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2023/06/28(水)=英国・欧州株反発/米国株も堅調な経済指標を受け反発、リセッションへの懸念緩和/日経平均、5営業日ぶりに反発、655.66円高の33193.99円と4営業日ぶりに33000円台回復で高値引け

―――【総まとめ】―――

  • 米国の経済指標が予想を上回り、デリバティブ市場では利上げの見込みが強まる、円が対ドルで下落

  • 6月の米消費者信頼感指数は109.7と、5月改定値102.5から上昇し約1年ぶりの高水準に

  • 5月の米耐久財受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財の受注は前月比0.7%増加と市場予想(横ばい)に反して増加

  • 5月の米新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比12.2%増の76万3000戸と、2022年2月以来1年3カ月ぶりの高水準

  • ロンドン株式市場と欧州株式市場は反発、中国の経済成長見通しや内需拡大、市場開放方針の発表を受け、中国関連銘柄が買われた

  • ロンドンの中型株指数FTSE250種は0.45%上昇、金融大手HSBCとスタンチャートはそれぞれ1.0%と2.0%上昇、保険大手プルーデンシャルは1.5%上昇

  • STOXX欧州600種指数が7営業日ぶりに反発、中国経済の回復と政策金利引き下げが投資家に安心感を与えた

  • ユーロ圏債券ではドイツ国債の短期利回りが大幅に上昇、2年物国債利回りは3.24%となり、過去約31年で最大の逆イールドを記録

  • ECBのラガルド総裁はインフレが新段階に入り、利上げの必要性を示唆、市場はさらなる2回の利上げを予測

  • ギリシャ国債は他よりもパフォーマンスが良く、新民主主義党の選挙勝利を好感、10年物国債利回りは3.59%で上昇幅が小さい

  • 27日の米株式市場でダウ工業株30種平均が7営業日ぶりに反発、市場予想を上回る経済指標や中国経済の回復期待が景気悪化への懸念を和らげる

  • NY債券市場では長期債相場が3営業日ぶりに反落、米景気の底堅さやFRBの利上げ観測が強まり債券売りにつながる

  • NY外国為替市場で円相場は反落、米経済指標が予想を上回り米長期金利が上昇する一方で日米の金利差が拡大

  • NY原油先物相場が反落、ECBの金融引き締め観測強まり世界の原油需要の見通しが悪化

  • ECBのラガルド総裁が7月も利上げを続ける意向を示し、足元の米景気の堅調さがFRBの利上げ観測を強める

  • 日経225先物9月限は前日比200円高の3万2770円で夜間取引終了

  • 日経平均が5営業日ぶりに反発し、655.66円高の33193.99円で取引終了、4営業日ぶりに33000円台回復

  • 自律反発を狙った買いや前日の米国市場でハイテク株上昇の流れから、半導体関連や電子部品関連の値がさ株に買いが先行

  • 海外投資家による先物買いが断続的に入り、日経平均は上げ幅を広げた

  • 東証プライムの値上がり銘柄1700を超え、全体の9割超が上昇

  • セクター別では、空運、証券商品先物、輸送用機器、情報通信の上昇が目立ち、ファーストリテ、東エレク、アドバンテス、ソフトバンクG、信越化が堅調

  • 円相場が一時1ドル=144円台へと円安進行、これが輸出関連株に追い風

  • 年金などのリバランス売りが一息つき、海外投資家による主力株買いが再開、日経平均の上げ幅650円超

  • 節目の33000円回復後に買い戻しの流れが強まり、上値トライの先高期待感が広がりつつある

  • ECBフォーラムでパウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、植田日銀総裁の発言予定、特にパウエル議長の利上げ見解に注目

  • 日経225先物9月限は前日清算値比570円高の3万3140円で日中取引終了、ショートカバーが強まり日中の高値で引けた

  • 前日までの25日移動平均線水準までの調整後、海外投資家による押し目待ち狙いの買いが入ったとの見方も

  • 米国同様に理想的なリバウンドとなり、底堅さが意識され、3万4230円辺りを想定したロングの動きが強まる可能性も

  • 米国市場の動向を確認し、エヌビディアの上昇分を解消する程度の下げなら波乱は避けられそう

  • FRBのパウエル議長の発言が予定されているが、7月のFOMCでの利上げ再開の可能性が高まっているため、大きなインパクトはないと見込まれる

  • NT倍率は14.44倍と小幅に低下し、ボリンジャーバンドの-2σに接近、バンド収斂中で14.29倍辺りを狙ったNTショートに向かう可能性


◆海外市場まとめ(27日日経)=NYダウ反発 米景気悪化の懸念後退

2023/06/28(水)07:07

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 27日の米株式市場でダウ工業株30種平均が7営業日ぶりに反発、市場予想を上回る経済指標や中国経済の回復期待が景気悪化への懸念を和らげる

  • ニューヨーク債券市場では長期債相場が3営業日ぶりに反落、米景気の底堅さやFRBの利上げ観測が強まり債券売りにつながる

  • ニューヨーク外国為替市場で円相場は反落、米経済指標が予想を上回り米長期金利が上昇する一方で日米の金利差が拡大

  • ニューヨーク・マーカンタイル取引所で原油先物相場が反落、ECBの金融引き締め観測強まり世界の原油需要の見通しが悪化

  • ECBのラガルド総裁が7月も利上げを続ける意向を示し、足元の米景気の堅調さがFRBの利上げ観測を強める

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

株式
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発し、前日比212ドル03セント(0.6%)高の3万3926ドル74セントで終えた。27日に発表された米経済指標が軒並み市場予想を上回り、米景気悪化への懸念が和らいだ。ダウ平均は前日まで下げが続き、主力銘柄に値ごろ感からの買いが入りやすかった。中国経済の回復期待も投資家心理を改善させた。

債券
27日のニューヨーク債券市場で長期債相場は3営業日ぶりに反落した。長期金利の指標である表面利率3.375%の10年物国債利回りは前日比0.04%高い(価格は安い)3.76%で終えた。米景気の底堅さが示されるなか、米連邦準備理事会(FRB)が7月に利上げに動くとの見方も一段と強まり、債券売りにつながった。

為替
27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=144円05〜15銭で取引を終えた。一時は144円18銭と2022年11月上旬以来の円安・ドル高水準を付けた。27日発表の米経済指標が全般に市場予想を上回り、米長期金利が上昇した。日米の金利差拡大や金融政策の方向性の違いが意識された。

商品
27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前日比1.67ドル(2.4%)安の1バレル67.70ドルで取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めを続けるとの観測が一段と強まり、世界で原油需要が細るとの見方から売りが優勢となった。

ワンポイント
ECBが主催する国際金融会議「ECBフォーラム」でラガルド総裁は27日、「見通しに重大な変化がなければ7月も利上げを続ける」と述べ、インフレ抑制へ金融引き締めの継続を強調しました。足元の米景気は堅調さを示しており、FRBが利上げを再開するとの観測を強めています。最終日の28日には日米欧英の中銀トップが意見を交わします。今後の金融政策に具体的に言及するかが注目されます。

