見出し画像

2023/09/06(水)=英国、欧州株、NY株主要3指数ともに下落/日経平均、8連騰/日経先物270円高の3万3240円で日中取引終了



―――【総まとめ】―――

  • ロンドン株式市場は続落、英国の消費需要減退の懸念

  • FTSE250種指数0.18%安、FTSE350種鉱業株指数0.79%下げ、小売株指数1.02%下げ

  • 欧州株式市場も下落、世界経済の成長鈍化の懸念

  • STOXX欧州高級品株10種指数1.15%下げ、STOXX欧州600種建設・資材株指数1.01%下落

  • 中国とユーロ圏の8月サービス部門PMIが低迷

  • ユーロ圏債券の国債利回り上昇、ECBの3年先インフレ率予想は2.4%

  • NY為替市場ではドルが成長鈍化の懸念から安全資産としての投資妙味が高まり、主要6通貨に対し6カ月ぶりの高値を記録、ドル/円も10カ月ぶり高値147.8円を記録

  • NY債券市場では、米商務省の製造業新規受注の減少やFRBのウォラー理事の利上げの必要性を示唆するコメントが影響し、10年債利回りが上昇

  • 米国主要株価指数、NYダウ、S&P500、ナスダックがともに下落

  • 米国債利回りの上昇や原油高の影響を受け、特にダウ工業株30種が大きく下落の一方で、エネルギーセクターは7カ月ぶり高値

  • NY金先物は、ドルの高まりや米長期金利の上昇により反落。米原油先物は、供給削減方針の延長を背景に8営業日連続で上昇し、10カ月ぶりの高値を記録

  • 日経225先物9月限は前日比100円高の3万3070円で夜間取引終了、日経平均株価の現物終値3万3036.76円に対しては33.24円高

  • a

  • 日経225先物9月限は前日清算値比270円高の3万3240円で日中取引終了、この日の日経平均株価の現物終値3万3241.02円に対しては1.02円安


―――【チャート】―――

◆直近2営業日の値動き=15分足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限15分足チャート2023/09/04(月)16:30~2023/09/06(水)15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限日足チャート2023/03/07[半年前]16:30~2023/09/06(水)15:15

―――【経済イベント指標】―――

◆2023/09/05(火)の経済指標結果



◆2023/09/06(水)の経済イベント予定



―――【欧州市況】―――

◆欧州市場サマリー(05日ロイター)

2023/09/06(水)02:56

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ロンドン株式市場は続落、英国の消費需要減退の懸念

  • FTSE250種指数0.18%安、FTSE350種鉱業株指数0.79%下げ、小売株指数1.02%下げ

  • 8月の英サービス部門PMIは50を下回り、英個人消費の伸び鈍化

  • JPモルガンの警戒発表後、B&Mヨーロピアン・バリュー・リテールとテスコがそれぞれ3.4%、2.8%安

  • 英国の8月新車登録台数増加で、自動車・部品株指数2.10%上昇

  • 欧州株式市場も下落、世界経済の成長鈍化の懸念

  • STOXX欧州高級品株10種指数1.15%下げ、STOXX欧州600種建設・資材株指数1.01%下落

  • 中国とユーロ圏の8月サービス部門PMIが低迷

  • ロシュはベレンベルクの投資判断引き下げで1.5%安、石油・ガス株指数1.18%高

  • ユーロ圏債券の国債利回り上昇、ECBの3年先インフレ率予想は2.4%

  • 短期金融市場では、ECBの利上げ確率約30%

  • 独10年債利回り3bp上昇の2.60%、イタリア10年債利回り4.6bp上昇の4.34%

  • 米10年債利回りが4.25%と8bp上昇

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

<ロンドン株式市場>
 続落して取引を終えた。振るわない経済指標を受けて英国の消費需要減退への懸念が高まった。中型株で構成するFTSE250種指数は0.18%安。S&Pグローバル/CIPSが発表した8月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は1月以来初めて、好不況の分かれ目となる50を下回った。また、英バークレイズが公表したデータも8月の英個人消費の伸びが鈍化し、景気低迷の兆候を示した。中国の8月のサービス部門PMIが低調だったことを背景にコモディティー(商品)関連銘柄が売られ、FTSE350種鉱業株指数は0.79%下げた。JPモルガンが食料品価格の下落の可能性を理由に欧州の食品小売セクターを警戒したことから、英国と欧州全域で小売業銘柄が下落。小売株指数は1.02%下げた。JPモルガンが投資判断を引き下げた雑貨ディスカウントストアのB&Mヨーロピアン・バリュー・リテール、英スーパーマーケット大手のテスコはそれぞれ3.4%、2.8%安。B&Mを巡っては、経営破綻したウィルコの51店舗の買収決定も嫌気された。建機・産業機器レンタルのアシュテッドは2.9%下落。市況の軟化を理由に通期決算の売上高見通しを下方修正したことが売り材料となった。英国の8月の新車登録台数が前年同月比で20%超増え、13カ月連続で伸びたのを背景に自動車・部品株指数は2.10%上昇した。

<欧州株式市場>
 下落して取引を終えた。中国とユーロ圏それぞれのサービス業景況感が低迷し、世界経済の成長鈍化への懸念が強まった。一方、石油・ガス株が上昇したことで下げ幅は抑えられた。中国への依存度が高いSTOXX欧州高級品株10種指数は1.15%下げた。STOXX欧州600種建設・資材株指数も1.01%下落。財新/S&Pグローバルが発表した中国の8月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は前月から低下し、8カ月ぶりの低水準を付けた。ユーロ圏の8月HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は主要産業のサービス分野が縮小し、当初想定よりも大きく悪化した。ウィズダムツリーのマクロ経済調査・戦術ソリューションのディレクター、モビーン・タヒール氏は「景気後退の領域にはまだ陥っていないため、欧州中央銀行(ECB)には対応する多少の余地がある」とし「インフレが完全に抑えられるまで、高金利をより長期間続けるチャンスがある」と指摘した。スイスの製薬大手ロシュは1.5%安。ベレンベルクが投資判断を「買い」から「ホールド」へ引き下げたことが嫌気された。石油・ガス株指数は1.18%高。サウジアラビアとロシアがそれぞれ自主的な原油供給制限を延長すると報じられ、原油価格が1%超上昇したことが買い材料となった。

