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2023/09/18(月)=敬老の日で日本休場



―――【総まとめ】―――

  • NA


◆日経225先物(週間展望)=ロング・ショートいずれもカバー狙いのスタンス

2023/09/19(火)17:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 今週の日経225先物は米FOMCと日銀の金融政策決定会合に注目し、金利や為替の動向への反応が予想される

  • WSJのティミラオス記者は9月FOMCでの政策金利据え置きを予想、一方で年内追加利上げ方針の発表も予想される

  • 日銀の金融政策決定会合では現状維持が予想されるが、植田総裁の発言で長期金利の上昇や円安が注目される

  • 先週の日経225先物はリバウンドし、次なるターゲットとして7月、6月の高値が意識される

  • 上昇背景にはショートカバーや日米中銀イベント前の持ち高調整などの要因が見られる

  • ボリンジャーバンドの+2σを突破したが、重要イベント前の大きな上昇は期待しづらい

  • 米国市場は株価指数が下落、クアドルプル・ウィッチングや自動車労組ストライキなどが影響

  • 台湾積体電路製造の納入延期報道により、半導体株が売られる動きが見られた

  • 東京市場は売り優勢と予想され、日経225先物は3万3070円で取引終了、続く祝日取引も弱含み

  • 週初は3万3000円を意識、日米中銀イベントはアルゴリズムの影響を受けやすいと予想

  • VIX指数は13.79に上昇、FOMC後の動きやNT倍率、投資部門別売買動向にも注目

  • 経済スケジュールには米国の住宅関連データや日銀、BOEの金融政策、各国の景気指数などが控えている

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 今週の日経225先物は、19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、21~22日に開催される日銀の金融政策決定会合に市場の関心が集まるなか、これらの結果を受けた金利や為替の動向の影響が予想され、様子見姿勢が強まりそうだ。

 9月上旬にFEDウォッチャーとして知られるウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のニック・ティミラオス記者が「米連邦準備理事会(FRB)は9月のFOMCで政策金利を据え置く公算が大きい」と報じていたこともあり、9月FOMCに関しては金利据え置きがコンセンサスとなっている。ただし、年内もう1回の追加利上げ方針を示すとみられており、パウエルFRB議長の会見が注目される。年内の追加利上げ観測が高まり、長期にわたって金利をピーク水準に据え置くといった見方が強まると、ショートに傾きやすいだろう。

 また、日銀の金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が決定される見込みである。ただし、植田和男総裁が「2%の物価目標の達成が可能と判断すればマイナス金利を解除する選択肢もある」との見解を示したことをきっかけに、足もとで長期金利が上昇傾向を強めた。為替市場では1ドル=148円台に迫るなど円安基調が続いており、円安抑制に向けた政策修正への思惑が燻る。

 先週の日経225先物は11日に付けた3万2170円を安値にリバウンド基調を強め、15日には一時3万3450円まで買われた。これにより7日の戻り高値(3万3110円)、8月1日に付けた戻り高値(3万3230円)を突破した。次のターゲットは7月4日の戻り高値3万3570円、さらには6月19日の高値3万3710円が意識されてくる。

 ただし、先週後半にかけての上昇は、9月SQ値を突破したことによるショートカバーのほか、3連休前に日米の中銀イベントを控えた持ち高調整の商いが集中した面もあったとみられる。

 日経225先物は先週末の上昇でボリンジャーバンドの+2σを突破したことで、短期的な過熱感が警戒されやすい。バンドは拡大傾向を見せており、現在は3万3400円辺りに切り上がってきているが、重要イベントを前に+2σ水準を明確に上放れてロングが強まる展開は期待しづらいところである。

 また、15日の米国市場では主要な株価指数が下落した。来週にFOMCを控えるなか、株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプション、個別株先物の4つの取引の清算日となるクアドルプル・ウィッチングが到来した需給面での影響があったと考えられる。加えて、全米自動車労組(UAW)と3大自動車メーカー経営側が労使交渉で合意できず、一部工場でストライキに突入したことも米国景気への懸念につながった。

 さらに、半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が高性能半導体の製造装置の納入延期を複数の取引先に要請したと報じられたことが嫌気された。エヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>など半導体株が売られており、センチメントを冷ます格好だった。

