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2023/04/20(木)=英CPIが市場予想を上回る/ベージュブックで与信減少指摘・米株3指数まちまち/日経平均、売り一巡後反発/日経先物も岸田首相の投資呼び込みアクションプランのニュースでリバウンド

◆まとめ

  • 英CPIが市場予想を上回る

  • ベージュブックで与信減少指摘・米株3指数まちまち

  • 日経平均、売り一巡後反発

  • 日経先物も岸田首相の投資呼び込みアクションプランのニュースでリバウンド基調


◆日経225先物ミニ6月限の今日の値動き(10分足チャート)

記録用2023/04/20(木)前営業日16:30~本日15:15

日経225先物ミニ6月限10分足2023/04/19(水)16:30~2023/04/20(木)15:15まで

◆日経225先物ミニ6月限(日足チャート)

記録用2023/04/20(木)15:15までの6ヵ月分

日経225先物ミニ6月限日足2022/10/20(木)16:30~2023/04/20(木)15:15まで

◆前営業日2023/04/19(水)の経済指標結果

2023/04/19(水)の経済指標結果

◆2023/04/20(木)の経済イベント予定

2023/04/20(木)の経済イベント予定

▶[NEWS]米株強気派、過去100年の景気後退を度外視-相場急落は時間の問題か(ブルームバーグ)

記録用2023/04/20(木)00:02

●ChatGPT-4による要約-------------------------------------------------

  • 1929年以降、リセッション後の株価底値付けなかった例はなし

  • S&P500種、年初から8%超上昇、3月の下げから持ち直し

  • 楽観主義者は2022年に安値、景気縮小は株価持ち直しを鈍らせるだけと主張

  • 過去約100年で、景気縮小後に新たな底値を回避した例は一度もない

  • リセッション開始から平均9カ月後に相場が底打ち

  • 緩やかなリセッションでも、再び安値を模索することが正当化される可能性

  • 短期金融市場はリセッションのシグナル発信、景気後退確率60%に向かって上昇

  • 米国がリセッションに陥る確率を80%とみるストラテジストも存在

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------------------

・1929年以降、リセッション入り後に株価が底値付けなかった例はない
・S&P500種は年初から8%超上昇、3月の下げから持ち直し

  米国株はリセッション(景気後退)を切り抜けると予想する強気派の大合唱は、歴史を指針とするなら、間違いのようだ。

  楽観主義者は株式相場について、2022年に今サイクルの安値を付けており、今年あるいは来年早期の景気縮小は株価持ち直しを鈍らせるだけだという。相場動向はこうした見方を裏付けており、S&P500種株価指数は年初から8%余り上昇し、3月のシリコンバレー銀行(SVB)破綻を受けた下げ局面から、急速に巻き返している。

  しかし、1929年以降に米国が陥ったリセッション全てに目を向けると、株式相場の急落は起きるかどうかではなく、いつ起きるかが問題だということが示唆される。過去約100年に、景気が縮小局面に入った後で新たな底値を付けるのを回避したという例は一度もない。相場が底打ちするのは、リセッションが始まってから平均で9カ月後であることが、ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータで示されている。

  JPモルガン・チェースのストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は「緩やかなリセッションであっても、安値を再び模索することが正当化されるだろう」と指摘。これは少なくとも15%下落することを意味すると、同氏は17日付のリポートに記した。

  株式市場とは対照的に、短期金融市場はリセッションのシグナルを発しており、景気後退確率を示すニューヨーク連銀のモデルは60%に向かって上昇している。ブルームバーグ・インテリジェンスがまとめたデータによれば、マイナス成長が2四半期続くというのがコンセンサスの見通しだ。

  アンドルー・ガースウェイト氏らクレディ・スイス・グループのストラテジストは「リセッションが始まる前に相場が底を付けたことはこれまで一度もない」と18日付リポートで指摘。24年1-3月(第1四半期)までに米国がリセッションに陥る確率を80%とみている。

原題:US Stock Bulls Ignore 100 Years of Recessions at Their Peril(抜粋)

ブルームバーグ

◆欧州市況=タイトル(ブルームバーグ)

記録用2023/04/20(木)03:10

  19日の欧州株は下げを埋め、ほぼ変わらずで終了した。企業決算が材料視されたほか、市場予想を上回った英インフレ統計を手掛かりに追加利上げ観測が強まった。

  ストックス欧州600指数は0.1%下落。一時は0.5%安まで下げた。業種別株価指数ではテクノロジー、鉱業株が下落。食品や公益事業などよりディフェンシブな業種は買いを集めた。英国の内需系企業が中心の英FTSE250指数は0.5%安。同国のインフレ率は3月に10.1%となった。特に食品価格が約40年ぶりの大幅な上昇となった。