<ユーロ圏債券>
 欧州中央銀行(ECB)のインフレ期待を巡る調査結果を受け、国債利回りが上昇した。ECBが5日公表した調査結果によると、3年先のインフレ率予想は7月に2.4%と、6月の2.3%から上昇した。いずれもECBの目標2%を上回っている。ただ、ECBが14日に開く理事会でいかなる決定を下そうと、市場ではECBの利上げサイクルは終了に近づいているとの見方が織り込まれているため、アナリストは借入コストは現在のレンジで推移すると予想している。短期金融市場では、ECBが14日の理事会で0.25%ポイントの利上げを決定する確率は約30%と見込まれている。また、短期金融市場で予想されているECBのターミナルレート(政策金利の最終到達点)見通しが3.9%であることを踏まえると、60%の確率で年末までに利上げが実施される見通し。独10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇し2.60%。一時は8月23日以来の水準に上昇した。イタリア10年債利回りは4.6bp上昇の4.34%と、2週間ぶり高水準を付けた。独伊10年債利回り格差は172bp。一時は2週間ぶりの水準に拡大した。連休明けの米債券市場では、米10年債利回りが4.25%と8bp上昇。市場関係者は米国債利回りの動向も注視している。

ロイター

―――【要人発言】―――

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/09/06(水)05:10

5日13:34 豪準備銀行(RBA)声明
「インフレが妥当な期間内で確実に目標に戻るようにするためには、金融政策の幾分かの引き締めが必要になるかもしれない」
「それ(追加引き締め)は引き続き経済データとリスクがどのように進展するかによって決まる」
「インフレ率を目標に戻すという断固とした決意に変わりはなく、そのために必要なことを行っていく」
「今回の決定は、これまでの利上げの影響と経済見通しを評価するための時間をさらに確保するため」
「予測の中央値ではCPIは引き続き低下し、2025年後半には2-3%の目標範囲内に戻ると予想」
「豪経済はトレンドを下回る成長期にあり、これはしばらく続くと予想」
「これまでのところ中期的なインフレ予想はインフレ目標と一致しており、この状況を維持することが重要」
「失業率は現在の3.5%から来年後半にかけて徐々に4.5%程度まで上昇すると予想」
「中国経済の見通しにおいて不確実性が増加しており、不動産市場のストレスが続いている」

5日21:51 ウォーラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「FRBの利上げ終了というにはもっとデータが必要」
「先週のデータは、雇用市場が軟化し始めていることを明らかに示した」
「失業率は1年前とほぼ同じなので、それほど大きな変化はない」
「景気後退はどこからともなく突然起こるショックによって引き起こされることがよくあるが、これまでのデータはかなり良好」
「やり遂げたと言うことに細心の注意を払いたい」
「多すぎることと少なすぎることのリスクはバランスが取れていると思う」
「もう一回利上げをしても経済が不況に陥るとは思わない」
「FRBが再び利上げするかどうかはデータが左右する」

5日23:36 メスター米クリーブランド連銀総裁
「労働市場はこれまでよりもバランスが取れてきているようだ」
「政策金利をやや引き上げる必要があるかもしれない」
「9月の次回の決定までにはまだ多くのデータと情報が得られるだろう」

6日02:12 ナーゲル独連銀総裁
「インフレ目標にはまだ達していない」
「ECBはデータに依存した金融政策アプローチをとっている」

※時間は日本時間

OANDA証券

―――【日経先物ナイトセッション】―――

◆日経225先物夜間取引クロージング:06日夜間取引終値=100円高、3万3070円

2023/09/06(水)06:03

 6日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日比100円高の3万3070円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万3036.76円に対しては33.24円高。出来高は1万4653枚だった。
 TOPIX先物期近は2380.5ポイントと前日比5.5ポイント高、TOPIX現物終値比2.65ポイント高だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        33070     +100    14653
日経225mini        33065      +95   292741
TOPIX先物        2380.5     +5.5    8972
JPX日経400先物      21530      +80    4800
マザーズ指数先物      769      +2     927
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

―――【主要ニュース】―――

◆今朝の必読ニュース(06日ブルームバーグ)

2023/09/06(水)06:02

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ソフトバンクグループ傘下のアーム・ホールディングスはIPOを通じて最大約7200億円を調達し、企業価値は約545億ドルと評価。ソフトバンクGはその後も90%の株を保持

  • サウジアラビアは原油自主減産を3カ月延長し、日量100万バレルを減らす。ロシアも輸出削減を続け、これに伴い原油価格が上昇

  • シンガポールのGICは東京の汐留シティセンターの売却を計画。売却額は3000億円以上を見込み、三井不動産も持ち分の売却を検討中

  • FRBのウォラーはインフレの緩和を受けて利上げの慎重な進行を提案。一方、クリーブランド連銀のメスターは政策金利の引き上げも考慮

  • バイデン大統領は経験豊富なジャック・ルー元財務長官を駐イスラエル大使に指名。彼は米イスラエル関係の微妙な時期に大使としての役割を果たす予定

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

最大7200億円
ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスは、新規株式公開(IPO)で最大48億7000万ドル(約7200億円)を市場から集める計画だ。アームは5日、米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で、9550万米国預託株式(ADS)を1ADS当たり47-51ドルで売り出す計画を示した。ブルームバーグの算出によれば、この計画はアームの企業価値を最大約545億ドルと評価するものとなる。引き受け会社は追加で最大700万ADSを購入するオプションがある。届け出によると、ソフトバンクGはIPO完了後も、アーム株の約90%を保持する。IPO価格が仮条件の下限となっても、アームのIPO規模は今年世界最大となる。

予想外の3カ月延長
サウジアラビアは世界市場を支えることを目指し、原油の自主減産をさらに3カ月延長する。ロシアも原油輸出の削減を同じ期間継続する。国営サウジ通信(SPA)によれば、サウジは日量100万バレルの自主減産を12月まで継続する。産油量は日量約900万バレルと、7年ぶりの低水準となる。ロシアも日量30万バレルの輸出削減を年内続ける。ブルームバーグが先週まとめたトレーダーとアナリストを対象にした調査では、サウジは自主減産を1カ月延長すると回答者25人中20人がみており、今回のサウジの決定は市場予想を上回る内容だった。発表を受けて原油価格は上昇した。

GICが売却方針
シンガポール政府系ファンドのGICが、大型オフィスビルの汐留シティセンター(東京都港区)を売却する方針であることが分かった。関係者らによると、年内の入札開始と2024年3月までの売却完了を目指す。売却額は3000億円を超えるとの見方も出ている。三井不動産がビルの一部を所有しており、持ち分を売却する可能性もあるという。GICのフィナンシャルアドバイザーは三菱UFJ信託銀行と米ジョーンズ・ラング・ラサールが担っており、一部の投資家に購入を打診している。国内の民間同士の不動産取引としては過去最大級になる可能性がある。

「差し迫って何かする必要ない」
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事はインフレ緩和の継続を最近のデータが示しているため、利上げを「慎重に進める」ことができるとの考えを示した。CNBCとのインタビューで、「差し迫ってすぐに何かをする必要があると示すものは一切ない」と述べ、次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを支持することを示唆した。一方、クリーブランド連銀のメスター総裁はドイツ紙ベルゼン・ツァイトゥングとのインタビューで、「これまでの状況から、政策金利をもう少し引き上げる必要があるかもしれないことは十分に想像できる」と発言。 「しかし、次回9月の政策決定までにはまだ時間があり、それまでに多くのデータと情報を入手できる」と述べた。