 この影響により、週明けの東京市場は売り優勢の展開が見込まれ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型の重荷となろう。日経225先物は15日取引終了後のナイトセッションで下落し、3万3070円で取引を終えた。18日の祝日取引は執筆時点では3万3050円と弱含みでしている。週初は節目の3万3000円準での攻防を見せそうだ。

 まずはオプション権利行使価格の3万3000円から3万3500円のレンジ推移を想定しておきたい。3万3000円を下回る場面では、+1σが位置する権利行使価格3万2850円辺りまでの調整を意識しつつも、その後のショートカバーを狙った押し目狙いのロング対応となろう。日米の中銀イベントを受けて、初動はアルゴリズム発動によってオーバーシュート気味に動きやすいだろう。週内は短期トレードが中心となるなか、ロング・ショートいずれもカバー狙いのスタンスとなる。

 VIX指数は13.79(前日は12.82)に上昇した。ただし、直近で上値抵抗線として機能している75日移動平均線を下回っていることもあり、過度なリスク回避姿勢は強まらないだろう。FOMC通過後はアク抜け的な動きから一段と低下する可能性もあるため、基本的にはショートからのエントリーは控えておきたい。

 なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.83倍だった。週前半に13.76倍まで低下したが、週後半はリバランスにより若干の上昇をみせていた。米半導体株の下落影響で、週初は指数インパクトの大きい値がさハイテク株は手掛けづらくなる。一方で、日銀の政策変更への思惑から金融株への物色が継続すると考えられ、若干ながらTOPIX優位に傾きやすく、NTショートでのスプレッド狙いの動きが入りやすい。

 9月第1週(9月4日-8日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週ぶりに売り越しており、売り越し額は7197億円(8月第5週は9715億円の買い越し)だった。なお、現物は7625億円の売り越し(同3393億円の買い越し)と2週ぶりに売り越しであり、先物は428億円の買い越し(同6322億円の買い越し)と3週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で2846億円の買い越しで、3週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で558億円の売り越しとなり、3週ぶりの売り越しだった。

 経済スケジュールでは、18日に米国9月NAHB住宅市場指数、19日に米国8月住宅着工件数、20日に8月貿易統計、8月訪日外客数、FOMC終了後に政策金利、パウエルFRB議長記者会見、21日にイングランド銀行(BOE)政策金利、米国9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米国8月コンファレンス・ボード景気先行指数、22日に日銀金融政策決定会合終了後に政策金利、植田日銀総裁記者会見、8月全国消費者物価指数、米国9月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国9月サービス業PMIなどが予定されている。


――プレイバック・マーケット――

●SQ値
10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58
11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52
12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27
01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71
02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19
03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32
04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76
05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33
06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13
07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68
08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68
09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93

◆日経225先物(日足)
         始値   高値   安値   清算値  前日比
23/12 09月15日  32960  33450  32920  33280  +300
23/12 09月14日  32520  33040  32440  32980  +530
23/12 09月13日  32560  32680  32400  32450  -170
23/12 09月12日  32300  32620  32220  32620  +340
23/12 09月11日  32420  32560  32170  32280  -140

◇TOPIX先物(日足)
         始値   高値   安値   清算値  前日比
23/12 09月15日  2385.5  2418.5  2383.0  2405.5  +20.5
23/12 09月14日  2358.5  2391.0  2353.5  2385.0  +30.5
23/12 09月13日  2359.5  2368.0  2351.5  2354.5  -9.5
23/12 09月12日  2345.0  2364.0  2340.0  2364.0  +20.5
23/12 09月11日  2340.5  2354.5  2330.5  2343.5  +3.0

●シカゴ日経平均 円建て
          清算値  前日大阪比
09月15日(12月限) 33055  -225
09月14日(12月限) 33180  +200
09月13日(12月限) 32635  +185
09月12日(12月限) 32585  -35
09月11日(12月限) 32435  +155
※前日比は大阪取引所終値比

□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
        売り   前週末比   買い    前週末比
09月08日     39億円  -465億円 1兆3023億円  +414億円
09月01日    505億円  +115億円 1兆2609億円  +4668億円
08月25日    389億円  -80億円  7940億円  +318億円
08月18日    470億円  +199億円  7622億円  -455億円
08月10日    270億円  -214億円  8078億円  +1255億円
08月04日    484億円  +346億円  6822億円  -3304億円
07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円