  欧州債は英国債が世界的なベアフラット化の動きを主導した。短期金融市場でイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ観測が強まり、ピーク金利は9月までに5%と織り込まれた。

  英2年債利回りは14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.8%となった。

  ドイツ債も下落。欧州中央銀行(ECB)のレーン理事はこの日、景気動向に大きな変化が見られない場合は来月追加利上げする必要があると、あらためて主張した。

4月19日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

債券                   直近利回り                前営業日比
独国債2年物               2.97%                        +0.06
独国債10年物             2.52%                        +0.04
英国債10年物             3.86%                        +0.11

原題:Gilts Lead Bear-Flattening After UK CPI Beat; End-of-Day Curves

European Shares Steady as Investors Assess Earnings, Inflation

(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]米地区連銀報告 米経済活動はここ数週ほぼ変わらない

記録用2023/04/20(木)03:34

 日本時間3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表され、米経済活動はここ数週ほぼ変わらないとしたほか、雇用の伸びは緩やかで労働市場のひっ迫は緩和されているとの認識を示した。また、消費者物価については、依然強い需要が要因と指摘している。

・賃金は伸びがやや減速もなお高止まり。
・価格水準は小幅に上昇。
・消費者物価の上昇は依然強い需要が要因
・米経済活動はここ数週ほぼ変わらず。
・個人消費は総じて横ばい、ないし若干減少。
・雇用の伸びは緩やか。労働市場のひっ迫緩和。
・賃金は伸びがやや減速もなお高止まり。
・価格水準は小幅に上昇。
・消費者物価の上昇は依然強い需要が要因。
・成長期待はおおむね変わらず。

MINKABU PRESS

▶[NEWS]米地区連銀報告:経済活動は数週間、足踏み状態-インフレは減速(ブルームバーグ)

記録用2023/04/20(木)04:57

●ChatGPT-4による要約-------------------------------------------------

  • FRBベージュブックで経済活動足踏み状態、雇用・インフレ減速、与信減少

  • 銀行が融資基準厳格化、数行の地区連銀が指摘

  • 個人消費は「総じて横ばい、ないし若干減少」

  • 物価上昇率鈍化、賃金高止まりで一部鈍化

  • 5月のFOMC会合で利上げ休止の見方強まる

  • SVB破綻後初のベージュブック、金融市場混乱・銀行セクター悪影響懸念

  • 緊急措置で懸念弱まるも、初期段階の影響がうかがえる

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------------------

・銀行が融資基準を厳格化-数行の地区連銀が指摘
・個人消費は「総じて横ばい、ないし若干減少」


  米連邦準備制度理事会(FRB)は19日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動がここ数週間は足踏み状態にあるとの認識を示した。雇用とインフレは減速し、与信が減ったとも指摘した。

  ベージュブックでは「全体的な経済活動はここ数週間にほとんど変わらなかった」とされ、「不確実性の高まりと流動性を巡る懸念を背景に、銀行が融資基準を厳格化したと指摘する地区連銀が数行あった」と記述された。

  さらに「この期間に全般的な物価水準は緩やかに上昇したが、物価上昇率は鈍化したようだ」と分析した。

  今回の報告は、シリコンバレー銀行(SVB)破綻直前の3月8日に公表された前回のベージュブックよりもトーンが弱まった。

  今回のベージュブックは連邦公開市場委員会(FOMC)が次回5月2ー3日の会合で予想通り0.25ポイントの利上げを決定した後、利上げを休止するとの見方を強める公算が大きい。3月のFOMC会合でFRBスタッフが示した予想であるリセッション(景気後退)に陥るとの懸念も強める可能性がある。

  米経済の3分の2を占める個人消費について、ベージュブックは「総じて横ばい、ないし若干減少」と指摘。賃金は高止まりしたが一部で鈍化も示し、労働市場は逼迫(ひっぱく)緩和の兆候を示したという。

  今回の報告は12地区連銀が4月10日までに集めた情報をリッチモンド連銀がまとめた。SVB破綻が金融市場を混乱させ、銀行セクター全体に悪影響が広がるとの懸念が強まって以来、初めてのベージュブックとなった。

  これらの懸念は、FRBなどの規制機関による緊急措置でここ数週間は弱まっている。金融当局は経済全体で与信状況が引き締まっていないかどうかを分析しているが、今回のベージュブックからは初期段階の影響がうかがえる。

原題:US Economy Stalls as Credit Narrows, Fed’s Beige Book Says (1)(抜粋)