ルー元財務長官を起用
バイデン米大統領は、ジャック・ルー元財務長官(68)を駐イスラエル大使に指名する。ホワイトハウスが5日に発表した。ルー氏はオバマ政権時代に行政管理予算局(OMB)局長や大統領首席補佐官も務めた経歴を持つ。ルー氏は、2年足らずで7月に退任したナイズ前大使の後任となる。ホワイトハウスでの経験が豊富なルー氏は、米国とイスラエルの関係が微妙な時期を迎えている中で大使に起用される。

その他の注目ニュース
バイデン米大統領、5日のコロナ検査で再び陰性-ホワイトハウス
ロシアが警告、米核兵器の英配備は「事態をエスカレートさせる行為」
バブルハンターが警告、エヌビディア熱狂は「大いなる市場の妄想」

ブルームバーグ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(06日ロイター)

2023/09/06(水)06:24

・米金融・債券市場=利回り上昇、10年債は1週間ぶり高水準
・バイデン氏、世界銀行改革や融資拡大が焦点 G20サミット=米高官
・中南米金融市場=チリペソ8カ月ぶり安値、利下げ観測で
・米金融・債券市場=利回り上昇、10年債は1週間ぶり高水準
・米共和党マコネル氏、「沈黙」に言及せず 医師「脳卒中でない」
・NY外為市場=ドル上昇、世界成長懸念で逃避買い
・英アーム、米ボルティモアで投資家向け説明会開始 NYなどでも
・米、駐イスラエル大使にルー元財務長官を指名
・クレディ・スイス買収後もUBSは大きすぎず=CEO
・北朝鮮は「代償支払う」、ロシアへの武器提供巡り 米高官が警告
・米「自然利子率」、第2四半期も低下 低金利回帰示唆=NY連銀
・原油先物10カ月ぶり高値、サウジとロシアが供給制限延長
・米国株式市場=下落、米国債利回り上昇と原油高が圧迫
・英の40年新発国債利回り、4.6562%に 過去最高を更新
・軍政下のミャンマー、26年のASEAN議長国辞退 フィリピンに
・西側、「ナチズム賛美」隠蔽にゼレンスキー氏を大統領に=プーチン氏
・米中首脳会談の予定なし=米高官
・バイデン氏、コロナ陰性 検査2日目も=ホワイトハウス
・欧州株式市場=下落、中国とユーロ圏の指標低迷を嫌気
・ロンドン株式市場=続落、消費需要減退を示す指標響く
・〔ファンドビュー〕短期国債への弱気姿勢緩和、高格付け社債は慎重=ブラックロック
・米国務長官、イスラエルとパレスチナのトップと個別に電話会談=国務省
・トランプ氏前側近、無罪主張 20年米大統領選介入巡り
・ウクライナ、穀物輸出合意巡り姿勢軟化求めるトルコの提案を拒否
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り上昇、ECB調査受け
・メタ、英仏独でニュース配信機能を年内中止へ
・ウクライナ、豪ドローン使いロシア領内を攻撃=ザハロワ報道官
・サウジとロシア、現行の自主的な原油供給制限を年末まで延長へ
・米製造業新規受注、7月は前月比2.1%減 5カ月ぶり減少
・米ワーナー、通期利益予想を下方修正 ハリウッドのストで
・中ロ首脳、G20サミット欠席巡り事前に調整せず=ロシア報道官
・英アーム、米IPOで時価総額520億ドル超目指す 今年最大の上場案件
・ドル一時147.71円、10カ月ぶり高値更新 世界経済巡る懸念で買い
・最近の指標、FRBに利上げ見極め余地与える=ウォラー理事
・南アGDP、第2四半期は前期比0.6%増 予想上回る
・ロシア、北朝鮮の金総書記の訪ロ巡り「何も発表ない」=大統領報道官
・訂正-個人消費巡る懸念が影、カード延滞や貯蓄減で=今週の米株式市場

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(06日ロイター)

2023/09/06(水)06:10

●英アーム、米IPOで時価総額520億ドル超目指す 今年最大の上場案件
ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームは5日、米ナスダック市場での新規株式公開(IPO)で、公開価格を米国預託株式(ADS)1株当たり47-51ドルに設定すると発表した。時価総額520億ドル超を目指し、米市場で今年最大の上場案件となる見通し。

●サウジとロシア、現行の自主的な原油供給制限を年末まで延長へ
サウジアラビアとロシアが現行の自主的な原油供給制限を年末まで延長することが分かった。サウジは日量100万バレルの自主減産を、ロシアは日量30万バレルの原油輸出制限を2023年12月末まで3カ月間延長する。

●最近の指標、FRBに利上げ見極め余地与える=ウォラー理事
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は5日、直近で発表された一連の経済データはFRBに利上げの必要性を見極める余地を与えていると述べた。

●米「自然利子率」、第2四半期も低下 低金利回帰示唆=NY連銀
米ニューヨーク(NY)連銀は5日、経済への影響において中立とされる「自然利子率(Rスター)」の推計値が第2・四半期で0.57%と第1・四半期の0.68%から低下したと発表した。低下傾向が続いており、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の低金利環境に回帰する可能性を示唆した。

●レーバーデー後の社債発行ラッシュ、米国債売り圧力に
米国の投資適格社債の発行がレーバーデー後に相次ぎ、米長期国債に新たな売り圧力がかかった。一部の投資家が国債よりも高い利回りを提供する高格付け社債の購入に切り替えているためだ。

●〔ファンドビュー〕短期国債への弱気姿勢緩和、高格付け社債は慎重=ブラックロック
米ブラックロックの調査部門ブラックロック・インベストメント・インスティテュートは5日、利回りが魅力的な水準になったとして、短期債に対する弱気姿勢を緩和させる一方、高格付け社債の長期見通しに対しては慎重な姿勢を示した。

●北朝鮮は「代償支払う」、ロシアへの武器提供巡り 米高官が警告
米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は5日、ロシアと北朝鮮による武器交渉が活発に進められているとし、ウクライナで使用される武器をロシアに提供すれば、北朝鮮は「代償を支払うことになる」とけん制した。

●米共和党マコネル氏の「沈黙」、脳卒中や発作でない=議会主治医
米共和党上院トップのマコネル上院内総務(81)がここ約1カ月で2回にわたり公の場沈黙したことについて、議会主治医は5日、脳卒中や発作性疾患の結果ではないもようという見解を示した。