【関連記事】
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NY商品、原油反落 主要中銀による金融引き締め観測で 金は反落

日経

―――【チャート】―――

◆本日の値動き=10分足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限10分足チャート2023/06/27(火)16:30~2023/06/28(水)15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限日足チャート2022/12/29[半年前]16:30~2023/06/28(水)15:15

―――【経済イベント指標】―――

◆2023/06/27(火)の経済指標結果


2023/06/27(火)の経済指標結果

◆2023/06/28(水)の経済イベント予定


2023/06/28(水)の経済イベント予定

―――【欧州市況】―――

◆欧州市場サマリー(27日ロイター)

2023/06/28(水)03:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ロンドン株式市場と欧州株式市場は反発、中国の経済成長見通しや内需拡大、市場開放方針の発表を受け、中国関連銘柄が買われた

  • ロンドンの中型株指数FTSE250種は0.45%上昇、金融大手HSBCとスタンチャートはそれぞれ1.0%と2.0%上昇、保険大手プルーデンシャルは1.5%上昇

  • 原油価格の下落によりFTSE350種石油・ガス株指数が1.07%下落、製薬・バイオテクノロジー株指数も0.96%下落、上げ幅を抑制

  • 小売りのJDスポーツ・ファッションが2.7%安、北米事業減速の発表が嫌気された、PZカソンズは通貨ナイラの切り下げ影響で6.7%急落

  • STOXX欧州600種指数が7営業日ぶりに反発、中国経済の回復と政策金利引き下げが投資家に安心感を与えた

  • LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が0.6%上昇、「カルティエ」を擁するリシュモンも1.2%上昇

  • ユーロ圏債券ではドイツ国債の短期利回りが大幅に上昇、2年物国債利回りは3.24%となり、過去約31年で最大の逆イールドを記録

  • ECBのラガルド総裁はインフレが新段階に入り、利上げの必要性を示唆、市場はさらなる2回の利上げを予測

  • ギリシャ国債は他よりもパフォーマンスが良く、新民主主義党の選挙勝利を好感、10年物国債利回りは3.59%で上昇幅が小さい

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[27日 ロイター]
<ロンドン株式市場>
 反発して取引を終えた。中国の2023年第2・四半期の経済成長率が加速するとの見通しを受け、中国関連銘柄が買われたのが相場を押し上げた。中型株で構成するFTSE250種指数は0.45%高。中国の李強首相は天津市で開催された世界経済フォーラム(WEF)主催の会議で、中国の経済成長率が年間目標の約5%に達するとの見通しを示し、内需拡大や市場開放に向けて政策を打ち出す方針を示した。中国で事業を展開する金融大手HSBC、スタンダード・チャータード(スタンチャート)はそれぞれ1.0%、2.0%上昇。保険大手プルーデンシャルは1.5%上げた。ただ、原油価格の値下がりを受けてFTSE350種石油・ガス株指数が1.07%下落したのが重しとなり、相場の上げ幅は限られた。製薬・バイオテクノロジー株指数も0.96%下げ、相場の足を引っ張った。個別銘柄では、小売りのJDスポーツ・ファッションが2.7%安。6月に北米事業が減速していると明らかにしたことが嫌気された。日用品のPZカソンズは6.7%と急落。ナイジェリアの通貨ナイラの切り下げが来年の利益に悪影響を及ぼすと説明したことが嫌気され、売り注文が広がった。

<欧州株式市場>
 反発して取引を終えた。金融株や高級ブランド銘柄が買われ、中国のさらなる景気刺激策への期待感が相場を押し上げた。ただ、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏のインフレは新たな段階に入り、しばらく長引く可能性があるとタカ派発言をしたことで利上げ長期化が懸念され、上値は限られた。STOXX欧州600種指数は7営業日ぶりに反発した。中国の李強首相は2023年第2・四半期の経済成長率が第1・四半期を上回り、23年通年の成長率目標の5%前後に達するとの見込みを示した。この発言は、中国の政策金利の引き下げ幅が予想を下回ったことや、武装反乱に失敗したロシアの政情不安、世界的な利上げ長期化などを懸念していた投資家に安心感をもたらした。HYCMのチーフ市場アナリスト、ジャイルズ・コグラン氏は「市場は中国の経済指標の改善、または政府による景気刺激策の拡大のどちらかを期待している。しかし、景気刺激策の良いニュースは織り込み済みで、中国で市場を大きく著しく押し上げるのに必要な良いニュースは、国内成長のような話題だろう」と指摘した。中国にエクスポージャーのある銘柄の上昇が金融株を押し上げ、英金融大手HSBCが1.0%、保険大手プルーデンシャルが1.5%それぞれ上昇した。中国での動向に業績が左右されやすいフランスの高級ブランド品のLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は0.6%上がり、「カルティエ」などのブランドを擁するスイスのリシュモンも1.2%上昇した。

<ユーロ圏債券>
 短期ゾーンのドイツ国債利回りが大きく上昇し、過去約31年間で最も大幅な逆イールドを記録した。政策金利期待に最も敏感な独2年国債利回りは10ベーシスポイント(bp)近く上昇し3.24%。一方、独10年国債利回りは6bp上昇の2.36%だった。2・10年債の利回り格差はマイナス88.3bpと、マイナス幅は1992年9月以降で最大となった。午後の値動きは米国債利回りの上昇にも連れる形となった。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ圏のインフレは新たな段階に入り長く続く可能性があるとして、ECBは利上げ打ち止めを宣言せず引き締め政策を維持する必要があるとの見解を示した。アリアンツ・グローバル・インベスターズのシニア債券スペシャリスト、マッシミリアーノ・マクシア氏は「市場はあと2回のECB利上げを織り込んでいる」と述べた。イタリアの10年国債利回りは5bp上昇し3.99%となった。独伊10年債利回り格差はやや縮小し161bpだった。ギリシャ国債は他の周辺国債を上回るパフォーマンスを見せた。25日に行われたギリシャ議会選挙で、ミツォタキス前首相が率いる中道右派の与党「新民主主義党(ND)」が過半数を獲得したことを好感した。10年国債利回りは2bp上昇の3.59%と、他よりも上昇幅が小さかった。独ギリシャ10年債利回り格差は116bpとなった。

ロイター

―――【要人発言】―――

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/06/28(水)05:10

27日11:54 李強中国首相
「第2四半期の経済成長、第1四半期を上回る見通し」

27日12:05 鈴木財務相
「為替、急速で一方的な動きが見られる」
「強い緊張感を持って注視、行き過ぎた動きに適切に対応」
「円安、プラス・マイナス両方の様々な影響」

27日12:15 ロバートソン・ニュージーランド(NZ)財務相
「金融政策委員会(MPC)の権限と憲章が更新された」
「MPCの枠組みの変更は僅か」
「MPCはインフレ率を1%から3%の間にすることを達成し、維持することをこれから必要とする」
「MPCは、金融リスクに関する決定の主な考慮事項を伝えなければならない」