ブルームバーグ
出典:後藤達也氏Twitterより
出典:後藤達也氏Twitterより

◆主な要人発言(OANDA証券)

記録用2023/04/20(木)05:10

19日16:13 メクラー・スイス国立銀行理事
「我々は外貨を売る準備がある」
「持続的なインフレ圧力は中銀の懸念」

19日19:51 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「ベースラインの予測が持続すれば、さらなる利上げが適切」

20日00:05 デコス・スペイン中銀総裁
「最新のマクロ経済見通しが維持されれば、利上げ継続が必要」

20日01:23 シュレーゲル・スイス国立銀行(SNB、中銀)副総裁
「2.9%のインフレ率は目標を大幅に上回っている」
「SNBはさらなる利上げを排除せず」

20日01:51 ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁
「住宅市場の調整リスクがある」
「スイス住宅価格は収入などの基本的な要因よりも速く上昇している」
「今年、インフレ率は低下すると予想しているものの、すべてを明確にするのは時期尚早」

20日03:05 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「全体的な経済活動はここ数週間ほぼ変わらず」
「9地区は活動に変化がない、または僅かな変化だったと報告。3地区は緩やかな成長」
「将来の成長に対する期待もほぼ変化せず。ただ、2地区で見通しが悪化した」
「個人消費は物価の緩やかな上昇が続いているとの報告が続く中、全般的に横ばい、もしくは僅かに減少した」
「全体として、住宅用不動産の販売と新規建設はやや軟化」
「消費者ローンとビジネスローンは種類を問わず全般的に減少した」
「いくつかの地区では、流動性に関する不確実性と懸念が高まる中、銀行が融資基準を厳格化したと報告」
「雇用の伸びはやや緩やかになった」
「いくつかの地区は労働供給の増加を指摘し、労働市場の逼迫が緩和されたと報告」
「賃金は若干緩和を示しているものの、依然として上昇している」
「全体的に物価は緩やかに上昇したが、物価上昇率は鈍化しているようだ」
「消費者物価は依然として高い需要に加え、在庫と人件費の上昇により、全般的に上昇した」
「住宅と家賃はほとんどの地区で横ばい」

※時間は日本時間


◆日経225先物:20日夜間取引終値=40円安、2万8540円

記録用2023/04/20(木)06:03

 20日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年6月限は前日比40円安の2万8540円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値2万8606.76円に対しては66.76円安。出来高は1万6521枚だった。

 TOPIX先物期近は2034.5ポイントと前日比5ポイント安、TOPIX現物終値比5.88ポイント安だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        28540      -40    16521
日経225mini        28540      -40   283742
TOPIX先物        2034.5      -5    15987
JPX日経400先物      18345      -65    3435
マザーズ指数先物      754      -1     627
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の5本(ブルームバーグ)

記録用2023/04/20(木)06:01

●ChatGPT-4による要約-------------------------------------------------

  • 米地区連銀経済報告(ベージュブック)で経済活動が足踏み状態と示される

  • 米国株の重大局面、リセッション回避か陥るか

  • FRBベージュブックでは経済活動変化なし、銀行が融資基準を厳格化

  • 米国株は株価急落の問題はいつ起きるか

  • モルガン・スタンレー第1四半期純利益減少、貸倒引当金急増

  • 英国CPI 3月前年比10.1%上昇、中銀追加利上げ根拠強化

  • テスラ、人気車種の価格大幅引き下げ、モデルYで30%近い値下げ

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------------------

・ベージュブック、リセッションなら米株は底割れ
・モルガン・スタンレー決算、英CPI、テスラ値下げ


シリコンバレー銀行(SVB)破綻後、初めての米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表され、経済活動が足踏み状態にあるとの見解が示されました。今後は景気が再び活発化し、一部の地区連銀総裁が言うようにリセッション(景気後退)を回避できるのか。それとも連邦準備制度理事会(FRB)スタッフが予想するようにリセッションに陥るのか。持ち直してきている米国株にとっても、重大な局面を迎えようとしています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

足踏み状態

FRBは19日公表したベージュブックで、経済活動がここ数週間は足踏み状態にあるとの認識を示した。雇用とインフレは減速し、与信が減ったとも指摘した。ベージュブックでは「全体的な経済活動はここ数週間にほとんど変わらなかった」とされ、「不確実性の高まりと流動性を巡る懸念を背景に、銀行が融資基準を厳格化したと指摘する地区連銀が数行あった」と記述された。