●西側、「ナチズム賛美」隠蔽にゼレンスキー氏を大統領に=プーチン氏
ロシアのプーチン大統領は5日、西側諸国は「ナチズム賛美」を隠蔽するために、ユダヤ人であるゼレンスキー氏をウクライナ大統領に据えたと述べた。ただ、根拠は示さなかった。

●軍政下のミャンマー、26年のASEAN議長国辞退 フィリピンに
原則1年交代の輪番制となっている東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国を巡り、軍政下のミャンマーが予定されていた2026年の議長国を辞退し、フィリピンが同年の議長国を引き受けることが分かった。

ロイター

―――【米国市況】―――

◆NY株式市場クローズ(05日)

2023/09/06(水)06:27



◆NY市場サマリー(05日ロイター)=ドル上昇・株下落、利回り上昇受け

2023/09/06(水)07:04

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • NY為替市場では、ドルが成長鈍化の懸念から安全資産としての投資妙味が高まり、主要6通貨に対し6カ月ぶりの高値を記録

  • 中国景気減速懸念、豪中央銀行が政策金利据え置いたことなどを材料に、ドル/円が10カ月ぶり高値147.8円を記録

  • NY債券市場では、米商務省の製造業新規受注の減少やFRBのウォラー理事の利上げの必要性を示唆するコメントが影響し、10年債利回りが上昇

  • NY株式市場は、米国債利回りの上昇や原油高の影響を受け、特にダウ工業株30種が大きく下落。一方で、エネルギーセクターは7カ月ぶり高値

  • NY金先物は、ドルの高まりや米長期金利の上昇により反落。米原油先物は、供給削減方針の延長を背景に8営業日連続で上昇し、10カ月ぶりの高値を記録

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

<為替>
 ドルが主要通貨バスケットに対し上昇し、6カ月ぶり高値に迫った。中国をはじめ、世界の成長鈍化を巡る懸念から、安全資産としてのドルへの投資妙味が強まった。主要6通貨に対するドル指数は一時104.85と、約6カ月ぶりの高値を付けた後、終盤の取引では0.62%高の104.8。ユーロ/ドルは一時1.07225ドルと、約3カ月ぶり安値を付けた。その後は0.69%安で推移した。豪ドル/米ドルは1.29%下落し、10カ月ぶり安値を更新。中国の経済成長減速を巡る懸念に加え、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が5日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いたことが材料視された。ドル/円は10カ月ぶり高値となる147.8円を付けた。トレーダーは引き続き、日本当局が為替市場に介入する兆しを注視している。

<債券>
 国債利回りが上昇した。指標となる10年債は約1週間ぶりの高水準を付けた。この日発表された指標を受けた。米商務省が5日発表した7月の製造業新規受注は前月比2.1%減少した。予想の2.5%ほど大きく減少しなかった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は5日、直近で発表された一連の経済データはFRBに利上げの必要性を見極める余地を与えていると述べた。その上で、市場参加者は中央銀行が利上げサイクルを終えたと考えるべきではないと注意を促した。米10年債利回りは9ベーシスポイント(bp)上昇の4.26%。一時、8月25日以来の高水準となる4.268%に達した。30年債利回りも9bp上昇し4.373%となった。

<株式>
 米国債利回りの上昇と原油高に圧迫され、下落して終了した。ダウ工業株30種が主要指数の下げを主導した。経済の底堅さを示す指標を受け、米国債利回りが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は5日、一連の直近データはFRBに利上げの必要性を見極める余地を与えていると述べた。S&P主要11セクターではエネルギーが0.5%高と上昇率が最大だった。一時、約7カ月ぶりの高値まで上昇した。サウジアラビアとロシアが現行の自主的な原油供給制限を年末まで延長することが分かった。ダウ輸送株20種は2.2%下落。原油高を背景にした航空株の下げが重しとなった。S&P1500航空指数は2.4%安で引けた。ユナイテッド航空は2.5%安で終了。一時、4.7%下げる場面もあった。システム全体の技術的な問題により、1時間にわたって運航が停止された。S&P総合500種への採用が決まった民泊サイト運営大手エアビーアンドビーと大手投資会社ブラックストーンはそれぞれ7%、3.6%値上がりした。

<金先物>
 ドル高や米長期金利の上昇が嫌気され、反落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前週末比14.50ドル(0.74%)安の1オンス=1952.60ドル。

<米原油先物>
 サウジアラビアとロシアによる供給削減方針の延長を背景に需給逼迫(ひっぱく)懸念が強まり、8営業日続伸した。米国産標準油種WTI10月物の清算値(終値に相当)は、前週末比1.14ドル(1.33%)高の1バレル=86.69ドル。中心限月ベースでは昨年11月中旬以来10カ月ぶりの高値となった。11月物は1.26ドル高の86.01ドル。

ロイター

◆05日の米国市場ダイジェスト=NYダウは195ドル安、原油高でインフレ長期化を警戒

2023/09/06(水)07:43

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ダウ平均は195.74ドル安で、ナスダックも下落し、14,020.95で取引を終えた

  • サウジアラビアとロシアの減産延長により原油価格上昇、インフレ長期化の懸念が浮上

  • 利上げ観測による長期金利の上昇警戒で、ダウ平均の下げ幅が拡大

  • アップルの新商品発表を控えてハイテク株は底堅いものの、ナスダックは最終的に下落

  • 各セクターでは自動車やソフトウエアが上昇、一方、耐久消費財やアパレルは下落

  • 原油先高観でオキシデンタル・ペトロリアムやハリバートンが上昇、オラクルもAI活用で上昇

  • S&P500種の採用により、エアビー・アンドビーとブラックストーンが買われる動き

  • システム不具合でユナイテッド航空が下落、ゼネラル・ミルズも下落の動き見せる

  • FRBウォラー理事は近々の政策金利変動の必要性を否定、安定的方針を示唆

  • NY外為ではドル・円上昇、ユーロ圏のPMI下方修正によるユーロ売りが目立つ

  • WTI先物価格が上昇し、86.69ドルで取引終了、ロシアとサウジの減産が影響を与える

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

■NY株式:NYダウは195ドル安、原油高でインフレ長期化を警戒

ダウ平均は195.74ドル安の34,641.97ドル、ナスダックは10.86ポイント安の14,020.95で取引を終了した。

サウジアラビアやロシアが減産延長計画を発表し、供給ひっ迫による原油高でインフレも長期化するとの懸念が浮上し、寄り付き後、下落。年内の利上げ観測も根強く長期金利の上昇を警戒した売りが強まり、終盤にかけてダウ平均は下げ幅を拡大した。ハイテクは12日にイベント開催を予定している携帯端末のアップル(AAPL)の新商品発表への期待を背景に底堅く推移したが、ナスダックもプラス圏を維持できず下落で終了。セクター別では自動車・自動車部品、ソフトウエア・サービスが上昇した一方で、耐久消費財・アパレルが下落した。

