチャン・ムーメンターラー氏に詳しく話していただきます。

・11月9日(水) 16:50-17:20

アニカ・ファルケングレン ロンバー・オディエ・グループ マネージング・パートナー

1796年、スイスに設立されたロンバー・オディエは、裕福層向けのプライベート・バンクです。グローバルに事業を行っており、世界各国にオフィスを構えています。プラスチックごみ問題を始め、さまざまな環境・エネルギー問題によって、価値観が見直されている中で、私たちは今、何に投資をすべきなのでしょうか。 ロンバー・オディエ・グループでマネージング・パートナーを務めるアニカ・ファルケングレン氏と考えます。

・11月9日(火) 17:30-18:00

【統括セッション】

竹内弘高 ハーバード・ビジネス・スクール 教授
ジャン‐フランソワ・マンゾーニ IMD 学長

受講者募集はすでに開始しています。全日程のライブ配信視聴にアーカイブビデオ配信視聴とNikkei Asia 購読(6カ月)が付いた「オンラインパス」と、オンラインパスの内容に加えて全日程の会場での受講(特別セッションを含む)が可能な100 席限定の「来場パス」をご用意しました。

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