27日14:05 カザークス・ラトビア中銀総裁
「金利は7月以降に引き上げられると予想」
「(市場関係者が)2024年の初めの利下げにかけているのは間違え」

27日17:05 ラガルドECB総裁
「昨年からの利上げの累積的効果は未確認」
「ターミナルレート(利上げの最終到達点)に到達した兆候はない」
「ユーロ圏のインフレは高すぎる、賃金上昇からの影響が最近増加」

27日18:23 シムカス・リトアニア中銀総裁
「利上げサイクルはまだ終わっていない」
「インフレ目標2%を達成するため、制約的な金利水準まで引き上げる必要」
「9月理事会での利上げの選択肢は排除されるべきではない」

28日02:05 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「スタグフレーションは基本シナリオではない」
「コアインフレが緩やかにならなければさらなる行動が必要」
「利上げ休止にはコアインフレの減速が著しく示されることが必要」

※時間は日本時間

OANDA証券

◆日経225先物:28日夜間取引終値=200円高、3万2770円

2023/06/28(水)06:03

 28日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日比200円高の3万2770円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万2538.33円に対しては231.67円高。出来高は1万8580枚だった。
 TOPIX先物期近は2264.5ポイントと前日比11.5ポイント高、TOPIX現物終値比10.69ポイント高だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        32770     +200    18580
日経225mini        32760     +190   317582
TOPIX先物        2264.5     +11.5    11840
JPX日経400先物      20570     +100    2150
マザーズ指数先物      811      +10    1161
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の必読5本(28日ブルームバーグ)

2023/06/28(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国の経済指標が予想を上回り、デリバティブ市場では利上げの見込みが強まる、円が対ドルで下落

  • 米消費者信頼感指数が2022年初以降の最高水準に、新築一戸建て住宅販売が約1年ぶりの高水準に

  • ワグネルのプリゴジン氏がベラルーシに到着、ロシアのプーチン大統領が軍を称賛

  • UBSグループがクレディ・スイス・グループ従業員の半数以上を削減する計画を7月から開始、最終的に従業員数を約30%減らす意向

  • ECBのラガルド総裁が近く利上げサイクルの終了を宣言しないと発言、7月も利上げを続けると語る

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

利上げ再開予想
米国では予想を上回る経済指標が相次ぎ、金融当局が利上げを再開するとの観測が強まった。デリバティブ市場では、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.25ポイント利上げが実施されるとの見方が完全に織り込まれているほか、11月の追加利上げについても一定の可能性があると予想されている。年内の利下げについては織り込み具合が後退した。外国為替市場では円が対ドルで下落し、一時144円17銭を付けた。

底堅さ浮き彫り
米民間調査機関コンファレンスボードが発表した6月の米消費者信頼感指数は109.7に上昇。2022年初め以来の高い水準となり、労働市場と景気拡大に対する明るい見方が強まった。リセッションを想定する消費者の比率は2020年終盤以来の低水準。5月の米新築一戸建て住宅販売は前月比12.2%増の76万3000戸と市場予想中央値の67万5000戸を大きく上回り、約1年ぶりの高水準となった。

ベラルーシ到着
ロシアの民間軍事会社ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏はベラルーシに到着した。ベラルーシ国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ大統領はプリゴジン氏の安全は保証されているとも語ったという。一方、ロシアのプーチン大統領はこれより先、2500人の軍人を集めて行われた式典で「ロシア軍は実際、内戦を防いだ」と軍を称賛。ワグネルの部隊はロシア領内でたいした抵抗に遭わないまま容易に進むことができたため、この称賛は奇異にも映るが、プーチン氏は軍指導部への支持を公に示した格好だ。

半数余り削減か
UBSグループは、総勢4万5000人のクレディ・スイス・グループ従業員の半数余りの削減に7月から着手する計画だ。事情に詳しい複数の関係者によれば、削減はロンドンとニューヨーク、また一部アジアにおけるクレディ・スイスの投資銀行部門のバンカー、トレーダー、サポートスタッフが中心となる見通し。関係者のうち2人によると、UBSはクレディ・スイスと合わせた従業員の総数を最終的に約30%(約3万5000人)減らす意向だという。

利上げ継続言明
欧州中央銀行(ECB)は歴史的な利上げサイクルの終了を近く宣言できないだろうと、ラガルド総裁が述べた。ECB年次フォーラムの基調演説で「近い将来に完全な自信を持ってピーク金利に達したと宣言できる可能性は低い」とし、「見通しに大きな変化がない限り、7月も利上げを続ける」と語った。ベルギー国立銀行(中銀)のウンシュ総裁は、9月会合までに発表される3回のインフレ統計で、コアインフレが毎回低下した場合のみ、9月に利上げを停止すべきだとの考えを示した。

その他の注目ニュース
モルガン・スタンレー、ウクライナ債投資が奏功-3カ月リターン47%
株式相場は上値重い、金利とバリュエーションで-ゴールドマン
CFA証券アナリスト試験、レベル1の合格率39%に上昇-5月実施分

ブルームバーグ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(28日ロイター)

2023/06/28(水)06:20

・米金融・債券市場=利回り上昇、指標好調で7月利上げ観測
・〔表〕NY外為市場=対ドル/各国通貨相場(27日)
・NY外為市場=ドル下落、米指標受け ECB総裁発言でユーロ上昇
・米国務副長官、中国大使と電話会談 二国間の主要優先課題巡り
・米、ウクライナに5億ドルの追加軍事支援 ハイマース用弾薬など
・ベラルーシ隣接国、NATOに安全保障の強化要請 ワグネル懸念
・米、ワグネル創設者関連企業に制裁 アフリカ鉱山会社など
・中南米金融市場=ブラジルレアル下落、中銀議事要旨で利下げ示唆
・ウクライナ東部クラマトルスクにミサイル攻撃、4人死亡 42人負傷
・NATO、脅威防御の用意 ワグネル創設者ベラルーシ移動受け=事務総長
・ECB当局者、7・9月利上げ休止の可能性小さいとの判断
・米国株式市場=反発、堅調な指標受け経済成長懸念後退
・シカゴ日経平均先物(27日)
・原油先物2%超下落、利上げ懸念で
・UBS、クレディ・スイスの従業員を半数以上削減=報道
・ウクライナ戦争、ロシア国内の分裂深める=NATO事務総長
・中ロ、ミサイル防衛巡り会合 定期協議の意向再確認=ロシア外務省
・米、ワグネルの責任追及へ アフリカでの活動巡り 反乱とは無関係
・ロシア、侵攻開始以来民間人864人を拘束・77人を処刑=国連
・米住宅価格指数、4月は前月比0.7%上昇
・ベラルーシ大統領、数時間かけワグネル創設者を説得 反乱停止へ
・欧州市場サマリー(27日)
・ユーロ圏金融・債券市場=独国債の逆イールド、過去約31年で最大に
・欧州株式市場=反発、中国刺激策期待も利上げ懸念で上値限られる
・ロンドン株式市場=反発、中国景気回復への期待感で
・BUZZ-南アランド堅調、プーチン氏がBRICS首脳会議の出席見送りとの観測
・ウクライナ、年内のF16戦闘機受領開始「現実的」=大統領府長官
・ウクライナ中部クレメンチュクに再攻撃、多数の民間人死傷から1年
・ワグネル創設者、ベラルーシ到着か プーチン氏「内戦阻止」とロシア兵称賛
・ベラルーシ隣接国、NATOに安全保障の強化要請 ワグネル懸念
・南ア、プーチン氏のBRICS首脳会議出席の回答まだない=外相
・ロシア裁判所、グーグルに4700万ドルの罰金 未払いで倍額に
・BofA、米4州で事業拡大 消費者向け JPモルガンを追撃
・米新築住宅販売、5月は12.2%増の76.3万戸 1年3カ月ぶり高水準
・カナダCPI、5月は前年同月比3.4%上昇 7月利上げの可能性低下
・ベラルーシ、ワグネルの基地・隊員募集拠点設置せず=ルカシェンコ氏
・米CB消費者信頼感、6月は109.7に上昇 約1年半ぶり高水準
・ECB、物価2%固定に限界あると受け入れるべき=ベルギー中銀総裁
・ワグネル創設者経営の企業を調査、資金使途巡り=プーチン氏
・ウクライナ、NATO加盟への「政治的招待」を改めて要請
・英インフレ率、さらに鈍化の「有望な兆し」=英中銀ディングラ委員
・フォード、米・カナダでレイオフ着手 コスト削減で
・米耐久財コア受注、5月は予想外に増加 4月分は下方改定
・プリゴジン氏がベラルーシ到着、ルカシェンコ大統領が確認=国営通信
・ベラルーシ、ワグネルから戦争経験学ぶ=ルカシェンコ大統領

