「意味ある」日経になれるかな
日課とするヤング日経の発信は、記事を選定するところから始まります。
選定条件にしていること
・明るい未来が感じられるニュース
・端的に伝わる
・知られざる発見がある
IT系の新サービスなんかはわかりやすいのですが、商品系の記事(石油や食品まで、広く商品市場の動向を伝える記事)とか、地方系の記事(都道府県での企業や行政の動向を伝える記事)とかも、伝えたいことの宝庫です。
最近「いい選定したぜ!」と思って発信したヤング投稿
学童×夏休みという分野においてスマホ予約が始まっている。
しかも東京じゃなくて、奈良ですよ、ということを伝えたかった。
(エンゲージメントはそれほどでしたが・・)
ヤング日経をはじめたら、記事をたくさん読むようになった
正直、私は日経電子版の仕事をして早10年くらいたっているんですが、今ほどたくさんの記事を読む日々を過ごしたことはありません。
日課=仕事なんだから当然といわれれればそうなんですが、これは知られざることだろう、埋もれている中からこれは伝えたい、っていう想いが芽生えているのも事実です。
日経の記事は一日1500本もあるので、埋もれます。
役に立たないけど、意味あるサービス
「日経って役に立ってますか?」へのコメントをたくさんいただいており、誠にありがとうございます!
その中で、以下のようなコメントをいただきました。
石田さんからいただいたコメント
役立つ以上に、「意味のある」方へ深掘りしていく、していけるところにあるのが日経さんではないでしょうか?
山口周さんの「役に立たないけど、意味あるサービス」の話を思い出しました。
「奈良県の学童保育のランチがスマホ予約できるようになったことを知ったところで役に立つんですか?」と問われますと、私は東京に住んでますし、子供いないし、何の役にも立ちません。
「じゃあなんで読んだんですか?」と言われると、「や、だってすごくないですか?オフィス街のランチだって予約しないで並んでる人が溢れているくらいなのに、学童保育の、しかも奈良ですよ?」っていうのが答えになります。
せめてもの「え、だってすごくないですか?」
役立つことを追及するとつい目先のことにばかり目が行ってしまって、今を生きるうえで最低限なこと以外は求めなくなってしまうような気がします。
もちろん、いつ役に立つかでなく、将来のためにと読んでいただいている方もいらっしゃいます。(ありがとうございます!)
ニワオニコさんからいただいたコメント
私は日経でニュースを知り、あれこれ考えるのが好きなので、役に立っているかどうかはわかりません。でも、そうやって考えたことや考える力は、自分をいつか助けてくれると思っています。
でもひょっとしたら将来も役立たないかもしれないです。。
だったら少なくとも「え、だってすごくないですか?」と自信を持って言えるような、そんな情報を届けたいと思っています。