□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
        売り      前日比  買い       前日比
09月13日      0株    -78万株  5億4738万株   +1048万株
09月12日     78万株   -100万株  5億3690万株   +522万株
09月11日    178万株   -0.3万株  5億3167万株   +946万株
09月08日    178万株   -576万株  5億2221万株   +594万株
09月07日    755万株   -231万株  5億1626万株   -7106万株
09月06日    986万株    -25万株  5億8733万株   +2833万株
09月05日    1012万株   -263万株  5億5899万株   +4009万株
09月04日    1276万株    +32万株  5億1890万株   +1739万株
09月01日    1243万株   +193万株  5億0151万株   +8479万株
08月31日    1049万株   +323万株  4億1671万株   +5968万株
08月30日    726万株      0株  3億5703万株   +751万株
08月29日    726万株   -210万株  3億4951万株   +731万株
08月28日    936万株   -162万株  3億4219万株   +1725万株
08月25日    1099万株   +264万株  3億2494万株   +531万株
08月24日    835万株    -82万株  3億1963万株   +46万株
08月23日    917万株   -0.2万株  3億1917万株   +132万株
08月22日    917万株    -91万株  3億1784万株   +331万株
08月21日    1008万株   -369万株  3億1452万株   -570万株

■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分)
【2022年】
1月14日  701億円
1月25日  701億円
2月14日  701億円
3月07日  701億円
4月07日  701億円
5月19日  701億円
6月13日  701億円
6月17日  701億円
12月2日  701億円
【2023年】
3月13日  701億円
3月14日  701億円

株探ニュース

―――【チャート】―――

◆直近2営業日の値動き=15分足チャート(日経225先物ミニ12月限)


日経225先物ミニ12月限15分足チャート2023/09/14(木)16:30~2023/09/18(月)15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ12月限)


日経225先物ミニ12月限日足チャート2023/03/19[半年前]16:30~2023/09/18(月)15:15

◆先物週間テクニカル分析=配信なし

2023/09/18(月)

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

配信なし

楽天証券

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/fukunaga/list/


◆今週の日本株(テクニカル分析)=配信なし

2023/09/18(月)

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

配信なし

楽天証券

https://media.rakuten-sec.net/category/fuurinkazan


―――【経済イベント指標】―――

◆2023/09/15(金)の経済指標結果



◆2023/09/18(月)の経済イベント予定



―――【主要ニュース】―――

◆今朝の主要ニュース(18日ブルームバーグ)

2023/09/18(月)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

配信なし

ブルームバーグ

◆海外ヘッドライン一覧(18日ロイター)

2023/09/18(月)06:30

配信なし

ロイター

―――【日中取引OPEN前まとめ】―――

◆日経225先物テクニカルポイント(16日夜間取引終了時点)

2023/09/16(土)07:10

●本文ここから--------------------------

 16日ナイトセッションの日経225先物は前日清算値比210円安の3万3070円で取引を終えた。夜間取引終了時点のテクニカルポイントは以下の通り。

34006.34円  ボリンジャーバンド3σ
33533.09円  15日日経平均株価現物終値
33465.82円  ボリンジャーバンド2σ
33070.00円  16日夜間取引終値
32925.31円  ボリンジャーバンド1σ
32880.00円  5日移動平均
32810.00円  一目均衡表・転換線
32584.53円  75日移動平均
32565.00円  一目均衡表・先行スパン1(雲上限)
32384.80円  25日移動平均
32340.00円  一目均衡表・基準線
32295.00円  一目均衡表・先行スパン2(雲下限)
31844.29円  ボリンジャーバンド-1σ
31303.78円  ボリンジャーバンド2σ
30763.26円  ボリンジャーバンド3σ
29651.60円  200日移動平均

株探ニュース

◆日経225先物(寄り前コメント)=配信なし

2023/09/18(月)08:20

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

配信なし

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物日中取引クロージング:18日清算値=配信なし

2023/09/18(月)15:17

配信なし

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(18日)

2023/09/18(月)

敬老の日休場


◆日本株市況クロージング=休場(18日フィスコ)

