![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109551495/rectangle_large_type_2_00726e0f49139dd545f99ff699378f13.jpeg?width=1200)
2023/06/30(金)=英国株は反落/欧州株はH&M好決算などを背景に続伸/銀行ストレステスト合格でダウ、S&P反発/日経平均は45.10円安の33189.04円で取引を終了、週末や四半期末を迎えた利益確定売りが影響/FRBが注視する米コアPCE価格指数が4月より伸び鈍化
―――【総まとめ】―――
独CPI、6月速報は前年同月比6.8%上昇と予想上回る
米新規失業保険申請は2.6万件減の23.9万件と予想外に減少
米GDP第1四半期確報値は前期比2.0%増となり改定値の1.3%増から予想以上に上方修正、個人消費と輸出の上方修正を反映
ロンドン株式市場は反落、中央銀行のタカ派的な発言によりリスク選好度が低下、国内最大の水道会社テムズ・ウォーターに対する規制強化や国有化の検討も影響
欧州株式市場は続伸、第2四半期決算が予想を上回ったH&Mが大幅上昇
NY外国為替市場で円が一時144円90銭まで下落、心理的節目の145円に接近
アトランタ連銀のボスティック総裁は利上げ停止を支持、一方でFRBのパウエル議長は少なくともあと2回の利上げが必要との考えを示した
ゴールドマン・サックスが企業の合併・買収助言で世界一の座を5年ぶりに失い、首位はJPモルガン・チェースになった
ヘッジファンド運営会社シタデルのシタデル・セキュリティーズが社債市場に参入し、銀行が得意とする領域で競争を開始した
バークシャー・ハザウェイによる買い増し報道で石油・ガス大手のオキシデンタル・ペトロリアムは1.8%上昇
米国の大手23行がFRBの銀行ストレステストに合格したことを受け、銀行株が買われ、ダウ工業株30種とS&P総合500種が反発
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅反落
日経225先物9月限は前日比50円安の3万3130円で夜間取引終了
日経平均は45.10円安の33189.04円で取引を終了、週末や四半期末を迎えた利益確定売りが影響
東証プライムでは値下がり銘柄が全体の6割を占め、海運、鉄鋼、繊維製品など8業種が上昇
米国市場では新規失業保険申請件数などの良好な経済指標が影響、しかし四半期末のリバランス売りへの警戒感
円相場が1ドル=145円台と円安水準となり、輸出関連株に買いが入る
日経225先物9月限は前日清算値比10円高の3万3190円で日中取引終了、一時3万2900円まで下落も後場にリバウンド
NT倍率は先物中心限月で14.51倍に上昇したが、25日線に上値を抑えられ、スプレッド狙いは入りづらい
日経225先物ではゴールドマン証券が1500枚の買い越し、ソシエテジェネラル証券が1469枚の売り越し、TOPIX先物ではJPモルガン証券が4973枚の買い越し、ビーオブエー証券が4723枚の売り越し
米5月個人所得は前月比+0.4%と予想を上回る伸びだったものの、FRBが注視するコアPCE価格指数は前年比+4.6%と4月より伸びが鈍化
コアインフレの鈍化でFRBの追加利上げ観測が緩和、米国債相場反発、10年債利回りは3.82%まで低下
◆海外市場まとめ(29日日経)=NYダウ反発 銀行株に買い
2023/06/30(金)07:07
●要約(ChatGPT併用)---------------
29日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が反発、FRBのストレステストの結果を受けてJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが買われた
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅に反落した
長期金利の指標となる10年物国債利回りは上昇し、経済指標が米経済の強さを示し、景気悪化への懸念が和らいだ
短期金利を反映する2年債利回りは上昇し、一時的に3月上旬以来の高水準に達した
ニューヨーク外国為替市場では、米経済の底堅さを示す経済指標を受け、FRBの利上げ観測が高まり、円売り・ドル買いが優勢となり円相場は3日続落した
原油先物相場は続伸し、米原油在庫の大幅減少が材料となり買いが続いた
FRBのストレステストでは、23行全てが不況時でも規制上必要な自己資本水準を維持できると評価され、金融システムの不安が一旦和らいだが、市場では銀行破綻の可能性を懸念する声は消えていない
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
株式
29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比269ドル76セント(0.8%)高の3万4122ドル42セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が28日公表したストレステスト(健全性審査)の結果を受け、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが買われた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅反落した。
債券
ニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.13%高い3.84%で終えた。朝方発表の経済指標が米経済の強さを示し、景気悪化への懸念が和らいだ。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは前日比0.15%高い4.86%で終えた。一時は4.89%と3月上旬以来の高水準となった。
為替
ニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=144円75〜85銭で取引を終えた。米景気の底堅さを示す経済指標の発表を受けてFRBによる利上げの長期化観測が高まり、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大から円売り・ドル買いが優勢だった。円は対ユーロでも続伸した。
商品
原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は1バレル69.78ドルで取引を終えた。前日に発表された米原油在庫が大幅に減少したことを材料とした買いが続いた。
ワンポイント
FRBが年に1回の頻度で実施するストレステストでは、対象となる23行すべてが不況シナリオのもとでも規制上必要な自己資本の水準を維持し、家計や企業への融資を継続できると評価しました。金融システム不安を巡る警戒はいったん和らいだ格好ですが、市場ではさらなる銀行破綻の可能性を懸念する声は消えていません。銀行など金融株が一方的に買われる展開とはならなさそうです。
【関連記事】
・NY株ハイライト ストレステスト通過で金融株高 先行きは不透明
・NY円、続落 1ドル=144円75~85銭 米景気の底堅さ示す指標受け
・NY債券、長期債反落 10年債利回りは3.84% 米景気の底堅さから売り優勢
・NY商品、原油が続伸 米利上げ観測で上値重い 金は続落
―――【チャート】―――
◆本日の値動き=10分足チャート(日経225先物ミニ9月限)
![](https://assets.st-note.com/img/1688140465180-xDb36xDJnc.png?width=1200)
◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ9月限)
![](https://assets.st-note.com/img/1688140617521-HYPKwtMfJS.png?width=1200)
―――【経済イベント指標】―――
◆2023/06/29(木)の経済指標結果
![](https://assets.st-note.com/img/1688053614859-PlroRLrXnY.png?width=1200)