時間の問題

米国株はリセッションを切り抜けると予想する強気派の大合唱は、歴史を指針とするなら、間違いのようだ。楽観主義者は株式相場について、2022年に今サイクルの安値を付けており、今年あるいは来年早期の景気縮小は株価持ち直しを鈍らせるだけだという。しかし、1929年以降に米国が陥ったリセッション全てに目を向けると、株式相場の急落は起きるかどうかではなく、いつ起きるかが問題だということが示唆される。過去約100年に、景気が縮小局面に入った後で新たな底値を付けるのを回避した例は一度もない。

貸倒引当金が急増

米銀モルガン・スタンレーの1-3月(第1四半期)は、ウェルスマネジメント部門の収入が市場予想を上回った。一方、ディールメーキング低迷と貸倒引当金の急増で、純利益は減少した。純利益は前年同期比20%減の28億4000万ドル(約3820億円)。投資銀行部門は、債券トレーディングとM&A(企業の合併・買収)助言収入がアナリスト予想を若干上回り、落ち込みを抑えた。貸倒引当金は2億3400万ドルと前年同期の4倍に増えた。商業用不動産とマクロ経済見通し悪化に関連した引き当てが中心。

3月も2桁台

英消費者物価指数(CPI)は3月に前年同月比10.1%上昇と、依然として2桁台。エコノミスト予想の9.8%上昇を上回る伸びで、同国中銀が追加利上げを行う根拠を強めそうだ。特に食品は約40年ぶりの大幅な上昇。コアインフレ率も6.2%と、前月と変わらなかった。みずほインターナショナルのエブリン・ゴメスリヒティ氏は「今回のデータは、英中銀に明らかなメッセージを突きつけている。利上げ停止にはまだ早い、ということだ」と述べた。

大幅値下げ

テスラは過去3カ月余りの間に人気車種の最低価格を大幅に引き下げている。最も人気の高いスポーツ型多目的車(SUV)「モデルY」では30%近い引き下げとなっており、同社としては前例のない値下げの動きだ。「モデルY」は最低価格で4万6990ドル(約630万円)と、1月半ばから29%値下がり。セダン「モデル3」の価格は数年ぶりに4万ドルを切っている。通常取引終了後に同社が発表した1-3月決算では、調整後1株当たり利益が85セントと、市場予想の86セントを下回った。売上高は24%増だったが、同じく市場予想に届かなかった。

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ブルームバーグ

◆米国市況=株はもみ合い、企業決算や金融政策を意識-134円台後半(ブルームバーグ)

記録用2023/04/20(木)05:48

・米経済活動はここ数週間に足踏み状態にある-米地区連銀経済報告
・ポンド値上がり、予想上回る英CPI受け追加利上げ観測強まる


米国株
  19日の米株式相場はもみ合い。S&P500種株価指数はわずかに下げ、3日ぶり反落となった。市場では企業決算が引き続き意識されたほか、米金融政策の次の動きに関するシグナルを得ようとする姿勢も続いた。

株式                                           終値              前営業日比         変化率
S&P500種株価指数           4154.52                -0.35                -0.01%
ダウ工業株30種平均           33897.01              -79.62                -0.23%
ナスダック総合指数            12157.23                 3.82                 0.03%

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は16付近と、2021年11月以来の低水準に下げた。 

  個別銘柄ではモルガン・スタンレーが上昇。同行の1-3月(第1四半期)は、ウェルスマネジメント部門の収入が市場予想を上回った。一方で純利益は減少した。地銀のウェスタン・アライアンス・バンコープも上昇。同行の1-3月の利益は予想を上回り、預金を巡る状況の改善も示された。

モルガン・スタンレー、1-3月は20%減益-貸倒引当金が急増 (1)

米地銀ウェスタン・アライアンス、予想上回る純利益-株価上昇

  通常取引終了後の時間外取引ではテスラが下落。引け後に発表した1-3月利益は市場予想を下回った。一方、利益が予想を上回ったIBMは上昇。  

  EPウェルス・アドバイザーズのポートフォリオ戦略担当マネジングディレクター、アダム・フィリップス氏は「総じて銀行決算が懸念されていたより良い内容だった場合、米連邦公開市場委員会(FOMC)にとっては5月会合における0.25ポイント追加利上げへのゴーサインとなり得る」と指摘した。

  この日公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米経済活動がここ数週間に足踏み状態にあると指摘。雇用とインフレが減速し、与信が減ったとも記された。今回の報告は、シリコンバレー銀行(SVB)破綻直前の3月8日に公表された前回のベージュブックよりもトーンが弱まった。

米地区連銀報告:経済活動は数週間、足踏み状態-インフレは減速 (1)