2023/09/18(月)15:50

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

休場

フィスコ

◆日経平均大引け=休場

2023/09/18(月)18:30

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

休場

株探ニュース

◆日経225先物テクニカルポイント(18日日中取引終了時点)

2023/09/18(月)16:10

●本文ここから--------------------------

配信なし

株探ニュース

◆日経225先物(引け後コメント)=配信なし

2023/09/18(月)18:30

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

配信なし

株探ニュース

―――【NEWS】―――

◆海外ヘッドライン一覧(18日ロイター)

2023/09/18(月)20:08

・ECB、利上げ終了の判断は来年3月に=スロバキア中銀総裁
・中国、習主席巡るドイツ外相の「独裁者」発言で抗議
・ゴールドマン、英金利到達点5.5%に下げ 11月据え置きを予想
・中国とEUは「パートナー」、保護主義拒否すべきと王外相=新華社
・ゴールドマン、英金利到達点5.5%に下げ 11月据え置きを予想
・人民元、国内物価底打ちで安定へ 利下げ奏功と人民銀系メディア
・アリババ、トルコへ20億ドル投資計画 エルドアン氏と会合
・アーム株、ナスダック100指数組み入れ濃厚=アナリスト
・EU財務相、財政ルール見直しの年末合意目指す
・FRB、11月利上げの可能性低い=ゴールドマン
・中国外相、ロシアと戦略対話へ プーチン氏訪中の地ならしも
・EXCLUSIVE-EU、電池で中国依存の恐れ 「ロシア頼み並みに深刻」と警告
・ソフトバンクG、オープンAIと提携も AI投資検討=FT
・NATO高官、弾薬価格急騰に警鐘 民間に投資拡大要請
・トルコ大統領、テスラ工場建設を要請 マスク氏とNYで会談
・米下院議長、国防歳出法案「週内に採決」へ
・台湾、中国軍機103機確認 「破壊的」活動停止を要求
・米大統領補佐官、中国外相と「建設的」協議 マルタで会談
・中国は「核汚染水」検査に招待されず=在日中国大使館
・中国当局、恒大の資産管理部門社員を拘束 「刑事強制措置」
・ウクライナ軍、バフムト近郊の村また奪還 ゼレンスキー氏称賛
・金正恩氏帰国の途に、訪ロは「関係発展の新たな章」開く=KCNA

・米主要500社の第2四半期、2.9%減益見込み=LSEG
・米石油・ガス掘削リグ稼働数、昨年11月以来の大幅増
・海外勢の元建て債保有、8月は2カ月連続減 利回り差拡大で
・EXCLUSIVE-IMF、中国に成長モデル転換要請へ 「消費重視を」=専務理事
・中融国際信託、期日通りの支払いできず 同業他社と提携
・新型iPhone最上位機種、受け取り11月も 日本は最大6週間待ち
・金正恩氏、戦略爆撃機や極超音速ミサイル視察 ショイグ氏が案内

ロイター

▶[NEWS]【市場反応】米9月NAHB住宅市場指数は予想以上に低下、50割れ、ドル買い一服(18日フィスコ)

2023/09/18(月)23:12

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米9月NAHB住宅市場指数は45と、8月50から予想以上に低下し、4月来の50割れ

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

全米住宅産業協会(NAHB)が発表した9月NAHB住宅市場指数は45と、8月50から予想以上に低下し、4月来の50割れとなった。

米長期金利は伸び悩み。10年債利回りは3.34%で推移。ドル買いも一段落しドル・円は147円70-75銭でもみ合い。ユーロ・ドルは1.0660ドル、ポンド・ドルは1.2377ドルの安値圏でそれぞれもみ合った。

【経済指標】
・米・9月NAHB住宅市場指数:45(予想:49、8月:50)

フィスコ

▶[NEWS]36時間に中銀決定ラッシュー米国は据え置き、英国など欧州は利上げか(17日ブルームバーグ)

2023/09/17(日)15:12

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 36時間での世界的な金融政策決定が今年の残りの動向を左右する可能性