◆2023/06/30(金)の経済イベント予定
![](https://assets.st-note.com/img/1688053669504-EDJrbkYAHe.png?width=1200)
―――【欧州市況】―――
◆欧州市場サマリー(29日ロイター)
2023/06/30(金)02:39
●要約(ChatGPT併用)---------------
ロンドン株式市場は反落、水道事業株が売られたり、中央銀行のタカ派的な発言によりリスク選好度が低下
国内最大の水道会社テムズ・ウォーターに対する規制強化や国有化の検討が影響
通期決算の利益と売上高の予想を引き上げたセルコ・グループが8.6%高、デラルーも通期の調整後利益見通し維持で20.5%と急騰
欧州株式市場は続伸、第2四半期決算が予想を上回ったH&Mが大幅上昇
スペインの6月の消費者物価指数(CPI)の小ささが好感され、IBEX指数が0.31%高
ユーロ圏債券は利回りが上昇、米欧の経済指標と中銀のインフレ対策が影響
ドイツ10年債利回りは11bp上昇の2.42%、ドイツ2年債利回りは10bp上昇の3.27%
イタリア10年債利回りは約14bp上昇の4.12%、独伊10年債の利回り格差は167bpに拡大
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
[29日 ロイター]
<ロンドン株式市場>
反落して取引を終えた。規制強化の見通しを背景に水道事業株が売られたほか、主要中央銀行の政策金利に関するタカ派的な発言も、引き続きリスク選好度を低下させた。中型株で構成するFTSE250種指数は0.77%安。多額の負債を抱える国内最大の水道会社テムズ・ウォーターに対する規制強化、または国有化が検討されていることが嫌気され、英水道事業のユナイテッド・ユーティリティーズ、セバーン・トレントはそれぞれ2.8%、3.5%下げ、上下水道・廃棄物処理のペノン・グループも3.2%と大幅下落した。世界の主要中央銀行は28日、インフレ抑制の決意を再確認し、追加利上げの必要性を警告した。行政サービス受託のセルコ・グループは8.6%高。通期決算の利益と売上高の予想を引き上げたことが好感された。紙幣やパスポート製造のデラルーは20.5%と急騰。通期の調整後利益見通しを維持したことが材料視された。投資家は、29日に予定されるイングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のテンレイロ委員のスピーチに注目している。
<欧州株式市場>
続伸して取引を終えた。この日発表した第2・四半期(3─5月)決算の営業利益が予想を上回ったスウェーデンのファストファッション大手H&Mが大幅上昇したのが相場全体を押し上げた。一方で米国とドイツの経済指標や、主要中央銀行の政策当局者によるタカ派的な発言が重しとなり、上値は限られた。H&Mは18.2%上昇し、1年超ぶりの高値を付けた。スウェーデンのOMXストックホルム30指数の銘柄で上昇率が首位となった。STOXX欧州600種小売株指数は1.75%上げた。一方、米国で週間新規失業保険申請件数が予想に反して減少したのと、23年第1・四半期の国内総生産(GDP)の大幅な上方修正が経済の底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)が年内に追加利上げする可能性が高まった。欧州中央銀行(ECB)がポルトガル・シントラで開催したシンポジウムでは、欧米の中央銀行の政策担当者が政策金利の高止まりが長期化する可能性が高いとのタカ派的な見解を示した。スペインのIBEX指数は0.31%高。スペインの6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比上昇率が1.9%と2021年3月以来、2年3カ月ぶりの小ささになったのが好感された。ドイツのDAX指数は0.01%下落。ユーロ圏最大の経済大国であるドイツの6月のCPIは前年同月比上昇率が予想を上回り、年初からの縮小傾向に歯止めがかかったのが売り材料となった。
<ユーロ圏債券>
域内国債利回りが上昇した。米欧の経済指標を受け、中銀のインフレとの戦いがまだ終わっておらず追加利上げが再び決定されるとの見方が強まった。ただユーロ圏の長期債利回りはここ数週間、レンジ内で推移。INGのアナリストによると、市場は経済の耐性について懐疑的に見ているため、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)予想の上振れによる長期金利への影響が限定的になっているもようという。ドイツ10年債利回りは11ベーシスポイント(bp)上昇の2.42%。ドイツ2年債利回りは10bp上昇の3.27%。ドイツ2・10年債の利回り格差は序盤に一時マイナス90bp程度と31年ぶりの大幅なマイナス幅を記録。終盤はマイナス85bpだった。米債利回りも上昇。米第1・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値が予想以上に上方修正されたほか、24日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)の減少件数は2021年10月以来20カ月ぶりの大きさとなった。また、ドイツ連邦統計庁が29日発表した6月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月より6.8%上昇し、伸び率は市場予想の6.7%を上回った。イタリア10年債利回りは約14bp上昇の4.12%。独伊10年債の利回り格差は167bpに拡大した。
―――【要人発言】―――
◆主な要人発言(OANDA証券)
2023/06/30(金)05:10
29日05:32 米連邦準備理事会(FRB)
「検査対象の全ての銀行が今年のストレステストを通過」
29日15:39 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「理事会の大半が年末までに2回かそれ以上の利上げ実施を予想している」
「労働市場は非常にひっ迫」
「インフレは目標を大幅に上回っている」
「金融引き締めの効果が十分に発揮されるには時間がかかる」
「インフレ率が2%に戻るプロセス、まだ道のりは長い」
29日16:34 デコス・スペイン中銀総裁
「下期の欧州中央銀行(ECB)の金利の行方に言及するのは時期尚早」
29日17:00 鈴木財務相
「為替の一方的な動きや安定的でない動きは好ましくない」
「より緊張感をもって市場の動きをみている」
「行き過ぎた動きがあるなら必要な対応を取る考えに変更ない」
※時間は日本時間
◆日経225先物:30日夜間取引終値=50円安、3万3130円
2023/06/30(金)06:03
30日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日比50円安の3万3130円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万3234.14円に対しては104.14円安。出来高は1万3931枚だった。
TOPIX先物期近は2292.5ポイントと前日比1.5ポイント高、TOPIX現物終値比3.75ポイント安だった。
銘柄 清算値(終値) 前日清算値比 出来高
日経225先物 33130 -50 13931
日経225mini 33130 -50 269688
TOPIX先物 2292.5 +1.5 12031
JPX日経400先物 20800 +20 2812
マザーズ指数先物 804 -5 771
東証REIT指数先物 売買不成立
◆今朝の必読5本(30日ブルームバーグ)
2023/06/30(金)06:00
●要約(ChatGPT併用)---------------
北東部から南東部への人口と富の流れが米国で顕著になり、南部6州の国内総生産が北東部を初めて上回った
NY外国為替市場で円が一時144円90銭まで下落、心理的節目の145円に接近
アトランタ連銀のボスティック総裁は利上げ停止を支持、一方でFRBのパウエル議長は少なくともあと2回の利上げが必要との考えを示した