米国債

  米国債は軟調。ただ長期債は下げを埋めた。金融政策に敏感な2年債は下落し、利回りは4.2%を上回った。

国債                                       直近値        前営業日比(BP)       変化率
米30年債利回り                      3.78%          -1.1                       -0.29%
米10年債利回り                      3.59%           1.1                         0.32%
米2年債利回り                       4.24%          4.7                          1.12%
米東部時間16時46分

外為

  外国為替市場ではドルが上昇。市場では企業決算と米連邦債務上限の引き上げ案が意識された。ポンドも値上がり。英国の3月の消費者物価指数(CPI)が予想以上の伸びとなり、イングランド銀行(英中央銀行)が向こう数カ月に追加利上げを実施するとの見方が強まった。

英インフレ率、3月も2桁台の10.1%-追加利上げ観測強まる (1)

  BBVAのG10為替戦略責任者、ロベルト・コボ・ガルシア氏は「CPIデータは英国のインフレの炎にさらに油を注いだ格好で、イングランド銀は追加の引き締め継続を強いられるだろう」と指摘。「これで0.25ポイント利上げは確実だ。ターミナルレートに関して市場が織り込む水準は、一段と上昇する可能性がある」と述べた。

為替                                                  直近値     前営業日比      変化率
ブルームバーグ・ドル指数           1226.82          2.56               0.21%
ドル/円                                        ¥134.68        ¥0.56                0.42%
ユーロ/ドル                                 $1.0955       -$0.17              -0.15%
米東部時間16時46分

  ドルは対円で上昇し、1ドル=134円台後半。欧州時間には一時135円13銭を付けた。日本銀行が来週開く金融政策決定会合では、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を修正することへの慎重な意見が行内に広がっているとの報道に反応した。

4月決定会合でのYCC修正、日銀内で慎重な意見広がる-関係者

原油

  ニューヨーク原油先物相場は反落。米原油在庫は減少したものの、需要懸念を払拭するまでには至らなかった。ドルの堅調な値動きや金融市場全般のリスクオフの動きにも押され、WTI原油は1バレル=80ドルを割り込んだ。

  市場では需要への不安が再び強まっており、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の減産による影響を鈍らせている。

  CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「市場の関心は需要に集中している」とした上で、この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の統計が「需要低迷の懸念を払拭することはないだろう」と指摘。「数字は悪くはなかったが、トレーダーが安心して眠れるほど良いものではなかった」と述べた。

  EIA統計によると、前週の米原油在庫は460万バレル減少した。

  ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前日比1.70ドル下落し1バレル=79.16ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は1.65ドル下げて83.12ドル。



  ニューヨーク金相場も反落。スポット価格は一時1.8%下落し、1オンス=2000ドルを下回る水準で推移した。

  サクソバンクの商品戦略責任者、オレ・ハンセン氏は金相場の動きについて「数週間にわたる力強い買いの後の典型的なロングスクイーズ」だと指摘。次のテクニカル上の支持線は1オンス1955-1960ドルになるとの見方を示した。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は12.40ドル(0.6%)安い2007.30ドルで引けた。 

原題:Stocks Edge Lower; Tesla Falls in Late Trading: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Bear Flatten After Solid 20Y Sale; Stocks Erase Drop(抜粋)

Dollar Gains Amid Earnings, Debt-Ceiling Talks: Inside G-10(抜粋)

Oil Unable to Hold On to $80 as Risk-Off Mood Grips Markets(抜粋)

Gold Slides Below $2,000 as Traders Weigh Fed’s Next Rate Move(抜粋)

ブルームバーグ



◆海外経済国際ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

記録用2023/04/20(木)06:38

DJ-【海外サマリー】経済・国際ニュース
☆米中道派議員のシネマ氏とマンチン氏、小口献金集まらず
 米民主党を離党し無所属となった中道派のキルステン・シネマ上院議員(アリゾナ州)と、中道派の民主党議員ジョー・マンチン上院議員(ウェストバージニア州)は小口献金をほとんど集められていない。だが中道派の組織とつながる大口の献金は集まっている。新たな献金報告書で明らかになった。

☆米経済活動は横ばい、融資は減速=ベージュブック
 米連邦準備制度理事会(FRB)が19日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、ここ数週間にわたり全米の大半の地域で経済全体の成長が横ばいとなる中、消費者と企業が借り入れを減らしていると指摘した。

☆☆米ビデオゲーム関連売上高、3月は減少
 市場調査会社サーカナによると、米国のビデオゲーム関連の売上高は3月に減少した。2月は前年同期比で6%増加していた。

☆ロシア、韓国大統領けん制 ウクライナへの武器支援巡る発言で
 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、ロシアが民間人への大規模攻撃を行い戦争法に違反した場合、韓国はウクライナへの軍事支援を検討する可能性があると示唆したことを巡り、ロシアは失望感を表明した。