  • 米国は高金利の維持を試み、20日のFOMC決定を皮切りに多国で政策会合

  • 8月のジャクソンホール会合で米当局者が金利が長く高止まりするとの見解

  • 6通貨を取り扱う中央銀行の決定が特に注目

  • インフレが世界的に安定せず、原油価格上昇が更なる圧力を加える

  • 21日、英国とスイスの中銀が利上げ停止の可能性、OECDの最新経済予測が重要

  • 中国の需要減少で世界貿易低迷、米経済の回復がポジティブ要因

  • 米連邦準備制度が金利を一時据え置きも後半で利上げの可能性

  • アジアでは日銀の植田総裁の方針とマイナス金利に関するコメントが焦点

  • 欧州では21日に中銀の決定が多数、英中銀が0.25ポイントの利上げ予想

  • 英国の経済が第3四半期で縮小、スイスとノルウェー中銀も利上げの可能性

  • スウェーデンでは経済低迷もインフレ懸念で利上げ、トルコ中銀は5ポイントの利上げ予想

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 36時間ほどの間に集中する世界的な金融政策決定ラッシュは、高金利を維持しようとする米国の動きに世界が順応する中で、今年の残りの流れを決めるかもしれない。
 20日の連邦公開市場委員会(FOMC)決定に始まり、22日の日本銀行まで、多くの国で政策決定会合が開かれる。
  8月のジャクソンホール会合で米当局者が掲げた、金利はより長く高止まりする可能性が高いというテーマを世界の政策立案者が受け入れる中、頻繁に取引される6通貨を預かる中央銀行の決定は特に注目されるかもしれない。
 全ての証拠が、世界の多くの地域でインフレが完全に落ち着いていないことを示唆しており、原油価格の持続的な上昇は、さらなる圧力への懸念をあおっている。
 21日には英国やスイスの中銀が利上げ一時停止へ扉を開く可能性はあるが、誰も自分たちの仕事が終わったと宣言する勇気はないだろう。
 経済協力開発機構(OECD)が19日に発表する最新経済予測が決定の基調を左右するだろう。中国の需要低迷が世界貿易を低迷させ、欧州ではスタグフレーションのシナリオが描かれる中、米経済の回復力が唯一の明るい材料となる可能性がある。

米国
 このような背景から、米連邦準備制度は金利を据え置くかもしれないが、今年後半にはもう一段の利上げを実施するかもしれない。

アジア
 投資家は日銀の政策の方向性について植田和男総裁からのさらなるシグナルを期待している。
 ブルームバーグが調査したエコノミストたちは、22日の会合での政策現状維持を予想しているが、植田総裁が最近マイナス金利終了の可能性に言及したことから、マイナス金利についてのコメントが注目される。
 日銀の政策担当者はまた、先の米金融当局の決定による影響が、円を含む域内の資産に波及しないか注意深く見守るだろう。

欧州
 欧州では21日に多くの中銀の決定が発表される。
 イングランド銀行(英中銀)がその中心で、エコノミストはほぼ全員一致して0.25ポイントの利上げを予想しているが、次に何が起こるかについてはあまり一致していない。
 英経済は7-9月(第3四半期)に入ってから、過去7カ月月で最も速いペースで縮小し、雇用市場も冷え込む兆しを見せている。ベイリー中銀総裁は今月初め、金利は恐らく「サイクルの頂点に近い」と述べた。
 ヨルダン総裁率いるスイス国立銀行(中銀)は、インフレが現在は目標を下回っているものの、もう一段の利上げを実施する可能性がある。その場合、それが現在の引き締めサイクルの最後の一手となり得る。
 今月、利上げの可能性を示唆したノルウェー中銀も同様で、今回利上げした後は高水準の金利を維持する政策に転じるかもしれない。
 スウェーデンも利上げが見込まれるが、将来についてはそれほど安心できないかもしれない。経済が低迷しているにもかかわらず、当局者はインフレの状況を懸念しており、一時停止のリスクを冒すことはできない。
 また、ブルームバーグの調査によれば、トルコ中銀はさらに5ポイントの利上げを行い、主要金利を30%程度まで引き上げるとみられる。

原題:World Adapts to Fed’s Rate Order in 36-Hour Sequence: Eco Week(抜粋)

ブルームバーグ
今週の中央銀行金利決定
ストライキと降雨が7月の英国経済を直撃

▶[NEWS]タイトル(18日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/18(月)06:00

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