米最高裁は大学の入学選考で人種を考慮するのは憲法違反との判断を下し、これにより多くの大学が選考基準の見直しが必要となる可能性がある
ゴールドマン・サックスが企業の合併・買収助言で世界一の座を5年ぶりに失い、首位はJPモルガン・チェースになった
ヘッジファンド運営会社シタデルのシタデル・セキュリティーズが社債市場に参入し、銀行が得意とする領域で競争を開始した
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
米国では北東部から南東部への人口と富の移動が顕著になっています。内国歳入庁(IRS)が最近発表した分析によると、2020年と21年に南東部には移住者増加で1000億ドル(約14兆5000億円)の所得が新たに流入した一方、北東部からは約600億ドルが流出。フロリダやテキサスなど急成長する南部6州による国内総生産(GDP)寄与度は、1990年代にさかのぼる政府統計で初めて、ニューヨーク州を含む北東部を上回ったようです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
一時144円90銭
ニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで下落。一時144円90銭と、心理的節目の145円に接近した。ドルは朝方発表された米経済指標に反応して上昇。1-3月(第1四半期)米実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率2%増に上方修正され、先週の新規失業保険申請件数は2021年10月以来の大幅減となった。金利スワップ市場では、米金融当局が年内にあと2回利上げする確率が50%強あるとの見方が織り込まれた。年内に利下げに転じるとは、もはやあまりみられていない。
緊急性感じない
アトランタ連銀のボスティック総裁は金利据え置きを支持する考えをあらためて示したものの、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長や他の同僚は自分と異なる考えだと述べた。同総裁は「政策が効果を表すのを待つべき時がある。私は追加利上げについてパウエル議長を含めた他のメンバーほど緊急性を感じない」と語った。パウエル議長はこれより先、マドリードでの会議で、年内に少なくともあと2回の利上げが必要であり、連続利上げの可能性も排除しないと語っていた。
教育は新時代へ
米連邦最高裁判所は、大学が入学希望者の人種を選考要素に含めるのは憲法に反するとの判断を下した。ハーバード大学とノースカロライナ大学の選考プログラムは平等な権利を保障した憲法に反すると最高裁は指摘。判決は6-3で、保守派とリベラル派に分かれた。反対したソトマイヨール判事は「最高裁はこの日、数十年続いた前例を覆し、表面的な人種無視のルールを米国に押しつけた」と、反対意見書の要約を読み上げる異例の行動に出た。今回の判決で、米国のトップ校では黒人とヒスパニックの学生が減る可能性があり、多くの大学が選考基準の見直しを迫られるとみられる。
5年ぶり首位陥落
ゴールドマン・サックス・グループは企業の合併・買収(M&A)助言で世界一の座を5年ぶりに失った。ブルームバーグがまとめたデータによれば、今年1-6月(上期)はJPモルガン・チェースが2840億ドル(約41兆円)相当の案件で助言し首位。市場シェアは22.5%となった。ゴールドマンは2370億ドル相当を手掛けシェアは18.8%。上期の案件は世界で前年同期から42%減の1兆3000億ドルと、この10年でも特に不振の半期だった。20-21年のディールメーキングブーム時に採用を増やした銀行は今、手数料収入急減に直面している。
債券市場にも参入
ヘッジファンド運営会社シタデルのマーケットメーク(値付け業務)部門シタデル・セキュリティーズが数兆ドル規模の社債市場に参入し、ウォール街の銀行が得意とする領域で攻勢をかける構えだ。同社幹部らによると、今月から投資適格級債の取引について顧客への提供を開始。年内にはハイ・イールド債の取引も開始する予定だという。同社はすでに米国で個人投資家の株取引の3分の1余りを握るが、ここにきて金利スワップや米国債以外の債券分野でも存在感を高めている。
その他の注目ニュース
ワグネル離脱、ウクライナ戦争への影響は限定的-アナリストら指摘
共和党に歩み寄るESG擁護派も-ブラックロックCEO発言後の米国
武田薬社長、薬価抑制は創薬向けの投資抑制につながる恐れ
◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(30日ロイター)
2023/06/30(金)06:16
・グレタさんがキーウ訪問、ダム決壊「エコサイド」への世界の対応を批判
・ペンス前米副大統領がウクライナ電撃訪問、ゼレンスキー氏と会談
・米金融・債券市場=利回り急上昇、堅調な指標やFRB議長発言で
・NY外為市場=ドル2週間ぶり高値、指標受け利上げ期待高まる
・英インフレ要因は鈍化傾向、利上げ必要なし=テンレイロ中銀委員
・中南米金融市場=域内通貨総じて下落、コロンビアペソがけん引
・米国株式市場=ダウ・S&P反発、ストレステスト結果受け銀行株が高い
・中国偵察気球、米本土通過中に情報収集せず=国防総省
・米、ウクライナ長距離ミサイル巡る決定ない 国防総省が報道を否定
・米追加利上げ不要、インフレの道筋踏まえ=アトランタ連銀総裁
・米FRB議長、一段の引き締め強調 一連の経済指標好調
・人種考慮は違憲、米大学の入学選考 最高裁が判断 多様性確保に影響も
・BUZZ-南アランド下落、利上げ観測高まりドル堅調
・ウクライナ、NATO首脳会議で「加盟への招待」望む=高官
・ハンガリー議会、スウェーデンNATO加盟巡る採決を延期
・米GDP、第1四半期確報値+2.0%に上方修正 予想上回る
・欧州株式市場=続伸、H&Mが押し上げ 中銀のタカ派発言は重し
・ロンドン株式市場=反落、水道事業銘柄が売られる
・南ア、BRICSサミット予定通り開催 プーチン氏来訪巡り憶測
・ヴァージン・ギャラクティック、初の商業宇宙飛行ロケット打ち上げ
・インフレクションAI、マイクロソフトなどから13億ドル調達
・ロシア、スイスのウクライナ和平会議開催受け入れず=駐スイス・ロ大使
・ウクライナ、ザポロジエ原発付近で原子力災害対応訓練
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り上昇、欧米指標受け追加利上げの見方強まる
・米のウクライナ向け長距離ミサイル供与、承認間近か=WSJ
・独CPI、6月速報は前年同月比6.8%上昇 予想上回る
・米インフレ、大統領選までに2%近辺まで鈍化も=NEC委員長
・米中古住宅仮契約指数、5月は5カ月ぶり低水準 予想以上に低下
・トルコ大統領、スウェーデンを非難 コーラン燃やす抗議活動巡り
・米新規失業保険申請、2.6万件減の23.9万件 予想外に減少
・氷見野日銀副総裁インタビューの一問一答
・インタビュー:物価高、人手不足など新たな要素の見極めが大事=氷見野日銀副総裁
・カナダ山火事の煙、米国民1億人超に影響 健康被害の可能性も
・ベラルーシにワグネル基地設置か 首都近郊の衛星画像で判明
・ロシア軍高官の消息不明、ワグネル反乱後 当局が尋問との情報も
・フランス全土で抗議活動、180人逮捕 警察官による少年射殺で
・ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソン市を砲撃 2人死亡=州知事
・ロシアと中国、宇宙の安全保障巡り協議=ロ外務省
・インフレ率が目標から乖離すれば利上げ必要に=アトランタ連銀総裁
・中国、家計消費促進策を策定へ=国営メディア
◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(30日ロイター)
2023/06/30(金)06:21
●米FRB議長、一段の引き締め強調 一連の経済指標好調
一連の米経済指標が予想を上回る中、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が29日、一段の金融引き締めの必要性を強調した。一方、アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、金利据え置きの継続を主張した。