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(28日ロイター)

2023/06/28(水)06:12

●ワグネル創設者、ベラルーシ到着か プーチン氏「内戦阻止」とロシア兵称賛
27日 ロイター - - 週末に武装蜂起したロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が27日にベラルーシに到着したと、ベラルーシのルカシェンコ大統領が明らかにした。国営ベルタ通信が報じた。

●ベラルーシ大統領、数時間かけワグネル創設者を説得 反乱停止へ
27日 ロイター - - ベラルーシのルカシェンコ大統領は27日、週末にロシアで起きた民間軍事会社ワグネルの武装蜂起について、指揮を執ったワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏に対しモスクワへの進軍をやめるよう電話で数時間かけ説得したと明らかにした。

●ウクライナ中部クレメンチュクに再攻撃、多数の民間人死傷から1年
キーウ 27日 ロイター - - ウクライナ中部ポルタワ州のクレメンチュクにあるショッピングセンターがロシア軍のミサイル攻撃を受け多数の民間人が死傷した事件からちょうど1年に当たる27日、同市が再びロシア軍のミサイル攻撃を受け、複数の建物が損壊した。

●ウクライナ東部クラマトルスクにミサイル攻撃、4人死亡 42人負傷
クラマトルスク(ウクライナ東部ドネツク州)/ワシントン 27日 ロイター - - ウクライナ東部ドネツク州クラマトルスクで27日、飲食店をロシア軍のミサイル2発が直撃し、少なくとも4人が死亡した。現場では救助作業が続けられている。

●UBS、クレディ・スイスの従業員を半数以上削減=報道
27日 ロイター - - 経営危機にあったクレディ・スイスを救済買収したスイスの金融大手UBSが来月以降、クレディ・スイスの従業員を半分以上削減することを検討していることが分かった。ブルームバーグが27日に報じた。

●ウクライナ戦争、ロシア国内の分裂深める=NATO事務総長
ハーグ 27日 ロイター - - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は27日、週末のロシアでの出来事はウクライナでの戦争がロシア国内の分裂を深めていることを示していると述べた。

●米CB消費者信頼感、6月は109.7に上昇 約1年半ぶり高水準
ワシントン 27日 ロイター - - コンファレンス・ボード(CB)が27日発表した6月の米消費者信頼感指数は109.7と、5月改定値102.5から上昇した。

●米耐久財コア受注、5月は予想外に増加 4月分は下方改定
ワシントン 27日 ロイター - - 米商務省が27日発表した5月の耐久財受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比0.7%増加と市場予想(横ばい)に反して増加した。

●米新築住宅販売、5月は12.2%増の76.3万戸 1年3カ月ぶり高水準
ワシントン 27日 ロイター - - 米商務省が27日発表した5月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比12.2%増の76万3000戸と、2022年2月以来1年3カ月ぶりの高水準となった。中古住宅の在庫不足を受けた。

●NATO、脅威防御の用意 ワグネル創設者ベラルーシ移動受け=事務総長
ハーグ 27日 ロイター - - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は27日、週末にロシアで武装蜂起した民間軍事会社ワグネル部隊のベラルーシへの移動について、影響を推測するのは時期尚早としつつも、NATOはいかなる脅威をも防御する用意があると強調した。

ロイター

―――【米国市況】―――

◆NY株式市場クローズ(27日)

2023/06/28(水)05:25


米国市場(日本時間2023/06/28(水)05:25現在)

◆米国株式市場UPDATE=反発、堅調な指標受け経済成長懸念後退(27日ロイター)

2023/06/28(水)06:50

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国株式市場は堅調な経済指標を受け反発、リセッションへの懸念が緩和

  • 5月の米耐久財受注が市場予想に反して増加、新築一戸建て住宅販売戸数が高水準に

  • 6月の米消費者信頼感指数が約1年半ぶりの高水準、好調な経済指標が株価の買い戻しの理由

  • スパウティング・ロック・アセット・マネジメントのウィリアムズ氏は四半期末に資産運用担当者がポートフォリオに良好な資産を追加する動きが相場を支えたと指摘

  • パウエルFRB議長がECB主催の金融シンポジウムでのパネル討議に参加予定

  • マイクロソフト、アップル、アマゾン、テスラ、エヌビディアなどの株価上昇が目立つ、スノーフレイクがエヌビディアと提携を発表して4.2%高

  • ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが通年利益見通しを下方修正して9.3%安、ローズタウン・モーターズが民事再生法の適用を申請して株価が17.2%下落

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[27日 ロイター]米国株式市場は反発して取引を終えた。堅調な経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げによりリセッション(景気後退)が迫っているとの懸念が緩和した。5月の米耐久財受注は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財の受注が市場予想に反して増加した。5月の米新築一戸建て住宅販売戸数も前月比12.2%増加し、2022年2月以来の高水準となった。6月の米消費者信頼感指数は約1年半ぶりの高水準となった。ジャニー・モントゴメリー・スコットのチーフ投資ストラテジスト、マーク・ルスキーニ氏は、ここ数営業日株価は調整局面にあったが、この日の好調な経済指標が買い戻しの理由になったと説明した。スパウティング・ロック・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、リース・ウィリアムズ氏は、堅調な経済指標に加え、四半期末を控えて資産運用担当者がポートフォリオにアウトパフォーム資産を追加する動きも相場を支えたとの見方を示した。週内に主要インフレ統計などの発表が予定されている。また、28日には欧州中央銀行(ECB)主催の金融シンポジウムでパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が日米欧の中銀トップとのパネル討議に参加する。個別銘柄では、マイクロソフトとアップル、アマゾン・ドット・コム、テスラ、エヌビディアなどの上げが目立った。メタ・プラットフォームズはシティグループの目標株価引き上げを受けて3%上昇した。クラウド上でデータ管理・分析を手掛けるスノーフレイクは4.2%高となった。金融機関や医療、小売を含む幅広い業種の顧客が自社データを使って人工知能(AI)モデルを構築するのを支援するサービスで半導体大手エヌビディアと提携すると発表した。ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは通年利益見通しの下方修正が嫌気され、9.3%安となった。CVSヘルスやライトエイドなどのドラッグストア大手も売りが優勢となった。新興電気自動車(EV)メーカーのローズタウン・モーターズは、米連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請し、身売りの意向を示した。株価は17.2%下落した。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.55対1の比率で上回った。ナスダックでも1.54対1で値上がり銘柄が多かった。米取引所の合算出来高は101億6000万株。直近20営業日の平均は116億3000万株。