エネルギー資源会社のオキシデンタル・ペトロリアム(OXY)、ハリバートン(HAL)などは原油先高観を背景に業績改善期待が高まりそれぞれ上昇。ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)は人口知能(AI)が同社のクラウドビジネスを支援するとアナリストが投資判断を引き上げ上昇。旅行情報・予約サイト運営のエアビー・アンドビー(ABNB)と投資会社のブラックストーン(BX)はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが両社をS&P500種株価指数の構成銘柄に採用すると発表し、それぞれ買われた。クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(AXP)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。

一方、航空会社のユナイテッド(UAL)はシステムの不具合で、国内全便で一時運航が停止されたことが懸念材料となり下落。食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。

連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事はインタビューで、データがインフレの伸びが引き続き鈍化傾向にあることを示しているとし、差し迫った対応の必要性はないと、9月の政策金利据え置きを支持する姿勢を見せた。


■NY為替:米長期金利上昇でドル続伸

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円07銭から147円80銭まで上昇し147円68銭で引けた。原油高でインフレ制御には時間がかかるとの見方に米長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0749ドルへ強含んだのち、1.0707ドルまで下落し、1.0722ドルで引けた。ユーロ圏のPMIが一段と下方修正されたため域内景気減速懸念にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、157円92銭から158円50銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2540ドルから1.2588ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.8903フランまで上昇後、0.8877フランまで反落した。


■NY原油:続伸で86.69ドル、需給ひっ迫を意識した買いが続く

NY原油先物10月限は続伸(NYMEX原油10月限終値:86.69 ↑1.14)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.14ドルの86.69ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは85.02ドル-88.07ドル。ロンドン市場で85.02ドルまで売られたが、米国市場ではロシア、サウジアラビアによる減産期間の延長を受けて88.07ドルまで買われた。ドル高を意識して買いは一服したが、通常取引終了後の時間外取引では86ドル台で推移。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 28.65ドル -0.33ドル(-1.14%)
モルガン・スタンレー(MS) 84.84ドル -0.91ドル(-1.06%)
ゴールドマン・サックス(GS)323.75ドル -3.65ドル(-1.11%)
インテル(INTC) 36.71ドル +0.10ドル(+0.27%)
アップル(AAPL) 189.70ドル +0.24ドル(+0.13%)
アルファベット(GOOG) 136.71ドル -0.09ドル(-0.07%)
メタ(META) 300.15ドル +3.77ドル(+1.27%)
キャタピラー(CAT) 281.63ドル -4.62ドル(-1.61%)
アルコア(AA) 30.29ドル -0.81ドル(-2.60%)
ウォルマート(WMT) 160.27ドル -1.30ドル(-0.80%)

フィスコ

―――【日中取引OPEN前まとめ】―――

◆日経225先物テクニカルポイント(06日夜間取引終了時点)

2023/09/06(水)07:10

●本文ここから--------------------------

 6日ナイトセッションの日経225先物は前日清算値比100円高の3万3070円で取引を終えた。夜間取引終了時点のテクニカルポイントは以下の通り。

33528.71円  ボリンジャーバンド3σ
33096.08円  ボリンジャーバンド2σ
33070.00円  6日夜間取引終値
33036.76円  5日日経平均株価現物終値
32866.00円  5日移動平均
32760.00円  一目均衡表・先行スパン1(雲上限)
32663.44円  ボリンジャーバンド1σ
32393.33円  75日移動平均
32355.00円  一目均衡表・転換線
32350.00円  一目均衡表・基準線
32230.80円  25日移動平均
32175.00円  一目均衡表・先行スパン2(雲下限)
31798.16円  ボリンジャーバンド-1σ
31365.52円  ボリンジャーバンド2σ
30932.89円  ボリンジャーバンド3σ
29464.50円  200日移動平均

株探ニュース

◆日経225先物(寄り前コメント)=3万3000円固めから8月高値を意識

2023/09/06(水)08:17

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国主要株価指数、NYダウ、S&P500、ナスダックがともに下落

  • サウジアラビアとロシアが日量100万バレルの減産を年末まで継続

  • OPECプラスの動きでNY原油先物相場が上昇、インフレ圧力の警戒感

  • S&P500業種別指数では自動車、ソフトウエア、エネルギーが上昇、耐久消費財等が下落

  • シカゴ日経平均先物の清算値は3万3110円、日経225先物は3万3070円でナイトセッション終了

  • NYダウは25日移動平均線で上値が抑えられ、ナスダックは1万4000ポイント水準で底堅く

  • 日経225先物は3万3000円以上で終了、先高期待が高まる

  • 3万2875円までの範囲は押し目狙いのロング対応、ヘッジ対応が指数を押し上げる可能性

  • VIX指数が14.01に上昇、75日移動平均線や25日線を目指すまでリスク回避姿勢は強まらない

  • NT倍率は先物中心限月で13.88倍、メジャーSQ控え、スプレッド狙いのトレードはSQ後になる見込み

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 33070 +100 (+0.30%)
TOPIX先物 2380.5 +5.5 (+0.23%)
シカゴ日経平均先物 33110 +140
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 5日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。サウジアラビアがこれまでの日量100万バレルの自主減産を年末まで延長すると発表した。ロシアも原油輸出の削減を同じ期間継続するなど、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の主要メンバーによるこれらの動きを受けてNY原油先物相場が上昇するなか、インフレ圧力が再び高まるとの警戒感が広がった。S&P500業種別指数は自動車・同部品、ソフトウエア・サービス、エネルギーが上昇した一方で、耐久消費財・アパレル、運輸、素材が下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比140円高の3万3110円だった。日経225先物(9月限)は日中比40円安の3万2930円で始まり、開始直後に3万2830円まで売られた。しかし、その後はロング優勢の流れから上昇に転じ、米国市場の取引開始直後には節目の3万3000円を回復。3万3000円を固める動きが続くなか、一時3万3170円まで買われる場面が見られた。終盤はポジション調整から上げ幅を縮めたものの、3万3070円と節目の3万3000円をキープしてナイトセッションの取引を終えた。

 祝日明けの米国市場の下げが重荷となるものの、NYダウは25日移動平均線に上値を抑えられる形状であり、ある程度は想定されていた調整と考えられる。また、ナスダックは1万4000ポイント水準での底堅い値動きだったこともあり、慎重姿勢が強まる展開にはならないだろう。反対に日経225先物は3万3000円を上回ってナイトセッションを終えたこともあり、先高期待は高まりやすいと考えられる。

 まずは3万3000円固めの動きとなろうが、オプション権利行使価格の3万2875円辺りまでは、押し目狙いのロングでの対応に向かわせよう。ナイトセッションでボリンジャーバンドの+2σ(3万3100円辺り)を捉えてきたこともあり、強弱感は対立しやすい。しかし、週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えるなか、レンジの切り上げに伴ってヘッジ対応の動きが指数を押し上げる展開が見込まれる。