●インタビュー:物価高、人手不足など新たな要素の見極めが大事=氷見野日銀副総裁
日銀の氷見野良三副総裁はロイターのインタビューで、物価高の要因として足元は輸入物価上昇を背景とする価格転嫁が主流だとした上で「人手不足や需要の強さ、企業の価格設定行動の変化といったものの兆しがみられる」と指摘、これらの新しい要素がどれくらいの比率で物価高に効いているのかを見極めることが大事だと語った。現状では金融緩和を続けていくのが「とるべき道だ」との考えを示した。
●インフレ率が目標から乖離すれば利上げ必要に=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレ率が目標から乖離したり、インフレ期待が「困難な方向」に動き出したりすれば、米連邦準備理事会(FRB)は利上げせざるを得なくなると述べた。ただ現時点ではそのような状況にはないとした。ダブリンで記者団に語った。
●米新規失業保険申請、2.6万件減の23.9万件 予想外に減少
米労働省が29日発表した24日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万6000件減の23万9000件だった。減少件数は2021年10月以来20カ月ぶりの大きさ。ロイターがまとめたエコノミスト予想は26万5000件で予想外に減少し、労働市場が引き続き力強いことが示された。
●米GDP、第1四半期確報値+2.0%に上方修正 予想上回る
米商務省が29日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は、年率換算で前期比2.0%増となり改定値の1.3%増から予想以上に上方修正された。個人消費と輸出の上方修正を反映した。
●独CPI、6月速報は前年同月比6.8%上昇 予想上回る
ドイツ連邦統計庁が29日発表した6月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月より6.8%上昇し、伸び率は市場予想の6.7%を上回った。ユーロ圏最大の経済大国のドイツでは今年に入ってから上昇率の鈍化傾向が続いていたが、ここに来て拡大に転じた。
●英インフレ要因は鈍化傾向、利上げ必要なし=テンレイロ中銀委員
イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のテンレイロ委員は29日、賃金の伸びやコア財価格など英インフレの主な決定要因は鈍化傾向にあり、追加利上げの必要はないと述べた。
●人種考慮は違憲、米大学の入学選考 最高裁が判断 多様性確保に影響も
米最高裁は29日、ハーバード大学とノースカロライナ大学による人種を考慮した入学選考について、合衆国憲法が定める「法の下の平等な保護に反している」という判断を下した。
●南ア、BRICSサミット予定通り開催 プーチン氏来訪巡り憶測
南アフリカは29日、新興5カ国(BRICS)首脳会談(サミット)を8月に予定通り開催すると発表した。ロシアのプーチン大統領が出席するために開催地を中国に移すのではないかとの憶測も出ていた。
●フランス全土で抗議活動、180人逮捕 警察官による少年射殺で
パリ郊外ナンテールで27日、17歳の少年が検問中の警察官に銃で撃たれ死亡したことを受け、一夜にしてフランス全土に抗議活動が拡大した。警察はこの日だけで180人を逮捕した。
―――【米国市況】―――
◆NY株式市場クローズ(29日)
2023/06/30(金)06:50
![](https://assets.st-note.com/img/1688075454029-eXtAOTYWBH.png?width=1200)
◆米国株式市場UPDATE=ダウ・S&P反発、ストレステスト結果受け銀行株が高い(29日ロイター)
2023/06/30(金)06:45
●要約(ChatGPT併用)---------------
米国の大手23行がFRBの銀行ストレステストに合格したことを受け、銀行株が買われ、ダウ工業株30種とS&P総合500種が反発した
新たな米国の経済指標が底堅く、景気後退の懸念が和らいだため、景気敏感株が買われた
しかし、長期的に高水準の金利が続くとの見方から、金利の動きに敏感なグロース株には売りが出た
第1四半期の米GDP確報値が前期比で年率換算で2.0%増と予想以上に上方修正され、新規失業保険申請件数も市場予想より少なかった
これらの予想を超える経済指標の改善により、利回りが上昇し、テクノロジー株やグロース株には下押し圧力がかかった一方、バリュー株や景気循環株が支持された
ハイテク株の比率が高いナスダックは小幅に反落し、アマゾン・ドット・コムやメタ、エヌビディア、マイクロソフトなどが下落した
半導体大手マイクロン・テクノロジーは前日発表した第3四半期決算が市場予想を上回ったにも関わらず、株価は4%下落した
石油・ガス大手のオキシデンタル・ペトロリアムは1.8%上昇した、これはバークシャー・ハザウェイが同社の株を買い増したことによるものと考えられる
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回り、ナスダックでも同様に値上がり銘柄が多かった
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
[29日 ロイター]米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が反発。米連邦準備理事会(FRB)による2023年の銀行ストレステスト(健全性審査)で大手23行が合格したことを受け、銀行株が買われた。また、朝方発表された一連の米指標が底堅い内容となったことで景気後退(リセッション)懸念が和らぎ、景気敏感株が買われた。ただ、米金利が長期間高水準にとどまるとの見方で金利動向に敏感なグロース株の一角に売りが出た。FRBは28日に公表した銀行ストレステストの結果で、米銀大手が不況時にも規制上必要な自己資本を維持できるとの見解を示した。S&P500銀行指数.SPXBK>は2.6%上昇。KBW地銀指数 も1.8%高となった。この日発表された第1・四半期の米実質国内総生産(GDP)確報値は、年率換算で前期比2.0%増となり改定値の1.3%増から予想以上に上方修正された。週間の新規失業保険申請件数も市場予想ほど多くなかった。エドワード・ジョーンズのシニア投資ストラテジスト、モナ・マハジャン氏は「予想外の経済指標上振れで利回りが上昇し、テクノロジー株やグロース株に下押し圧力がかかる一方、バリュー株や景気循環株は支援された」と述べた。景気に敏感な小型株で構成されるラッセル2000は1.2%上昇。素材株も1.3%上昇し、1.7%上昇した金融株に次いでS&P500の11セクター中2番目に大きい上げを記録した。ハイテク株比率が高いナスダックは小幅反落した。アマゾン・ドット・コムやメタ、エヌビディア、マイクロソフトなどが下げた。フィラデルフィア半導体は0.13%高。半導体大手マイクロン・テクノロジーは、前日発表した第3・四半期決算が市場予想を上回ったものの4%安となった。石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムは1.8%高。バークシャー・ハザウェイが同社株を買い増したことに支援された。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.93対1の比率で上回った。ナスダックでも1.48対1で値上がり銘柄が多かった。米取引所の合算出来高は96億5000万株。直近20営業日の平均は113億4000万株。
◆日経225先物(寄り前コメント)=3万3000円処での押し目狙いのスタンスながら、リバランス影響でスキャルピング中心の商い
2023/06/30(金)08:04
●要約(ChatGPT併用)---------------
29日の米国市場ではNYダウとS&P500が上昇し、ナスダックは小幅下落した
FRBのストレステストの結果では、対象となった大手23行の銀行が全て合格し、金融株が買われた