ロイター

◆日経225先物(寄り前コメント)=25日線からのリバウンドで、OP権利行使価格の3万2500円~3万3000円のレンジを想定

2023/06/28(水)08:25

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国市場では主要な株価指数が上昇、市場予想を上回る経済指標が多く発表され、主力ハイテク株が買い戻されるなど米景気悪化への懸念が和らぐ

  • シカゴ日経平均先物は大阪比230円高で清算、米国市場の取引開始後に反転し一時上げ幅を広げる

  • 日経225先物は25日移動平均線水準での底堅さが見られ、リバウンドに入りやすいタイミング

  • 米国市場ではリバウンドが持続するかを見極めるため買い一巡後はこう着感が強まりやすい、四半期末のリバランス売りに警戒感あり

  • 為替市場ではドル・円が円安に振れ、海外投資家による押し目待ち狙いの買いが意識されやすい

  • 東京エレクトロンなど指数インパクトの大きい銘柄は25日線水準での踏ん張りが見られ、アドバンテストは売り一巡後の底堅さが目立つ

  • 日経225先物はオプション権利行使価格の範囲内を想定、ボリンジャーバンドの+1σが位置する場合のバイアスも意識

  • VIX指数は低下しリスク選好が強まる、一方でNT倍率は先物中心限月で低下し反発が意識されやすいもののバンドは収斂し下へのトレンドも出やすい

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 32770 +200 (+0.61%)
TOPIX先物 2264.5 +11.5 (+0.51%)
シカゴ日経平均先物 32800 +230
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 27日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。5月の米耐久財受注が前月比1.7%増と市場予想に反して増えたほか、5月の米新築住宅販売は前月比12.2%増の76万3000戸と予想を上回った。さらに、6月の米消費者信頼感指数も109.7に上昇し市場予想を上回るなど、この日発表された経済指標が軒並みコンセンサスを上回る良好な内容だった。金融引き締めが続くなかでも米経済は底堅さを維持していると受け止められて、米景気悪化への懸念が和らいだ。前日までの調整で値ごろ感からの買いも入りやすく、下げが目立っていた主力ハイテク株も買い戻された。S&P500業種別指数は医薬品・バイオテクノロジーのみが下落し、一方で自動車・同部品、半導体・同製造装置、耐久消費財・アパレル、運輸、消費者サービスの強さが目立った。
 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比230円高の3万2800円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中大阪比20円安の3万2550円で始まり、売り優勢の流れのなかで3万2440円まで売られる場面が見られた。しかし、米国市場の取引開始後に反転すると、終盤に上げ幅を広げ、一時3万2840円まで買われた。買い一巡後は高値圏で保ち合い、3万2770円でナイトセッションの取引を終えた。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好で、買い優勢の展開になりそうだ。日経225先物は前日の調整で支持線として意識される25日移動平均線水準での底堅さは見られていたため、ひとまず同線が支持線として機能する格好となった。ボリンジャーバンドの+1σを下回り、中心値(25日)までの調整を経て、テクニカル面はリバウンドに入りやすいタイミングだろう。
 もっとも、米国市場についてもNYダウは25日線からのテクニカル的な反発といった一面もあるため、リバウンドが持続するかを見極めたいところだ。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすく、グローベックスの米株先物にらみの展開になりそうだ。また、国内では四半期末に伴う年金などのリバランス売りが警戒されており、戻りの鈍さがみられるようだと、短期筋のショートが入りやすいと考えられる。
 ただし、為替市場ではドル・円が1ドル=144円台と円安に振れて推移するなか、海外投資家による押し目待ち狙いの買いが意識されやすく、仕掛け的なショートに対しては、押し目狙いのロング対応となろう。また、昨日は指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]には25日線水準での踏ん張りが見られ、プラスで終えていた。アドバンテスト <6857> [東証P]は25日線を割り込んだものの、売り一巡後の底堅い値動きが目立った。アドバンテストが25日線を捉えてくる動きとなれば、日経225先物へのショートカバーに向かわせそうだ。
 日経225先物はオプション権利行使価格の3万2500円~3万3000円のレンジを想定。可能性は低いが、3万3000円を捉えてくる局面では、ボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3250円処へのバイアスが強まる展開も意識しておきたい。
 VIX指数は13.74に低下した。ボトム圏での推移を継続するなか、リスク選好が強まろう。なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.45倍に低下した。ボリンジャーバンドの-1σ水準まで下げてきたこともあり、いったんは反発が意識されやすいところだ。ただし、バンドは収斂し、下へのトレンドが出やすいタイミングでもあるため、NTロングでのスプレッド狙いは様子見となろう。

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物:28日清算値=28日清算値=570円高、3万3140円

2023/06/28(水)15:17

 28日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日清算値比570円高の3万3140円で取引を終えた。出来高は7万1985枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万3193.99円に対しては53.99円安。

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(28日)

2023/06/28(水)

日本市場2023/06/28(水)
日本市場2023/06/28(水)
日本市場2023/06/28(水)

◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陽線」、5日線を回復 高値引けで買いに勢い(28日ロイター)

2023/06/28(水)15:55

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 前場の日経平均は前営業日比304円06銭高の32,842円39銭と反発、前日米国市場の株高と為替の円安が影響

  • 前日まで4営業日連続の下落後、自律反発を狙った買いが入る

  • 空運株が堅調で、輸出関連株にも買いが入った

  • 米株高や円安を背景に、ほぼ全面高となり、後場にかけても堅調な展開が予想される(みずほ証券の倉持靖彦氏)

  • 25日移動平均線が下値サポートとされ、調整後も押し目買い意欲が強い(別の国内証券会社のストラテジスト)

  • TOPIXは1.12%高の2279.01ポイントで終了、東証プライム市場の売買代金は1兆8027億2300万円

  • 値上がりは空運や証券、輸送用機器の30業種、値下がりは海運や石油・石炭製品、鉱業の3業種

  • 日経平均は後場に入り一段高、前営業日比約530円高の33,070円近辺で推移

  • 新興株はマザーズが5日ぶりに反発、大型株高で投資家心理が改善、東証グロース市場指数は0.88%高の1024.13ポイント

  • 日経平均の終値は31,993円99銭で、5日移動平均線を終値で5営業日ぶりに回復、一方、10日線が上値を抑える形となる

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[東京 28日 ロイター]
<08:20> 寄り前の板状況、ほくほくは買い優勢 SOSEIは売り優勢