 限月交代に伴うロールオーバーが中心のため、積極的に仕掛けてくる流れにはならないだろうが、ヘッジ対応によってショートカバーを誘い込む可能性はありそうだ。+2σを上回ってくるようだと、8月1日に付けた3万3470円が射程に入ってくるため、膠着感が強まる局面でも、ショートは避けておきたい。

 VIX指数は14.01に上昇した。自律反発の範囲内であり、75日移動平均線が位置する14.88や25日線の15.66辺りを捉えてくるまでは、リスク回避姿勢を強めてくる流れにはならないだろう。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.88倍に上昇した。ただし、前日のレンジ内での推移であり、NTショートを巻き戻す動きは強まっていない。メジャーSQを控えて、スプレッドを狙ったトレードはSQ通過後になりそうだ。

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物日中取引クロージング:06日清算値=270円高、3万3240円

2023/09/06(水)15:17

 6日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日清算値比270円高の3万3240円で取引を終えた。出来高は3万4781枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万3241.02円に対しては1.02円安。

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(06日)

2023/09/06(水)



◆日本株市況相場概況=日経平均は8日続伸、一段の円安を追い風に連騰記録伸ばす(06日フィスコ)

2023/09/06(水)15:42

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均は8日続伸、前日比204.26円高の33241.02円で終了

  • 5日の米国市場でダウ平均は195.74ドル安、ナスダックは小幅続落

  • サウジアラビアの原油減産延長でインフレの懸念、金利上昇

  • アップルの新商品発表を前にハイテク株が底堅い推移

  • 中国・香港株の下落もアジア市況の下げ渋りで日経平均は上昇

  • 東証プライム市場の売買高は14億466万株、売買代金は3兆5433億円

  • セクターでは証券、輸送用機器、鉱業が上昇、海運、食料品等が下落

  • 値上がり銘柄53%、値下がり銘柄43%

  • トヨタ、ホンダ等の自動車関連や石油関連のINPEX、石油資源開発等が上昇

  • 半導体関連のアドバンテストや東エレク等が買われる

  • 内需系の川崎汽船やライフドリンクC、三菱製紙等が軟調

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

日経平均は8日続伸。5日の米株式市場でダウ平均は195.74ドル安と反落、ナスダック総合指数は-0.07%と小幅続落。サウジアラビアなどが原油の減産延長を発表、原油高によるインフレ長期化の懸念が浮上し、金利が上昇するなか売りが優勢となった。一方、ハイテクは12日にイベントが開催されるアップルの新商品発表への期待から底堅く推移した。前日の東京時間から1円近く進んだ円安・ドル高を追い風に日経平均は78.3円高からスタート。序盤から買いが先行し、前場中ごろには250円近く上げ幅を広げた。中国・香港株の下落を受けて上げ幅を縮める場面があったが、アジア市況が下げ渋るに伴い、再び騰勢を強めた。後場が始まってすぐに前場に付けた高値とほぼ同じ水準にまで上昇したが、その後は短期的な過熱感から伸び悩み、もみ合いが続いた。

 大引けの日経平均は前日比204.26円高の33241.02円となった。東証プライム市場の売買高は14億466万株、売買代金は3兆5433億円だった。セクターでは証券・商品先物取引、輸送用機器、鉱業が上昇率上位に並んだ一方、海運、倉庫・運輸、食料品が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の53%、対して値下がり銘柄は43%だった。

 個別では、為替の円安を追い風にトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>など自動車関連が上昇。マツダ<7261>は国内証券のレーティング格上げも寄与し大幅高。仏ルノーと提携している日産自<7201>は、ルノーの電気自動車(EV)新会社であるアンペアの上場時の想定時価総額に関する一部報道も材料視されたもよう。サウジアラビアとロシアの減産延長を受けた原油高を背景にINPEX<1605>、石油資源開発<1662>、出光興産<5019>が高い。主力どころでは三菱重工<7011>、川崎重工<7012>の上昇が目立つ。高知銀<8416>、池田泉州<8714>など地銀株が軒並み上昇し、山口FG<8418>は国内証券のレーティング格上げも寄与して急伸。水戸証券<8622>、岡三証券G<8609>の証券、MS&AD<8725>、第一生命HD<8750>の保険など金融関連が高い。

 底堅く推移した米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)のほか、旧日立製作所<6501>系で半導体製造装置メーカーのKOKUSAI ELECTRICが10月にも東京証券取引所に上場する見込みと伝わったことが材料視されたか、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>の半導体関連が買われた。また、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>などハイテクの一角の上昇も目立った。ほか、国内証券のレーティング格上げが観測された住友ゴム<5110>、山崎製パン<2212>が上昇。

 一方、川崎汽船<9107>、郵船<9101>の海運のほか、ライフドリンクC<2585>、アサヒGHD<2502>、日清製粉G<2002>の食料品、AZ-COM丸和<9090>、西日本鉄道<9031>の陸運、チヨダ<8185>、クリエイトレストランツHD<3387>の小売り、三菱製紙<3864>、大王製紙<3880>のパルプ・紙、北海道電力<9509>、イーレックス<9517>、レノバ<9519>の電気・ガスなど、内需系が軟調に推移した。

フィスコ

◆日経平均大引け【↑】【→】【↓】=タイトル

2023/09/06(水)18:30

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

株探ニュース

◆日経225先物テクニカルポイント(06日日中取引終了時点)

2023/09/06(水)16:10

●本文ここから--------------------------

 6日の日経225先物は前日清算値比270円高の3万3240円で取引を終えた。テクニカルポイントは以下の通り。

33578.23円  ボリンジャーバンド3σ
33241.02円  6日日経平均株価現物終値
33240.00円  6日先物清算値
33131.35円  ボリンジャーバンド2σ
32900.00円  5日移動平均
32760.00円  一目均衡表・先行スパン1(雲上限)
32684.48円  ボリンジャーバンド1σ
32415.00円  一目均衡表・転換線
32395.60円  75日移動平均
32350.00円  一目均衡表・基準線
32237.60円  25日移動平均
32175.00円  一目均衡表・先行スパン2(雲下限)
31790.72円  ボリンジャーバンド-1σ
31343.85円  ボリンジャーバンド2σ
30896.97円  ボリンジャーバンド3σ
29465.35円  200日移動平均

株探ニュース

◆日経225先物(引け後コメント)=タイトル

2023/09/06(水)18:30

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

株探ニュース

―――【NEWS】―――

◆海外ヘッドライン一覧(06日ロイター)

2023/09/06(水)20:30

ロイター

▶[NEWS]ドルはさらに上昇へ、8月の米ISM非製造業景況指数が堅調なら(06日ブルームバーグ)