☆米銀のFHLB融資利用、3月は過去最高
 米連邦住宅貸付銀行(FHLB)制度は3月、「アドバンス」と呼ばれる低利の銀行融資向けに過去最高となる4950億ドル(約66兆5000億円)の債券を発行した。同制度の財務局が明らかにした。顧客からの預金引き出しや、銀行破綻を受け投資家の間に広まった米金融システムの安定性を巡るパニックを背景に、銀行が借り入れを増加させた。

☆米機密文書流出で起訴の空軍州兵、勾留審問は延期
 米機密文書を流出させたとして起訴されたマサチューセッツ州の空軍州兵ジャック・テシェイラ容疑者の勾留決定審問が2週間延期された。審問は当初、19日に予定されていた。

☆インドの人口、今年世界最多に=国連
 国連が19日発表した世界の人口動態に関する報告書によると、今年半ばまでにインドの人口が中国を抜いて世界最多となる見通しだ。

☆米住宅価格、3月は前年比3.3%下落=レッドフィン
 米不動産情報サイト運営会社のレッドフィンによると、3月の米住宅価格(中央値)は前年同月比3.3%下落して40万0528ドル(約5390万円)となった。前年比での下げ幅は2012年以降で最大だった。

ダウ・ジョーンズ

◆海外企業ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

記録用2023/04/20(木)06:38

DJ-【海外サマリー】企業ニュース
☆米金融業界で進む人員削減 拡大路線を変更
 米金融大手の従業員数は長年にわたり増加傾向にあったが、現在では一転して人員削減が進む。決算発表から各社の1-3月期(第1四半期)末時点の従業員数が明らかになった。

☆加テック・リソーシズ、グレンコアからの買収案に再び反論
 カナダの鉱山会社テック・リソーシズは19日、朝方発表されたスイスの商品取引・鉱業大手グレンコアからの新買収提案の公開書簡に対し、グレンコアはテックの事業を依然として過小評価していると反論した。

☆アップルCEO、モディ印首相と面会 投資拡大へ
 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は19日、インドのニューデリーで同国のナレンドラ・モディ首相と面会した。インドでスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の生産・販売を拡大する狙いがある。

☆仏ロレアル、1-3月期は増収 通期も成長見込む
 フランスの化粧品大手ロレアルは19日、1-3月期(第1四半期)は増収だったと発表した。2023年通期の美容市場についても楽観的な見通しを示した。

☆米グローバルファウンドリーズ、IBMを提訴 知財巡り
 米半導体受託生産大手グローバルファウンドリーズは、同社の企業秘密を不正に共有したとして、IBMを提訴した。

☆米シャーウィン、中国の塗料ブランドを蘭アクゾノーベルに売却
 米塗料メーカーのシャーウィン・ウィリアムズは、中国の建築用塗料ブランドである「Huarun」をオランダの塗料・化学大手アクゾノーベルに売却すると発表した。

☆米玩具マテル、衣料でギャップとコラボ
 米玩具大手マテルは19日、米カジュアル衣料小売り大手のギャップとタッグを組み、アパレルの新ラインを発売すると明らかにした。

☆腎臓病ケアのディアベルム、アブダビ政府系ファンド出資企業が買収へ
 アラブ首長国連邦(UAE)アブダビの政府系ファンドであるムバダラ・インベストメントの出資先企業が、腎臓病ケアを手掛けるスウェーデンのディアベルム(Diaverum)を買収することに合意した。

☆米SVBとシグネチャー銀の債券、FDICが売却開始
 米連邦預金保険公社(FDIC)は、破綻した米シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行から引き受けた債券の売却を開始した。回収した資金で両行の預金保護費用を補てんする。

ダウ・ジョーンズ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(ロイター)