米実質GDPは前期比で年率2.0%増加し、新規失業保険申請件数が大幅減少となり、米経済の底堅さを示した
マイクロン・テクノロジーは4%を超える大幅な下落となり、ハイテク株の重荷となった
S&P500業種別指数は銀行、保険、素材が上昇し、メディア、食品・生活必需品小売、小売が軟調となった
日経225先物のナイトセッションは節目の3万3000円接近では押し目買いの意欲が強く、3万3080円~3万3180円辺りでの保ち合いを継続した
ハイテク株買いの反動や金融株のストレステスト通過が織り込み済みとなり、四半期末に伴うリバランス売りなどの需給に振られやすくなった
節目の3万3000円辺りでの買い意欲は強く、一時的に3万3500円を超える場面も見られたが、その後リバランスの売りが強まった
VIX指数は13.54と小幅に上昇し、上昇を狙ったショートポジションが積み上がった
NT倍率は先物中心限月で14.48倍に上昇し、一時は14.53倍まで切り上がったが、リバランスの影響が大きいとされる
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 33130 -50 (-0.15%)
TOPIX先物 2292.5 +1.5 (+0.06%)
シカゴ日経平均先物 33180 ±0
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
29日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が上昇した一方で、ナスダックは小幅に下落。米連邦準備理事会(FRB)が公表したストレステストの結果では、対象となった大手23行すべての銀行が合格した。金融システム不安を巡る警戒が和らぎ、JPモルガン・チェース<JPM>やゴールドマン・サックス<GS>、バンク・オブ・アメリカ<BAC>など金融株が買われた。
また、1-3月の米実質国内総生産(GDP)確定値は、前期比で年率2.0%増加し、改定値(1.3%)から大幅に上方修正された。さらに米新規失業保険申請件数が2021年10月以来の大幅減少となるなど、米経済の底堅さを示す経済指標が好感された。半面、前日の時間外取引で買われていたマイクロン・テクノロジー<MU>は4%を超える大幅な下落となり、ハイテク株の重荷となった。S&P500業種別指数は銀行、保険、素材が上昇した一方で、メディア、食品・生活必需品小売、小売が軟調。
シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比変わらずの3万3180円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中大阪比変わらずの3万3180円で始まり、開始直後には3万3070円まで売られた。ただし、節目の3万3000円接近では押し目買いの意欲は強く、その後は買い戻されて米国市場の開始直前には、3万3290円まで買われる場面が見られた。米国市場の取引時間中はこう着感が強まり、3万3080円~3万3180円辺りでの保ち合いを継続。レンジ推移が続くなか、3万3130円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開になりそうだ。前日の時間外取引で買われていたマイクロン・テクノロジーを手掛かりとした、ハイテク株買いの反動が意識されやすいほか、金融株がストレステスト通過で買われていたこともあり、織り込み済みとなる。四半期末に伴うリバランス売りなどの需給に振られやすく、方向感をつかみづらくさせそうだ。
ただし、節目の3万3000円辺りでの買い意欲は強く、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。昨日の日経225先物は前場中盤にかけての上昇でボリンジャーバンドの+1σを上回り、一気に節目の3万3500円を超える場面が見られた。しかし、その後はリバランスの売りが強まるなか上げ幅を縮めた。
チャート形状では+1σに上値を抑えられる格好となっているため、同水準では強弱感が対立しやすいだろう。そのため、オプション権利行使価格の3万3000円~3万3375円辺りのレンジ推移を想定する。後場に入り方向性が大きく変わる展開が続いていることもあり、スキャルピング中心の商いになりそうだ。
VIX指数は13.54と小幅に上昇したが、4日連続で陰線を形成し、上値切り下げのトレンドを継続している。上昇を狙ったショートポジションは相当積み上がっていると考えられ、リスク選好に向かわせよう。
昨日のNT倍率は、先物中心限月で14.48倍に上昇した。一時14.53倍まで切り上がり、25日線を上回る場面が見られた。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が牽引するなかでNTロングの形とはなったが、スプレッド狙いのトレードというよりは、四半期末におけるリバランスの影響が大きいと考えられる。本日はハイテク株の利食いが意識され、NT倍率の低下が見込まれるものの、来月のパッシブ型ETFの決算を通過するまでは方向感はつかみづらい。
―――日経225先物08:45~15:15取引中―――
―――日本株09:00~15:00取引中―――
―――【日本市場】―――
◆日経225先物:30日清算値=10円高、3万3190円
2023/06/30(金)15:17
30日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日清算値比10円高の3万3190円で取引を終えた。出来高は6万1728枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万3189.04円に対しては0.96円高。
◆東京株式市場クローズ(30日)
2023/06/30(金)
![](https://assets.st-note.com/img/1688140856088-o2XyHNOSuz.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1688140880609-bzo5IcdVob.png)
◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、下ヒゲ長く下値に堅さ(30日ロイター)
2023/06/30(金)16:15
●要約(ChatGPT併用)---------------
前場の東京株式市場では、四半期末や週末を意識した利益確定売りが優勢になり、日経平均は反落した
ハイテク銘柄を中心に売りが出たことが指数の下落につながった
市場では四半期末で年金基金のリバランスの売りが出ると予想され、買いが入りづらかった
利益確定売りが一巡した後は、底堅い展開を見込む声も聞かれた
後場も日経平均は軟調で、ハイテク銘柄が軟調なほか、内需株が売られた一方で、輸送用機器、証券は後場にプラス転換した
6月第3週の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は売り越しで、海外勢の買いが一巡していることも買いの弱さにつながっているとの声もある
新興株式市場ではマザーズ総合と東証グロース市場指数がともに続伸した
日経平均の終値は底堅さをうかがわせる形状で、「来週は週初に反発できるかが、1週間を占う上で注目される」との見方もある
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
[東京 30日 ロイター]
<08:22> 寄り前の板状況、日本パーカライジングが買い優勢 ヒロセ電機は売り優勢
<09:12> 日経平均は反落で寄り付く、四半期末でリバランスの売りも
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比165円78銭安の3万3068円36銭と、反落してスタートした。月末・四半期末の需給に関連した売りが重しになっているとみられている。主力株はトヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは軟調。半導体関連は東京エレクトロンなど総じて弱い。指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループは軟調となっている。一方、高島屋はしっかり。