<09:05> 日経平均は反発で寄り付く、米景気後退懸念の緩和を好感
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比269円51銭高の3万2807円84銭と、反発してスタートした。前日公表された米経済指標が堅調で、米景気後退懸念が和らいだことを好感する買いが優勢となっている。日経平均は前日まで4日続落したたため、反動で買い戻しの動きも先行し、寄り付き後は300円超高となる場面もあった。指数寄与度の大きいハイテク銘柄や主力株が堅調で、個別では、東京エレクトロンが1.8%高、アドバンテストも小幅高で底堅い。ファーストリテイリング、ソフトバンクグループがしっかりのほか、主力のトヨタ自動車は2.1%高と堅調に推移している。

<10:26> 日経平均は堅調継続、自律反発狙いの買い優勢
日経平均は堅調に推移しており、現在は前営業日比200円高の3万2700円台前半で推移している。東証プライム市場では値上がり銘柄が8割を超えるなど、前日までに下落した反動で、自律反発狙いの買いが優勢となっている。市場では「為替は円安ではあるものの、セクター別に上位の業種をみると、内外需が入り交じっている。循環的に下がった業種が買われている」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。個別では、東京エレクトロンやアドバンテストなど指数寄与度の大きい半導体関連株がしっかりで推移している。主力のトヨタ自動車が1.8%高と、自動車関連株も堅調。

<11:40> 前場の日経平均は5営業日ぶり反発、米株高や自律反発狙いの買いで
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比304円06銭高の3万2842円39銭と反発した。前日の米国市場では、堅調な経済指標で利上げによる景気後退(リセッション)懸念が後退し株高となっており、東京市場でも買いが優勢となった。前日まで4営業日続落していたことから、自律反発狙いの買いも入った。日経平均は269円高と堅調にスタート。その後も上げ幅を拡大し、一時前営業日比約346円高の3万2885円26銭まで上昇した。米国市場で夏の旅行シーズンを前にレジャー関連銘柄が物色された流れで、空運株が堅調だった。為替の円安を受け、輸出関連株にも買いが入った。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストによると、米株高や円安のほか「前日までに下落していた反動で自立反発狙いの買いも入り、ほぼ全面高となった」といい、後場にかけても堅調な展開を予想している。別の国内証券会社のストラテジストは「日本企業の業績や資本収益性の改善への期待がある中では、25日移動平均線が当面の下値めどとして意識され、調整した場合でも押し目買い意欲が強い動きとなっている」と指摘した。TOPIXは1.12%高の2279.01ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆8027億2300万円だった。東証33業種では、値上がりは空運や証券、輸送用機器の30業種で、値下がりは海運や石油・石炭製品、鉱業の3業種だった。個別では、アドバンテストが1.7%高、東京エレクトロンは1.2%高と指数寄与度の大きい半導体関連株が堅調。SUBARUが2%高となるなど、自動車株もしっかり。ANAホールディングスは2.6%高だった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1581銘柄(86%)、値下がりは207銘柄(11%)、変わらずは44銘柄(2%)だった。

<13:15> 後場の日経平均は一段高、3万3000円台回復
後場に入り、日経平均は一段高となっており、前営業日比約530円高の3万3070円近辺で推移している。前日までに4営業日続落した反動で押し目買いなどが入り、相場を押し上げている。市場では「中国株がさえない中、アジア圏では日本株に対する運用ニーズが引き続き強く、後場も堅調な推移が見込まれる」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。個別では、ファーストリテイリングが1.1%高、東京エレクトロンが2%高と上げ幅を拡大し、指数を押し上げている。セクター別では、後場に入り石油・石炭製品や鉱業がプラス転換した。

<15:30> 新興株はマザーズが5日ぶり反発、大型株高で投資家心理改善
新興株式市場は、マザーズ総合が0.95%高の806.27ポイントと、5営業日ぶりに反発した。市場では「大型株の上昇で投資家心理が改善した。ただ、急落を見た後だけに、手掛けにくさが残る」(国内証券のアナリスト)との声が聞かれた。東証グロース市場指数は0.88%高の1024.13ポイントだった。新規上場のノイルイミューン・バイオの初値は公開価格を6%下回る695円だったが、初値を上回る715円で取引を終えた。新規上場のプロディライトの初値は公開価格の2倍の3005円となり、初値を下回る2399円で取引を終えた。ウェッジHLDGやサイフューズは堅調だった。クオリプスはストップ高。一方、オンコリスバイオファーマやABEJAは軟調だった。

<15:50> 日経平均・日足は「中陽線」、5日線を回復 高値引けで買いに勢い
日経平均・日足は「中陽線」となった。終値は3万3193円99銭。高値引けとなっており、買いの勢いの強さが示された。5日移動平均線(3万2895円51銭=28日)を終値で5営業日ぶりに回復し、地合いは好転した。一方、10日線(3万3200円36銭=同)が上値を抑える形となった。これを上抜けて上昇に弾みをつけるかが目先のポイントになりそうだ。

ロイター

◆日本株市況クロージング=海外投資家の買いが再開するとの観測から33000円台を回復(28日フィスコ)

2023/06/28(水)15:53

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均が5営業日ぶりに反発し、655.66円高の33193.99円で取引終了、4営業日ぶりに33000円台回復

  • 自律反発を狙った買いや前日の米国市場でハイテク株上昇の流れから、半導体関連や電子部品関連の値がさ株に買いが先行

  • 海外投資家による先物買いが断続的に入り、日経平均は上げ幅を広げた

  • 東証プライムの値上がり銘柄1700を超え、全体の9割超が上昇

  • セクター別では、空運、証券商品先物、輸送用機器、情報通信の上昇が目立ち、ファーストリテ、東エレク、アドバンテス、ソフトバンクG、信越化が堅調

  • 米国市場は経済指標が予想を上回り、景気後退懸念が低下し、主要株価指数上昇

  • 円相場が一時1ドル=144円台へと円安進行、これが輸出関連株に追い風

  • 年金などのリバランス売りが一息つき、海外投資家による主力株買いが再開、日経平均の上げ幅650円超

  • 節目の33000円回復後に買い戻しの流れが強まり、上値トライの先高期待感が広がりつつある

  • ECBフォーラムでパウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、植田日銀総裁の発言予定、特にパウエル議長の利上げ見解に注目