記録用2023/04/20(木)06:22

・ここ数週間の米経済活動は横ばい、インフレは鈍化のもよう=地区連銀報告
・米金融・債券市場=利回り一時4週間ぶり高水準、英インフレ指標で
・テスラ、第1四半期粗利益率が予想下回る 値下げ重し 株価4%安
・〔表〕NY外為市場=対ドル/各国通貨相場(19日)
・NY外為市場=ドル上昇、米債利回りの動きに追随 CPI受けポンドも上昇
・IBM、第1四半期売上高が予想に届かず 企業支出縮小とドル高響く
・中南米金融市場=ブラジルレアル下落、低調な指標や財政枠組み巡る懸念で
・テスラ株空売りの評価益、4月に21.6億ドル=S3
・ロシアのワグネル、スーダンでの活動を否定 「戦闘に関与せず」
・シカゴ日経平均先物(19日)
・米国株式市場=S&P小動き、医療関連企業の好決算が支援
・原油先物2%安、FRB利上げ観測受けドル上昇
・米下院議長、債務上限1.5兆ドル引き上げ提案 交渉のたたき台
・グローバルファウンドリーズがIBM提訴、「ラピダスと知財不法共有」
・米、ウクライナに3.25億ドルの軍事支援 「ハイマース」用弾薬など
・スーダン新停戦合意も失敗、物資不足深刻化 難民数千人が隣国に
・米・スペイン首脳、5月12日に会談 ホワイトハウスで
・モルガンS、第1四半期利益は予想上回る ウェルスマネジメント好調
・欧州市場サマリー(19日)
・欧州株式市場=小幅反落、ASMLがテクノロジー株の重し
・ロンドン株式市場=反落、インフレ高止まりを嫌気
・スイスのインフレ「高すぎる」、利上げ排除できず=シュレーゲル副総裁
・IMFと世銀、26年の年次総会をバンコクで開催へ
・スペイン首相、5月12日に米大統領と会談=ホワイトハウス報道官
・トヨタ、ブラジルで新型フレックス燃料ハイブリッド車製造へ
・ユーロ圏の基調インフレ「根強い」=シュナーベルECB専務理事
・独外相、中国「システミックなライバル」 訪中で衝撃
・中国、オランダの宇宙技術の獲得試みる=軍情報機関
・アップルCEO、インド首相と会談 事業拡大と投資を約束
・消費者インフレ期待の最新データは「良好」=スペイン中銀総裁
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り1カ月ぶり高水準、一段金利上昇に身構え
・モルガンS・ドイツ銀などが英利上げ予想引き上げ、CPIなど受け
・韓国がウクライナに軍事支援なら「紛争関与」、ロシアが警告
・信用収縮、経済見通しへの「最大の脅威」=資産運用会社幹部
・米ベッド・バス、破産準備を再開=報道
・スウェーデンのNATO加盟、7月首脳会議前の実現に期待=米国防長官
・ウクライナ大統領、ベラルーシとの国境地帯を訪問 国境警備を視察
・G7広島サミットでチャットGPT議論─岸田首相=共同
・米シティ、23年世界成長率予想2.4%に上方修正 米中欧「堅調」
・ユーロ圏サービス業好調も心理改善停滞か=レーンECB専務理事
・EU、森林破壊に関連した産品類の輸入禁止へ 欧州議会が承認
・ドイツ全土で21日に鉄道スト、朝の通勤時間帯に大きな影響
・バイデン氏支持率小幅低下、経済に懸念=ロイター/イプソス調査
・南アCPI、3月は前年比7.1%上昇 2カ月連続伸び拡大
・ユーロ圏CPI、3月改定は前年比+6.9%に鈍化 コア指標は加速
・中国・香港株式市場・大引け=下落、不動産株に売り 景気回復を不安視
・インド人口が世界最多に、年央ごろ中国を290万人上回る=国連
・英3月CPIは前年比+10.1%、予想ほど減速せず 5月利上げ織り込む
・独アリアンツ、ネット銀行N26株を大幅割引水準で売りに=FT
・東京マーケット・サマリー・最終(19日)
・オープン外債を数百億円増加、国内債は超長期積み増し継続=23年度・大樹生命運用計画
・ユーロ圏経常黒字、2月は243億ユーロに拡大 輸入減少で

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(ロイター)

記録用2023/04/20(木)06:24

●ここ数週間の米経済活動は横ばい、インフレは鈍化のもよう=地区連銀報告
米連邦準備理事会(FRB)は19日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、雇用の伸びがやや緩やかになり、物価上昇が鈍化したとみられることから、ここ数週間、経済活動全般にはほとんど変化が見られなかったと指摘した。

●モルガンS、第1四半期利益は予想上回る ウェルスマネジメント好調
米金融大手モルガン・スタンレーが19日に発表した2023年第1・四半期決算(3月31日まで)は利益が市場予想を上回った。ウェルスマネジメント部門の収益の増加が、投資銀行部門とトレーディング部門の不振を補った。

●テスラ、第1四半期粗利益率が予想下回る 値下げ重し 株価4%安
米電気自動車(EV)大手テスラが19日発表した第1・四半期決算は、粗利益率が19.3%と、2020年第4・四半期以来の水準に沈んだ。競合からの競争をかわし、景気が下降する中での需要喚起を狙った一連の世界的な値下げが重しとなった。