2023/09/06(水)07:27

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ドルは8週連続の上昇で2005年以来最長の上昇の可能性

  • トレーダーはサービス業データを上昇予測の手がかりとして注目

  • サービス業の活動拡大が統計で示されるとドル上昇の傾向

  • 過去10年でサービス業が製造業を2.5ポイント上回るとドルは平均4%上昇

  • 製造業とサービス業の動向の乖離が顕著

  • コロナによるサービス業の回復と製造業の圧迫が進行中

  • BofAのシンハ氏はサービス業が経済のけん引役と指摘

  • 米供給管理協会の指数発表前にBofAはドルの強気を維持

  • 8月米雇用統計では緩やかな労働市場の軟化が示され

  • ISM指数は8月の活動拡大・縮小境界が52.5と予想されている

  • BofAの分析ではドル上昇の8割が金融政策の相違や中国に起因するとの見解

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 ドルは8週連続の上昇に向かっており、このまま行けば2005年以来最長の上げとなる。トレーダーは上昇が続くかどうかを見極めようとサービス業のデータに注目している。活動拡大が統計で示され、鈍化している製造業を上回ると、ドルは上昇する傾向がある。
 過去10年間についてサービス業は4回、少なくとも半年間にわたり製造業を2.5ポイント上回っており、こうした場合にドルは平均4%上昇してきた。ドルの上昇率は今年初めから今月5日までの場合のように1%と小幅なものから、16年11月までの期間の約8%とさまざまだ。
 製造業とサービス業の動向乖離(かいり)はさらに顕著になっている。コロナウイルス禍で落ち込んだサービス業が優位になり始め、取引鈍化と米金融引き締めで製造業の活動や価格が圧迫されている。
  バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアジア為替・金利戦略共同責任者、アダーシュ・シンハ氏は週間見通しで「雇用の伸び、インフレの粘着性、個人消費のいずれの底堅さも、けん引役は主にサービス業だ」と指摘。 米供給管理協会(ISM)の非製造業総合景況指数発表を6日に控え同行は強気の見方を崩しておらず、「ドルの持続的下落には、サービス業の有意な減速が十分条件ではないとしても、必要条件だろう」とコメントした。
 1日に発表された8月の米雇用統計では、労働市場の緩やかな軟化が示された。だが為替トレーダーは労働市場の健全性に関する追加情報を求めISM指数を注視している。指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示すが、8月は52.5と、前月の52.7からの低下が予想されている。
 BofAのストラテジストによると、22年初め以降のドル上昇の8割は、米国と他国の金融政策の相違か中国のどちらかに起因すると考えられる。

原題:
A Hot ISM Services Number Will Set the Dollar Up for More Gains(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]バブルハンターが警告、エヌビディア熱狂は「大いなる市場の妄想」(05日ブルームバーグ)

2023/09/05(火)23:48

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • トレーダーは大企業の成長を予測し、その結果バブルの存在を見失っている

  • エヌビディアの急激な株価上昇は、市場のバブルを示す可能性があるとロブ・アーノット氏が指摘

  • アーノット氏はエヌビディアの高い株価収益率が市場の過信を反映していると考えている

  • エヌビディアの株価が急落する場合、それが他の市場への影響を及ぼすリスクがある

  • アーノット氏はスマートベータシステムを提案し、大型株の影響を制限する考えを持つ

  • 彼の過去の予測では、テスラのS&P500種の組み入れ後の価格下落を誤って予測していた

  • エヌビディアの巨大な時価総額により、多くの投資家が「安全」と感じ購入している

  • しかし、アーノット氏はエヌビディアの今後の大幅な上昇は信ぴょう性が低いと考えている

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 大企業がもっと大きくなるとの賭けが当たり、何年も前から利益を積み上げてきた株式トレーダーらは、バブルがどういうものだったか忘れている。エヌビディアがそれを思い出させてくれるかもしれない。
 こう語るのはリサーチ・アフィリエイツを創業したロブ・アーノット氏だ。超大型株膨張の危険性を警告することで知られるアーノット氏は、そうした脅威を緩和するパッシブ運用プロダクトの設計者でもある。年初から232%上昇したエヌビディア株は、コンピューターサイエンス革命の流れに乗っているのかもしれないが、「大いなる市場の妄想として教科書で説明するような話だ」とリポートで指摘した。
 「過信に陥った市場は逆説的に、ビジネスの輝かしい未来をもっと輝かしい現在の株価水準に変えてしまう」とアーノット氏は110倍近辺の株価収益率(PER)を引き合いに説明。「エヌビディアはそうしたジャンルの典型だ。偉大な企業が完璧を超えた価格で評価されている」と述べた。
 エヌビディアが急落すれば、市場全体を道連れにするだろうかとの問いかけに対し、アーノット氏は「その可能性は十分にある」と、インタビューで答えた。
 アーノット氏がバブル疑惑を指摘して厳しい意見を述べるのは、これが初めてではない。同氏は巨大企業による影響を限定する手法で従来の株価指数を組み直す、いわゆるスマートベータシステムを設計した人だ。テスラが新規採用銘柄として過去最大の時価総額を持ってS&P500種に組み入れられた後の2020年12月、同氏はテスラがS&P500種株価指数を押し下げると予測していた。実際にはテスラ株とS&P500種はいずれも、この予測後に約20%上昇している。
 アーノット氏によれば、多くの投資家はざっと1兆2000億ドル(約177兆円)という規模から「安全な投資対象」と思い込み、エヌビディア株を買っている。しかし「大き過ぎて倒れない」のではなく、「大き過ぎて成功しない」のだと同氏は話した。
 「われわれの読みが外れ、エヌビディアが信じがたいような繁栄へ向かい、株価が今後10年でまた10倍に跳ね上がるというリスクは考えられる」と、アーノット氏。「はっきり言ってその信ぴょう性は乏しい。だからこれをバブルと呼んで差し支えないだろう」と述べた。

原題:
Bubble-Hunter Rob Arnott Sees a ‘Big Market Delusion’ in Nvidia(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]ドル・円は年初来高値から反落、神田財務官が円安けん制-147円前半(06日ブルームバーグ)

2023/09/06(水)07:08 更新日時 2023年9月6日 15:05 JST

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 6日の東京外国為替市場で、ドル・円相場は1ドル=147円台前半に反落したが年初来高値も更新

