見出し画像

電子版会員に目標宣言してもらいたいと思ったワケ

こんにちは、日経の島田です。電子版でコンテンツマーケティングやコミュニティ施策を担当しています。2024年も早くも1カ月が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしですか。

今回の記事では、最近始めた「目標宣言キャンペーン」という企画について、私やメンバーが考えてきたことを紹介してみたいと思います。このキャンペーン、実は過去のオンラインコミュニティ施策での気付きから生まれたものです。

■目標宣言キャンペーンとは

目標宣言キャンペーンとは、その名の通り、日経電子版の有料会員の方(無料体験期間の方を含む)に今年達成したい目標を「宣言」してもらうものです。宣言と言っても、どこかで大きな声で叫んでもらうものではなく、専用のフォームで文章を書いて応募してもらうものです。

電子版会員の方は仕事や就活、資格取得などなど、電子版を活用するうえで様々な目標や目的をお持ちかと思います。今年チャレンジしたいことを宣言した応募者のなかから厳正な選考のもと、Amazonギフトカード1万円分を10名にプレゼントいたします。

今回初めて企画したもので、どれぐらい応募していただけるか担当者もドキドキしています。詳細はこちらのページ、およびリンク先のフォームをご確認ください。

■きっかけは読みこなしコミュニティ

さてここからが本題です。

なぜこうしたキャンペーンを展開するかというと、目標や目的、意気込みを言語化することで日経電子版を利用するモチベーションがより向上する可能性があるのではないか、という仮説が出てきたためです。

仮説のきっかけとなったのが、日経iThink!というオンラインのコミュニティ施策です。

iThink!は20~30代の若手読者に日経を読みこなし、使い倒してもらうための場で、記事の要約をはじめとするインプット・アウトプットの練習をします。2022年春の1~3期ではそれぞれ8週間、23年春の4~6期では5週間のコミュニティを運営しました。

iThink!の成り立ちについては、こちらの記事に企画意図などまとめていますのでお時間あればついでにご覧ください。

22年春の1~3期コミュニティの運営中や終了後に、インタビューや交流会といった場で参加者に話を聞く機会がありました。

■コミュニティへの参加度合いが高まった(…はず)

何人かと会話しているうちに、「もしかすると、日経電子版を読む理由や目的が明確な人ほど習慣化に成功しているのではないか?」と考えるようになりました。

そこで23年の4~6期のコミュニティでは、最初のワークショップで「私が日経電子版を読む理由」にフォーカスするようにしました。

日経電子版を手にした理由、習慣化した後にやり遂げたいこと――ご自身の考えをまとめてiThink!のコミュニティ上でアウトプットしてもらいました。iThink!は応募時にも志望動機のような文章を書いてもらうのですが、目的意識をより強く持ってもらいたいという狙いです。

最初のワークショップ後の参加者の動向を観察していると、心なしかコミュニティへの参加度合いが高く、より積極的に日々のアウトプットに取り組んでいたようでした。定量的なデータを分析できているわけではありませんが、少なくともiThink!の運営メンバーはそうした手応えを感じました。

何かに向かって頑張っている人の方がモチベーションを維持しやすいはず。とはいえ、一人ひとりに違う目的・目標を日経から設定するのは限界がある。だったら自分自身で考えてもらう機会をつくってみよう――といった流れになるかと思います。

■ご応募お待ちしています

今回の目標宣言キャンペーンは、iThink!でのこうした取り組みをいわばスピンオフさせた企画です。

「今年は頑張ろう」と考えて新年に日経電子版を手にとっていただいた方も、忙しくなってもしかしたら目的を忘れかけてしまっているかも…? 改めて自分と向き合って、目標に向かって頑張っていきませんか? 

少し大げさかもしれませんが、そんなメッセージを企画に込めさせていただきました。皆さんの目標宣言、お待ちしています!

…というわけで以上、新しい施策を立ち上げてみた背景と昨年の読みこなしコミュニティ施策の振り返りをまとめて記事にしてみました。

日経電子版は2月7日まで初割キャンペーンを実施中ですので、「これから始めてみようかな」という方はリンク先のページもチェックしてみてください!