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 28日の日経平均は5営業日ぶりに反発。655.66円高の33193.99円(出来高概算13億9000万株)と4営業日ぶりに33000円台を回復して取引を終えた。前日までの4日間で1000円超下落した反動により自律反発を狙った買いや、前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れを受けて、半導体関連や電子部品関連などの値がさ株を中心に買いが先行して始まった。また、前引け間際から海外投資家による先物買いなどが断続的に入ったことをきっかけに、日経平均は大引けにかけて上げ幅を広げた。
 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄1700を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、海運を除く32種が上昇。空運、証券商品先物、輸送用機器、情報通信の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が堅調だった半面、川崎船<9107>、中外薬<4519>、オリンパス<7733>が軟化した。
 前日の米国市場は、6月の消費者信頼感指数などの経済指標が市場予想を上回ったことで景気後退懸念が低下し、投資家心理が改善。主要株価指数は上昇した。なかでもSOX指数が3%を超える上昇となったことから、東京市場もハイテク銘柄を中心に値を上げる銘柄が増えた。円相場が一時1ドル=144円台へと円安が進行したことも輸出関連株に追い風となった。また、後場に入ると、年金などのリバランス売りが一息ついたとの観測が広がるなか、海外投資家による主力株買いが再開したとの見方から、日経平均の上げ幅は650円を超えた。
 日経平均は後場に入り、様相が一変した。前日までの4日間の下落で、目先値幅調整は一巡したうえ、節目の33000円回復後に買い戻しの流れが強まったことから、再び上値トライに転じてくるのではないかとの先高期待感が広がりつつある。一方、今夜予定されるECBフォーラムでは、パウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、植田日銀総裁などの発言機会が予定されている。特にパウエル議長が今後の利上げに関してどのような見解を示すのかに注目が集まっている。

フィスコ

◆日経225先物(引け後コメント)=節目の3万3000円を回復、海外勢による押し目買いでショートカバーが一段と強まる

2023/06/28(水)18:16

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経225先物(9月限)は570円高の3万3140円で取引終了、ショートカバーが強まり日中の高値で引けた

  • 前日までの25日移動平均線水準までの調整後、海外投資家による押し目待ち狙いの買いが入ったとの見方も

  • 米国同様に理想的なリバウンドとなり、底堅さが意識され、3万4230円辺りを想定したロングの動きが強まる可能性も

  • 米国市場の動向を確認し、エヌビディアの上昇分を解消する程度の下げなら波乱は避けられそう

  • FRBのパウエル議長の発言が予定されているが、7月のFOMCでの利上げ再開の可能性が高まっているため、大きなインパクトはないと見込まれる

  • NT倍率は14.44倍と小幅に低下し、ボリンジャーバンドの-2σに接近、バンド収斂中で14.29倍辺りを狙ったNTショートに向かう可能性

  • 日経225先物は野村証券やUBS証券が買い越し、ABNクリアリン証券やソシエテジェネラル証券が売り越し、TOPIX先物は野村証券やゴールドマン証券が買い越し、バークレイス証券やJPモルガン証券が売り越し

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限
日経225先物 33140 +570 (+1.75%)
TOPIX先物 2295.0 +42.0 (+1.86%)

 日経225先物(9月限)は、前日比570円高の3万3140円で取引を終了。寄り付きは買いが先行したものの、3万2680円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2800円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後に3万2830円まで買われた後はショートが強まり、前場中盤に3万2590円まで上げ幅を縮めた。ショートの要因だが、「バイデン米政権が新たな半導体輸出規制を検討」と報じられ、時間外でエヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が下落したことが買い一巡後の仕掛け的な売りを誘ったようだ。しかし、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]などへの影響は限られたほか、グローベックスの米株先物もマイナス圏での推移ながら小幅な下げにとどまったため、前場半ば以降はショートカバーが強まった。
 さらに、ランチタイムで一段高となり、後場の取引開始後には節目の3万3000円を回復。いったんは達成感から利食いも見られたが、3万3000円を挟んで底堅さが意識されるなか、終盤にかけて一段とショートカバーを呼び込み、3万3140円と日中の高値で取引を終えた。また、後場に入っての先物主導の上昇では、四半期末に伴う年金のリバランス売りが一巡したとの観測に加え、前日までの25日移動平均線水準までの調整で過熱感が後退したとの見立てから、海外投資家による押し目待ち狙いの買いが入ったとの見方も聞かれた。
 何はともあれ、25日線までの調整を経て、米国同様に理想的なリバウンドとなった。ボリンジャーバンドの+1σは3万3330円辺りに位置しており、節目の3万3000円処での底堅さが意識されてくるようだと、+1σを目先的なターゲットとしつつも、+2σが位置する3万4230円辺りを想定したロングの動きが強まる可能性はありそうだ。タイミングとしては7月上旬のパッシブ型ETFの決算通過後になろうが、売り需要は予想されているだけに、これに向かう形での押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
 まずは新たな対中輸出規制を検討との報道を受けた、米国市場の動向を確認したいところであろう。27日の米国市場でエヌビディアの上昇率は3%を超えていた。この上昇分を解消する程度の下げであれば、ひとまず大きな波乱は避けられそうだ。また、欧州中央銀行(ECB)が主催する金融フォーラムでは、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長などがパネル討論会に参加する予定である。利上げ再開の必要性を示すとみられるが、既に7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ再開の可能性が高まっていることもあり、大きなインパクトはもたらさず通過材料になりそうだ。
 NT倍率は先物中心限月で14.44倍と小幅に低下した。一時14.38倍まで下げる場面があり、ボリンジャーバンドの-2σに接近している。バンドが収斂するなか、-3σが位置する14.29倍辺りを狙ったNTショートに向かわせやすいだろう。
  手口面では、日経225先物は野村証券が1903枚、UBS証券が1003枚、日産証券が940枚、フィリップ証券が664枚の買い越しに対して、ABNクリアリン証券が2552枚、ソシエテジェネラル証券が1359枚、SMBC日興証券が990枚、ドイツ証券が797枚の売り越しだった。TOPIX先物は野村証券が1187枚、ゴールドマン証券が975枚、SMBC日興証券が814枚、大和証券が793枚の買い越しに対して、バークレイス証券が2437枚、JPモルガン証券が1476枚の売り越しだった。

株探ニュース

◆海外ヘッドライン一覧(28日ロイター)

2023/06/28(水)20:26

・ECB、7月以降も利上げ必要な可能性=スロバキア中銀総裁
・イタリア首相、ECBの利上げ継続を「安易」と批判
・ユーロ圏融資、5月も企業向け・家計向けともに鈍化続く
・再生エネ投資、一部技術・地域に集中 国際機関が多様化提言
・中国とNZ、協力協定に調印 貿易強化へ
・中国のモバイル決済アプリ、海外のクレカで利用可能に
・世銀、今年のタイ成長見通しを3.9%に引き上げ 観光客が回帰
・インドの格上げ、持続的な財政健全化とインフレ鈍化次第=S&P
・EU、デジタル通貨で遅れはとれない=欧州委副委員長
・ウクライナ東部で砲撃、3人死亡 前日のミサイル攻撃の死者10人に

・〔アングル〕EVバッテリー再利用、「第一の人生」の長さが鍵に
・〔GRAPHIC〕OPECプラスの生産割当改革、湾岸諸国の支配的地位さらに盤石に
・〔アングル〕米で肥満症治療薬の利用者急増、企業健保がパンク状態
・〔アングル〕ワグネルの乱収めたルカシェンコ氏、対ロシアの発言力増大
・〔海外規制フラッシュ〕EUがバーゼル3最終部分で合意
・〔ロイター調査〕スウェーデン中銀、29日に0.25%利上げか