  • 財務官神田真人が、円安進行に対するけん制発言を強め、徐々に円買いが主流となった

  • 野村証券の後藤祐二朗氏は、150円を意識する水準とし、神田氏の発言の影響を指摘

  • 米の長期金利上昇とFOMC前の市場状況がドル高要因として注目される

  • 昨年9月、日本は約24年ぶりの円買い介入。神田財務官の強いけん制の背景には「レートチェック」報道も

  • 日本銀行の今月の決定会合を控え、野村証の後藤氏は円安進行時の介入可能性を示唆

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

・ドル・円は午後2時59分現在、前日比0.5%安の147円05銭
・147円82銭と昨年11月4日以来の高値を更新後、147円02銭まで下落

 6日の東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=147円台前半に反落。ドル高の流れを背景に一時147円台後半と年初来高値を更新する場面があったが、神田真人財務官が円安けん制発言を強める中、徐々に円買いが優勢になった。
 野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、ドル・円は神田財務官の口先介入を受けて上昇モメンタムが鈍化していると指摘。「今回のけん制発言の強さはこれまでで最も高いレベルの印象で、もう少し円安が進んだら実弾介入といった感じだろうが、150円が意識されやすい」と述べた。
 神田財務官は6日朝、足元の円安進行について、投機的な行動でファンダメンタルズで説明できない動きだとして高い緊張感持って注視すると発言。「こういった動きが続くならあらゆる選択肢を排除せず対応する」と述べた
 大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジストは財務官のけん制発言について「潮目が変わってきているのかもしれない」とし、「口先介入を強めていく第一歩で、ドル・円がさらに上値を試すようなことがあれば、さらにトーンが上がっていくだろう」との見方を示す。
 一方、米長期金利の上昇傾向はドル高要因。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて社債発行が相次いだことや原油高によるインフレ懸念が背景にある。市場ではFOMCで来年以降の利下げ見通しが縮小し、ドットチャートが引き上げられる可能性が警戒されている。
 日本の通貨当局は昨年9月22日に約24年ぶりの円買い介入に踏み切った。同月14日に神田財務官が円安けん制のトーンを強め、為替介入の準備で市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」の報道も出ていた中、日本銀行の金融緩和継続の決定後に円安が進んだタイミングだった。
 今月は21、22日に日銀決定会合を控える。野村証の後藤氏は「同じように円安が加速した場合、介入があるのではないかといった疑心暗鬼を呼び起こす効果がある」と述べた。

関連記事
ウォラーFRB理事、9月の利上げ見送り支持を示唆
FRB、「もう少し」利上げが必要な可能性-クリーブランド連銀総裁
7カ月ぶりの円安水準、再び高まる要人発言の注目度-為替介入ガイド

ブルームバーグ

▶[NEWS]ソフトバンクGのアームIPO、後期ハイテク投資の難しさを浮き彫り(06日ブルームバーグ)

2023/09/06(水)13:55

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ソフトバンクグループはアーム・ホールディングスのIPOにより、大きな利益を期待している。2016年にはアームを約4兆7000億円で非公開化し、現在の評価額は約550億ドルを目指している

  • S&P500種やフィラデルフィア半導体株指数などの他の指数との比較で、ソフトバンクの利益率は70%と低い。特にエヌビディアは同期間に3600%の成長を示している

  • テクノロジーセクターでは高いバリュエーションが求められる一方、ソフトバンクのビジョン・ファンドは大きな損失を経験している

  • アームの将来の評価には意見が分かれており、一部のアナリストは高い評価を、一部は控えめな評価をしている

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 ソフトバンクグループは、傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスの新規株式公開(IPO)でまとまった利益を上げることになりそうだ。それは素晴らしいことだが、ソフトバンクGが指数連動ファンドに投資して何もほかのことをしなければ、もっと利益を上げることができただろう。
 計算は以下の通りだ。孫正義氏のソフトバンクGは、2016年にアームを非公開化するために320億ドル(現在の為替レートで約4兆7000億円)を支払った。それから7年後、アームはIPOで約550億ドルの評価額を目指しており、ソフトバンクGこの期間で70%の利益を得ることになる。
 これを同期間の他の株式ベンチマークの動きと比較してみよう。S&P500種株価指数のリターンは137%とほぼ2倍。アームにロイヤルティーを支払う企業を多く含むフィラデルフィア半導体株指数は5倍になった。そして、アーム最大の顧客の1社であるエヌビディアは、同じ期間に3600%以上のリターンを上げている。
 この差は、テクノロジーセクターの企業が高いバリュエーションで資金を調達することの多い成熟した段階の後期ハイテク投資の難しさを浮き彫りにしている。
 それでも、ソフトバンクGや他の投資家はハイテク投資で損失も出しており、一つの大きな成功は他の投資の損失をカバーすることができる。アームのIPOがうまくいけば、ソフトバンクGの創業者である孫氏に大きな利益をもたらすが、同社のビジョン・ファンドは昨年、過去最悪となる300億ドルの損失を出している。
 アームの評価額が550億ドルであれば、ハイテク企業の多いナスダック100指数の構成銘柄の中で、オライリー・オートモーティブとNXPセミコンダクターズに挟まれ真ん中くらいに位置することになる。ナスダック100指数も、16年7月からの上昇率が250%余りと、ソフトバンクGのアーム投資のリターンより高い。
 ソフトバンクGがアームを買収したのは、エヌビディアの企業価値がおよそ250億ドルだった時期だった。その約4年後、エヌビディアは現金と株式を合わせ400億ドルでアームを買収することでいったん合意し、ソフトバンクGは210億ドル余りに相当するエヌビディア株を受け取るはずだった。
 この取引は成立しなかったが、ソフトバンクGがそのエヌビディア株を23年まで保有していたとすれば、株式部分についてのリターンは800億ドル以上になる。
 アームの売り上げは伸び悩み、年間売上高は前年から減少しているが、エヌビディアが生み出した人工知能(AI)熱狂の波に乗れるポジションにある。
 ソフトバンクGにとっては、アーム上場後数年間でより大きなリターンを得る機会があるということだ。ニュー・ストリート・リサーチのアナリスト、ピエール・フェラギュ氏は、3年後のアームの企業価値が820億ドルに達すると予想している。
 誰もがアームの価値を高く評価しているわけではない。ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、クンジャン・ソバニ、オスカー・エルナンデス・テハダ両氏は「相対的に成長が遅く、短期的にはスマートフォン市場に対する収益エクスポージャーが大きい」ことを反映させると、予想される企業価値はより低くなると述べた。

原題:
Softbank’s Arm IPO Highlights the Price of Not Sitting Still(抜粋)

ブルームバーグ
Arm's Valuation Change Lags Investment in Broader Market 出典:ブルームバーグ
出典:ブルームバーグ

▶[NEWS]タイトル(06日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/06(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------


▶[NEWS]タイトル(06日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/06(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------


▶[NEWS]タイトル(06日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/06(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------


▶[NEWS]タイトル(06日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/06(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------


▶[NEWS]タイトル(06日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/06(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------


▶[NEWS]タイトル(06日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/06(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------



サポートよろしくお願いします。サポートしていただいた分は書籍の購入などクリエイターとしての活動費に使い、有益な情報発信につなげていきたいと考えています。