<10:35> 日経平均は下げ幅拡大、一時300円超安 ハイテク株軟調
日経平均は下げ幅を広げ、前営業日比約230円安の3万3000円近辺で推移している。下げ幅は一時300円を超えた。前日に上昇していた半導体や電子部品関連などハイテク銘柄の一角が軟調で、指数を押し下げている。個別では、東京エレクトロン、信越化学工業がそれぞれ1%超安、太陽誘電が2%超安で推移している。一方、市場では「米景気の先行きに対する懸念は後退しており、市場環境自体は悪くない」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれる。きょうは週末を控えてポジション調整や利益確定売りが出やすくなっているほか、「来週は月初の週で米国を中心に重要経済統計の公表が相次ぐこともあり、積極的に買いづらい」(同)という。
<11:45> 前場の日経平均は反落、四半期末と週末で利益確定優勢
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円15銭安の3万3058円99銭と、反落した。四半期末や週末を意識した利益確定売りが優勢で、特に前日に上昇していたハイテク銘柄を中心に売られ、指数の重しとなった。日経平均は156円安と売り先行でスタートし、その後も下げ幅を広げ一時315円安の3万2918円77銭まで下落した。主要の半導体関連銘柄や電子部品などのハイテク株に売りが出た。ただ、売りが一巡すると日経平均下げ幅を縮小し、前引け終盤にかけてはもみ合う展開が続いた。市場では「きょうは四半期末で年金基金のリバランス(資産の再分配)の売りが出ると予想され、なかなか買が入りづらい」(岩井コスモ証券の投資調査部部長・有沢正一氏)との声が聞かれる。ただ、日本株を取り巻くファンダメンタルズが変わっているわけではないとして、利益確定売りが一巡した後は、底堅い展開を見込む声も聞かれる。有沢氏は、7月以降は本格化する企業の決算を手掛かりに、「(決算内容が)期待通り堅調であれば、日本株は一段高の流れになりそうだ」とみる。また、ドル/円が7カ月半ぶりに一時145円台に乗せるなど円安基調が続く中、「輸出株の一部がしっかりと推移している」(国内証券・ストラテジスト)との声も聞かれた。TOPIXは0.75%安の2279.00ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6742億2700万円だった。東証33業種では、海運、鉄鋼、繊維の3業種が値上がり。その他製品、陸運、サービスなど30業種は値下がりした。個別では、高島屋が一時8%高となるなど堅調。前日に業績予想の引き上げを発表し、好感された。一方、東京エレクトロン、信越化学工業は軟調だった。主力のトヨタ自動車は小幅安、指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅高だった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが399銘柄(21%)、値下がりは1367銘柄(74%)、変わらずは67銘柄(3%)だった。
<13:24> 後場の日経平均は軟調、押し目買い限定的
後場も日経平均は軟調な地合いが続いおり、足元は前引け時点とほぼ同水準で前営業日比約180円安の3万3000円台半ばで推移している。引き続きハイテク銘柄が軟調なほか、セクター別では陸運やサービス業など内需株が売られている。一方、輸送用機器、証券は後場にプラス転換した。市場では「以前は下落局面は押し目買いのチャンスだったが、足元では限定的となっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。東証によると、6月第3週(6月19日─6月23日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は3069億円の売り越し(前週は210億円の売り越し)で、「海外勢の買いが一巡していることも買いの弱さにつながっているのではないか」(同)という。
<15:34> 新興株はマザーズが続伸、クラダシが初値下回って引ける
新興株式市場は、マザーズ総合が0.66%高の815.97ポイントと、続伸した。東証グロース市場指数は0.73%高の1036.89ポイントだった。市場では「日銀や米連邦準備理事会(FRB)などの金融政策の影響を相対的に受けにくい中小型株に物色が向かっているのだろう」(国内シンクタンクのストラテジスト)との声が聞かれた。東証スタンダード市場に新規上場のノバレーゼの初値は公開価格を1.6%下回る590円で、終値は520円だった。同じく東証スタンダード市場に新規上場したジーデップ・アドバンスの初値は公開価格の2.3倍の1万0680円で、終値は1万3680円だった。このほか、東証グロース市場に新規上場のクラダシの初値は公開価格を53.84%上回る800円で、これを下回る785円で取引を終えた。個別では、QDレーザやAnyMind Group、ビジョナルが堅調。一方、スリー・ディー・マトリックスやFinatextホールディングスは軟調だった。
<16:14> 日経平均・日足は「小陽線」、下ヒゲ長く下値に堅さ
日経平均・日足は「小陽線」となった。終値は3万3189円04銭。上ヒゲが短く下ヒゲが長い下影陽線の形状で、底堅さをうかがわせる。市場では、「5日移動平均線(3万2970円86銭=30日)を上回って引けたので、来週は週初に反発できるかが、1週間を占う上で注目される」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。基本的には25日線を下値抵抗線として、小幅な値動きにとどまる週になるのではないか、という。
◆日本株市況クロージング=四半期末を意識した流れが中心のなか、33000円水準での底堅さが意識される(30日フィスコ)
2023/06/30(金)16:13
●要約(ChatGPT併用)---------------
日経平均は45.10円安の33189.04円で取引を終了、週末や四半期末を迎えた利益確定売りが影響
東証プライムでは値下がり銘柄が全体の6割を占め、海運、鉄鋼、繊維製品など8業種が上昇
米国市場では新規失業保険申請件数などの良好な経済指標が影響、しかし四半期末のリバランス売りへの警戒感
円相場が1ドル=145円台と円安水準となり、輸出関連株に買いが入る
米国ではFRBが重視するPCEデフレーターの発表を控えており、年内2回の利上げへの思惑が強まる可能性
来週は日米で重要な経済指標の発表が相次ぎ、来月下旬からは主要企業の決算発表が本格化
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
30日の日経平均は3日ぶりに小反落。45.10円安の33189.04円(出来高概算15億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場は高安まちまちだったが、米マイクロン・テクノロジー株が下落したため、半導体関連株を中心に売りが優勢となった。また、週末や四半期末を迎え、利益確定売りも膨らみ、日経平均は取引開始後に32918.77円まで下げ幅を広げた。しかし、次第に押し目を拾う動きも見られ、大引けにかけては下げ幅を縮めた。
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の6割を占めた。セクター別では、海運、鉄鋼、繊維製品など8業種が上昇。一方、医薬品、陸運、卸売など24業種が下落し、建設が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、第一三共<4568>、テルモ<4543>、KDDI<9433>が軟調だった。
前日の米国市場は、新規失業保険申請件数などの経済指標が市場予想を上回ったため、米景気後退懸念が和らいだことがプラスに作用した。ただ、東京市場は四半期末を迎えたため、年金などの機関投資家によるリバランス売りによる需給悪化が警戒されるなか、日経平均の下げ幅は一時300円を超える場面があった。一方、日米の金融政策の相違から円相場が1ドル=145円台と昨年11月以来となる円安水準となったため、輸出関連株の一角には買いが入り相場全般を下支えする形になっていた。