・欧州の防衛協力、独仏の指導力不足が課題=ミュンヘン安保会議
・中国当局、デベロッパー4社の増資新たに承認 流動性改善へ
・5月のユーロ圏融資、企業向け・家計向けともに鈍化続く

・BUZZ-南アランド軟調、ドル小幅高
・独ライン川、水位低下で再び貨物船航行に支障 運賃上乗せ
・米金融機関、リサーチ有料化で土壇場の対応 免除措置が来月失効
・国民が1─2歳若返り、韓国で「数え年」廃止の新法施行

・中国、WTO漁業補助金削減協定を批准
・テスラ、第2四半期中国販売は過去最高に シェア縮小=アナリスト
・独消費者信頼感、7月は-25.4に低下=GFK
・小型ピックアップトラック、後部座席の安全性低い=衝突試験
・選挙区割り巡る州議会決定に司法介入認める、米最高裁が判断
・スーダン避難民100万人上回る公算、UNHCRが事態悪化を予想
・ウクライナ東部にミサイル攻撃、子ども含む8人死亡 飲食店を直撃

・ドイツ電力消費、上期の再生エネ比率は52%に上昇=業界団体
・韓国、北朝鮮兵器開発への関与で制裁発表 ロシア国籍の人物など
・ロシア軍指揮官、プリゴジン氏の反乱計画を事前に認識=NYT
・ロシア、輸出削減で国内でガソリン不足なし=エネルギー省
・ブレント・ドバイ・スワップ、3年ぶりのディスカウント=業界筋
・マレーシアのペトロナス、石油・ガス生産24年にピークと予想
・ECB、政策金利などの新枠組み検討へ スタッフが今週会合=関係筋
・中国工業企業利益、1─5月は前年比18.8%減 追加景気支援策に期待

・ゴールドマンCEO、印経済に期待 今後3年6─7%成長に=新聞
・加ブルックフィールドの再保険部門、米保険AELに買収提案
・温室効果ガス排出量相殺の評価制度公表=基準策定団体
・米MMFのTビル需要に不安、利上げサイクル不透明で=BNYメロン
・香港経由の中国金輸入、5月は前月比1.7%減
・英スーパー、生計費危機に便乗した「暴利説」を否定
・米産業機械のサーコア、KKRへの身売り計画堅持 対抗案拒否
・英国は気候変動対策でリーダーの地位失う=気候変動委
・豪CPI、5月は1年1カ月ぶり低い伸び 利上げ観測後退

・フィデリティ、ビットコイン現物ETFの申請準備=情報サイト
・中ロの蜜月、ワグネル反乱でリスク露呈 「制限なし」関係に暗雲
・OPEC、ガイアナに加盟打診の報道否定
・クリムト最後の肖像画が135億円で落札、欧州美術品の最高額更新
・米マイクロソフト、当局側の主張追及 ゲーム大手買収巡る訴訟で
・グアテマラ大統領選候補、対中関係強化と表明 決選投票控え

・インド、蓄電池製造に大規模な補助金制度を準備=FT
・米テキサス州、猛暑で電力使用が過去最高 最高気温38度
・米国務副長官、中国大使と電話会談 対話維持の重要性強調
・ドイツと南ア、グリーン水素プロジェクトで協力に合意
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・飢え直面の英国民、昨年は7人に1人 脆弱な社会保障で=慈善団体
・英国向け海外直接投資、22/23年は増加 新規雇用は減少
・豪財政黒字、予想上回る見通し 利上げで景気は減速へ=財務相

・アマゾン傘下の自動運転ズークス、従業員増員 公道試験を強化
・原油先物は小幅高、米原油・ガソリン在庫が予想以上に減少
・EU加盟国、年内に財政ルール改革案で妥結見込み=主要国財務相
・EUと欧州議会、ハイテク大手対象のデータ利用規則で合意
・インド経常収支、1─3月期は赤字縮小 貿易赤字の改善が寄与
・米グーグル、地図アプリ「Waze」で人員削減
・ワグネル反乱にナワリヌイ氏皮肉、「どちらがロシアの脅威か」
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・英EUが金融サービス協力の覚書調印、北アイルランド問題解決で前進
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・元への弱気姿勢維持、サーキットブレーカー導入も=JPモルガン
・ブラジル6月中旬消費者物価が2年9カ月ぶり低い伸び、8月利下げ開始に道
・中国主席がNZ首相と会談、貿易・投資促進を協議
・米経済は現在強固、リセッション見込まず=バイデン氏
・米デルタ航空が第2四半期利益見通し上方修正、旅行需要の強さ指摘
・アップルCEOの中国需要見通し巡る株主訴訟、米連邦地裁が手続き認める判断
・ローマ法王の平和特使、今週モスクワ訪問 月初のキーウ訪問に続き

ロイター

―――【NEWS】―――

▶[NEWS]英国とEU、金融サービス協力で覚え書き締結-当局者間の交流で大枠(28日ブルームバーグ)

2023/06/28(水)03:24

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 英国と欧州連合(EU)が金融サービスに関する覚書に調印

  • 英国のハント財務相がブリュッセル訪問で覚書を承認し、「重要な転換点」と述べる

  • 英財務省によれば、英国の金融サービスとその関連サービス業界の規模は約50兆5000億円、GDPの約12%

  • 当初2021年の覚書締結が見込まれていたが、漁業権問題やジョンソン首相の国際法違反非難で遅延

  • 覚書は金融当局者間の定期的な会合についての大枠を示し、初会合は秋に設定

  • EUは決済機関に限定的な「同等性評価」を認め、他企業に対してはロンドン依存を減らし、域内事業を増やす働き掛け

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 英国と欧州連合(EU)は27日、待望されていた金融サービスに関する覚書に調印した。英国のEU離脱後の協力を巡ってはいがみ合いが続いていたが、ようやく前進を果たした。
 英財務相として3年余りで初めてブリュッセルを訪問したハント財務相は、欧州委員会のマクギネス委員(金融サービス担当)との覚え書きを承認した。ハント氏は「重要な転換点」だと述べ、「われわれには共通の目的がある。協力は不可欠だ」と続けた。
 さらに「英国とEUの金融市場は相互に深く絡み合っている。建設的で自発的な関係の構築は、双方の利益になる」と指摘。英財務省によると、同国の金融サービスとその関連サービス業界の規模は2750億ポンド(約50兆5000億円)に上り、国内総生産(GDP)の約12%を占める。
 この覚え書きは当初、2021年の締結が見込まれたが、漁業権の問題や当時のジョンソン英首相による国際法違反をEUが非難したことなどで、宙に浮いていた。
 覚え書きは金融当局者間の定期的な会合についてなどの大枠が示され、第1回の会合は秋に設定された。EU域外企業に域内市場への広範なアクセスを認める「同等性評価」は付与していない。EUは今のところ決済機関に限定的な同等性を認めているに過ぎず、銀行などその他の企業にはロンドンへの依存を減らし、域内でより多くの事業を行うよう働き掛けている。

原題:UK and EU Sign Memo for Post-Brexit Finance Regulation(抜粋)

ブルームバーグ


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