東京市場は、目先分岐点に差し掛かっている。米国では今夜、連邦準備理事会(FRB)が重視する米国のPCEデフレーターが発表される。総合指数は前月から低下することが予想されている半面、コア指数は横ばいが見込まれている。強い結果となれば、年内2回の利上げへの思惑が強まる可能性があるだけに、PCEデフレーターを受けた米金融市場の動きには警戒したいところだ。また、来週は日米ともに重要な経済指標の発表が相次ぐほか、来月下旬からは主要企業の決算発表が本格化する。決算が想定通りに良好な結果となれば、再び日本株への投資資金がシフトしてくるとみる向きが多い。それまでは日柄調整局面のなか、値固め局面と捉えたい。
◆日経225先物(引け後コメント)=四半期末に伴うリバランスが中心だが、底堅さがみられる局面ではショートカバーの動き
2023/06/30(金)18:38
●要約(ChatGPT併用)---------------
日経225先物(9月限)は前日比10円高の3万3190円で取引を終了、一時3万2900円まで下落も後場にリバウンド
マイクロン・テクノロジーの下落影響で東京エレクトロンなどが売られたが、底堅さを見せて先物市場にもショートカバーの動き
3万3000円の底堅さが意識されたが、リバランス中心でのトレードは限られ、上値はボリンジャーバンドの+1σに抑えられた
分配金捻出のための売り需要が観測される中で、押し目待ち狙いの買いは控えられていると思われるが、底堅さがある場面では早めのカバーも
NT倍率は先物中心限月で14.51倍に上昇したが、25日線に上値を抑えられ、スプレッド狙いは入りづらい
日経225先物ではゴールドマン証券が1500枚の買い越し、ソシエテジェネラル証券が1469枚の売り越し、TOPIX先物ではJPモルガン証券が4973枚の買い越し、ビーオブエー証券が4723枚の売り越し
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
大阪9月限
日経225先物 33190 +10 (+0.03%)
TOPIX先物 2287.0 -4.0 (-0.17%)
日経225先物(9月限)は、前日比10円高の3万3190円で取引を終了。寄り付きは3万3070円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3180円)を下回って始まった。前日の時間外取引で買われていたマイクロン・テクノロジー<MU>が下落した影響により、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角に売りが先行したこともあり、3万2900円まで下落幅を広げる場面が見られた。売り一巡後は3万3000円を挟んだ狭いレンジでの推移を継続。後場は取引開始直後に付けた3万2950円をボトムにリバウンドが強まり、終盤にかけて上昇に転じ、一時3万3220円まで買われる場面もあった。
前場中盤辺りから、マイクロン・テクノロジー<MU>の下落を嫌気して売られた東京エレクトロン <8035> [東証P]が下げ幅を縮めたほか、アドバンテスト <6857> [東証P]はプラスに転じるなど底堅さが見られたため、先物市場でもショートカバーに向かわせたようである。四半期末に伴うリバランスの影響が警戒された一方で、先回り的にショートを積み上げていたポジションのカバーの動きもあったとみられる。
ただし、3万3000円処での底堅さが意識された一方で、リバランス中心のなかで積極的なトレードは限られており、ボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられた形状だった。来週もパッシブ型ETFの決算を控えているため、分配金捻出のための売り需要が観測されている。押し目待ち狙いの買いは控えているとみられるが、底堅さがみられる局面では早めのカバーが入りやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で14.51倍に上昇した。朝方は14.42倍まで低下したものの、値がさハイテク株の底堅い値動きもあって、前場終盤にかけて切り返す動きとなった。ただし、25日線に上値を抑えられている形状であるため、ここからのNTロングでのスプレッド狙いは入りづらいところであろう。
手口面では、日経225先物はゴールドマン証券が1500枚、バークレイズ証券が689枚、モルガンMUFG証券が359枚の買い越しに対して、ソシエテジェネラル証券が1469枚、ドイツ証券が1009枚、SMBC日興証券が431枚程度の売り越しだった。TOPIX先物はJPモルガン証券が4973枚、三菱UFJ証券が4923枚、UBS証券が2623枚、バークレイズ証券が1415枚の買い越しに対して、ビーオブエー証券が4723枚、ソシエテジェネラル証券が4367枚、ゴールドマン証券が3046枚の売り越しだった。
◆海外ヘッドライン一覧(30日ロイター)
2023/06/30(金)20:36
・日本株、2020年以降で最大の資金流入 4週間で79億ドル=BofA
・ユーロ圏インフレ率、6月5.5%で3カ月連続鈍化 各国でばらつき
・スイス中銀、第1四半期の外貨売却323億フラン インフレ抑制で4期連続
・西側支配打破へ国連安保理の拡大必要 ロシアは常に困難克服=外相
・米爆撃機B52、韓国との合同演習に参加
・オランダ、先端半導体製造装置輸出で新規制 米から同調圧力
・ロシアは常に困難から強く立ち上がってきた=ラブロフ外相
・フランス全土に拡大、少年射殺への抗議 放火や略奪も
・中国人民銀、元安進行下で外銀にドル預金金利調査 引き下げ指導も
・5月のユーロ圏失業率、6.5%=EU統計局(予想6.5%)
・〔ロイター調査〕豪中銀、7月4日に4.35%へ利上げか 予想は五分五分
・〔IBウオッチャー〕世界のM&A、第2四半期は前年比36%減 回復の兆しも
・〔焦点〕投資ファンド、アジアで融資に舵 IPO市場が低迷
・〔焦点〕気候変動で森林火災が急増、ネパールに打つ手はあるか
・〔アングル〕中国ライブコマースが進化、値引きや有名司会者依存脱却へ
・〔GRAPHIC〕好調続く米株式市場、下期に向けた6つの課題
・〔海外規制フラッシュ〕EU、金融規制改正で合意 ブローカー向け注文取次手数料を禁止
・〔ロイター為替予測調査〕アジア新興国通貨の売り持ち増加、中国の回復遅れが重荷
・独小売売上高指数、5月前月比+0.4% 消費基調なお弱いとの見方
・英住宅価格、6月は前年比3.5%下落 2009年以来の大幅な落ち込み
・独失業者、6月は予想以上に増加 景気低迷が波及
・豪財政黒字、22/23年度は過去最高に 来年度の国債発行減額へ
・韓国、初の円建て為替安定化債の発行を計画=企画財政相
・BUZZ-南アランド横ばい、経済指標発表待ち
・英GDP、第1四半期確報値は前期比0.1%増 コロナ前に届かず
・5月の独輸入価格指数、前月比-1.4%・前年比-9.1%
・5月の独小売売上高指数、前月比+0.4%・前年比-3.6%
・パキスタンとIMF、30億ドルの融資実施で事務レベル合意
・EU首脳会議、対中依存引き下げる方針表明へ
・中国軍機11機が中間線越え、周辺で計24機確認=台湾国防部
・米国務省、台湾への砲弾・補給品売却を承認
・ウクライナの対人地雷使用巡り新たな証拠、国際人権団体が報告
・韓国で塩買いだめの動き、福島処理水懸念で 政府が備蓄放出
・フィリピン中銀、6月インフレ率は前年比5.3─6.1%と予想
・フォックスコン、ベトナムEV部品生産などに2.46億ドル投資へ
・NZ、対中関係を慎重に管理 米中対立に翻弄されず=外相
・中国製造業PMI、6月は3カ月連続50割れ 需要低迷続く
・韓国5月鉱工業生産と小売売上高が増加、政府「経済は回復軌道」
・タイ製造業生産指数、5月は前年比-3.14% 予想より小幅な低下
・生成AIに「競争上の懸念」、米FTCが注視=ブログ
・中国の低所得国向け債務救済が急減、一部の国に集中=報告書
・ブラジル中銀、今年の成長予想を2.0%増に上方修正
・エチオピア、BRICS加盟要請 アフリカの成長国
・NATO、ウクライナ加盟問題で妥協に近づく=米大使
・米国務省、台湾への砲弾・補給品売却を承認
・米国債の逆イールド、一段と深化 FRBのタカ派姿勢で
・EU加盟国、発電所補助金に厳しい条件検討 域内電力市場改革
・中国主席、SCO首脳会議で演説へ オンラインで参加
・東西教会が協力して平和実現を、ロシア正教会トップがローマ教皇特使に
・英住宅ローン金利が再び上昇、多くは6%超え
・米大学の人種優遇は違憲、最高裁が判断 選考見直し必至 バイデン氏反対
・米音楽フェス群衆事故、ラッパーのT・スコットさんに刑事責任問わず
・メキシコで熱波3週間、熱中症などで少なくとも100人死亡
・北海ブレント先物、月間で今年初めて上昇へ 供給逼迫観測
・NATO、ウクライナの加盟手続き加速を 英国防相が訴え
・メキシコ経済の見通しは不透明=金融安定委員会
・米マイクロソフト社長、EUでAI規制巡る考え披露
・米銀行監督当局、商業用不動産融資の借り手支援を要請
・EXCLUSIVE-トランプ氏、プーチン氏は「やや弱体化」 台湾有事の対応明言せず
・EXCLUSIVE-米蘭が協調して半導体製造装置の対中輸出規制強化へ
・イラクのスウェーデン大使館前で抗議、コーラン燃やすデモ巡り
・アルゼンチン、IMF融資の一部を人民元で返済へ=消息筋
・EXCLUSIVE-中国系ファッション通販シーイン、NY上場を申請=関係者
・ブラジルのボルソナロ氏、立候補禁止判決の瀬戸際 権力乱用巡り
・NZ消費者信頼感、6月は年初来最高 なお低水準
・米大学入試の人種優遇、最高裁の違憲判断に共和党から歓迎の声
・BUZZ-外株:米銀行株が軒並み上昇、ストレステスト結果好感 増配に懐疑的な見方も
・ブラジル政府、物価目標達成の時間軸を事実上2年に修正
・米ナイキ、6─8月売上高見通しが予想下回る 北米市場の減速で
・EXCLUSIVE-トランプ氏、初回討論会欠席も 対抗イベント検討 共和党予備選
・フィデリティが再びビットコイン現物ETFの上場申請
・EU首脳、ウクライナ安全保障への長期的関与を支持
・EXCLUSIVE-プーチン氏、ワグネル反乱で「やや弱体化」=トランプ前米大統領
・EXCLUSIVE-人工甘味料アスパルテーム、WHO機関が初めて発がん可能性リスト掲載へ=関係者
・米、スウェーデンのコーラン燃やすデモ非難
・英首相、ルワンダ強制移送の違法判決不服として上訴する意向
・バイデン氏、最高裁判事増員に否定的 人種優遇の違憲判断には懸念
・IMF理事会、ウクライナ支援巡る審査完了 8.9億ドル融資実行
・米富豪コーク氏の保守系団体が7000万ドル調達、トランプ氏共和党候補指名阻止へ
・グーグル、カナダでニュースへのリンク削除へ 対価支払い義務化受け
・EXCLUSIVE-米蘭が協調して半導体製造装置の対中輸出規制強化へ
・米インフレ率低下、最近のシグナルは曖昧=アトランタ連銀総裁
・独VWもテスラの充電規格採用を検討、北米顧客向けに
―――【NEWS】―――
▶[NEWS]米6月ミシガン大消費者信頼感指数は2月来で最高も期待インフレ率は低下傾向でドル軟調(30日フィスコ)
2023/06/30(金)23:29
●要約(ChatGPT併用)---------------
米6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が64.4と2月来で最高、速報値から上方修正
1年期待インフレ率確報値は3.3%で修正なく、21年3月以降で最低、5-10年期待インフレ率確報値は3.0%で5月より低下
米6月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は41.5と予想を下回りながらも5月から上昇
米国債相場は続伸し、10年債利回りは3.81%まで低下
ドル売りが続き、ドル・円は144円27銭まで下落、ユーロ・ドルは1.086ドルから1.0930ドルまで上昇
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
米6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は64.4と、速報値63.9から予想外に上方修正され2月来で最高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は3.3%と速報値から修正なく、21年3月以降で最低の伸びとなった。また、5-10年期待インフレ率確報値は3.0%と速報値から修正なく5月3.1%から低下。
事前に発表された米6月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は41.5と、5月40.4から上昇も予想を大幅に下回った。
米国債相場は続伸。10年債利回りは3.81%まで低下した。FRBの追加利上げ観測の後退で、ドル売りも続きドル・円は144円27銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.086ドルから1.0930ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:64.4(予想:63.9、速報値:63.9)
・米・6月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.3%(速報値:3.3%)
・米・6月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.0%(速報値:3.0%)
・米・6月シカゴ購買部協会景気指数:41.5(予想:43.8、5月:40.4)
▶[NEWS]米5月コアPCE価格指数が予想外に鈍化、追加利上げ観測緩和でドル買いが後退(30日フィスコ)
2023/06/30(金)22:03
●要約(ChatGPT併用)---------------
米5月個人所得は前月比+0.4%で、予想を上回る伸び
個人消費支出(PCE)は前月比+0.1%と、4月+0.6%から鈍化
FRBが注視するコアPCE価格指数は前年比+4.6%と、4月より伸びが鈍化
コアインフレの鈍化でFRBの追加利上げ観測が緩和、米国債相場反発、10年債利回りは3.82%まで低下
ドル買い後退で、ドル・円は144円75銭から144円35銭まで下落、ユーロ・ドルは1.0852ドルから1.0896ドルまで上昇
●要約ここまで(ChatGPT併用)------
●本文ここから--------------------------
米5月個人所得は前月比+0.4%と、伸びは予想を上回った。4月+0.3%と+0.4%から下方修正された。個人消費支出(PCE)は前月比+0.1%と、4月+0.6%から予想以上に鈍化。
米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食品を除いたコアPCE価格指数は前年比+4.6%と、予想外に4月+4.7%から伸びが鈍化した。
コアインフレ鈍化でFRBの追加利上げ観測が緩和し、米国債相場は反発。10年債利回りは3.82%まで低下した。ドル買いも後退し、ドル・円は144円75銭から144円35銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0852ドルから1.0896ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・5月コアPCE価格指数:前年比+4.6%(予想:+4.7%、4月:+4.7%)
・米・5月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.3%、4月:+0.3%←+0.4%)
・米・5月個人消費支出(PCE):前月比+0.1%(予想:+0.2%、4月:+0.6%←+0.8%)
いいなと思ったら応援しよう!
![日経225](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101827183/profile_f2a68405f89c93313c6401c78cc9e1a8.png?width=600&crop=1:1,smart)