●IBM、第1四半期売上高が予想に届かず 企業支出縮小とドル高響く
米IBMが19日発表した第1・四半期(3月31日まで)決算は、ITサービスに対する企業支出の縮小とドル高が響き、売上高が市場予想を下回った。

●グローバルファウンドリーズがIBM提訴、「ラピダスと知財不法共有」
米半導体受託生産大手グローバルファウンドリーズは19日、トヨタ自動車やソニーグループなど日本企業8社が出資して設立した半導体メーカー、Rapidus(ラピダス)と知的所有権および営業秘密を不法に共有したとして、米IBMを提訴した。

●米シティ、23年世界成長率予想2.4%に上方修正 米中欧「堅調」
米金融大手シティグループは、米国、ユーロ圏、中国の経済が「堅調」として、2023年の世界経済成長率見通しを2.2%から2.4%に上方修正すると同時に、米経済が景気後退(リセッション)に陥る時期の予想を第3・四半期から第4・四半期に後ずれさせた。

●スーダン新停戦合意も失敗、物資不足深刻化 難民数千人が隣国に
アフリカ北東部スーダンで15日に始まった正規軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」との軍事衝突は、19日に予定していた新たな停戦合意も失敗に終わり、住民は停電や断水、食料などの物資不足や医療崩壊に脅かされている。

●独外相、中国「システミックなライバル」 訪中で衝撃
ドイツのベーアボック外相は19日、独連邦議会(下院)で行った先週の訪中に関する報告で、中国は貿易相手国や競争相手というよりも、むしろ「システミックなライバル」になりつつあるとし、「衝撃を超えるもの」を受けたと述べた。

●スウェーデンのNATO加盟、7月首脳会議前の実現に期待=米国防長官
オースティン米国防長官は19日、7月に開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議までにスウェーデンがNATOに加盟していることを期待しているとし、トルコとハンガリーに加盟を批准するよう呼びかけた。

●韓国がウクライナに軍事支援なら「紛争関与」、ロシアが警告
ロシア大統領府のペスコフ報道官は19日、韓国がウクライナに軍事支援を実施すれば、韓国はロシアとウクライナとの間の紛争に関与することになると警告した。

ロイター

◆NY株式市場クローズ

株式                                           終値              前営業日比         変化率
S&P500種株価指数           4154.52                -0.35                -0.01%
ダウ工業株30種平均           33897.01              -79.62                -0.23%
ナスダック総合指数            12157.23                 3.82                 0.03%


◆日経225先物(寄り前コメント)

記録用2023/04/20(木)08:19

●ChatGPT-4による要約-------------------------------------------------

  • 株価指数先物:権利行使価格2万8500円を中心としたレンジ予想

  • 米国市場:NYダウ、S&P500下落、ナスダック上昇

  • 3月英CPIが市場予想を上回り、金融政策引き締めの見方が強まる

  • 米主要企業決算:ネットフリックス下落、IBM・テスラ売られる

  • シカゴ日経平均先物:大阪比30円安の2万8550円

  • 日経225先物:やや利食い優勢の展開

  • VIX指数:16.46に低下

  • オプション権利行使価格レンジ:2万8375円~2万8625円

  • NT倍率:先物中心限月で14.01倍に低下

  • 金融セクターへの買い戻し継続、大型テック株堅調

  • 明確なトレンド出にくいと予想

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------------------

株価指数先物【寄り前コメント】 権利行使価格2万8500円を中心とした上下の行使価格2万8375円~2万8625円処のレンジを想定

大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 28540 -40 (-0.13%)
TOPIX先物 2034.5 -5.0 (-0.24%)
シカゴ日経平均先物 28550 -30
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 19日の米国市場は、NYダウ S&P500が下落した一方で、ナスダックは上昇。3月の英消費者物価指数(CPI)が前年同月比10.1%と市場予想を上回ったことから、金融政策の一段の引き締めが必要になるとの見方につながった。欧米の中央銀行による金融引き締めが続くとの観測から米長期金利の上昇が警戒され、相場の重荷となった。

 また、米主要企業の決算が本格化するなか、売上高が市場予想を下回ったネットフリックス<NFLX>が下落し、取引終了後に決算発表を控えていたIBM<IBM>やテスラ<TSLA>が売られたことも投資家心理を神経質にさせたようだ。半面、予想を上回る決算が好感された地銀のウエスタン・アライアンス・バンコーポレーション<WAL>は24%を超える大幅上昇となり、保険のトラベラーズ<TRV>も6%超の上昇だった。S&P500業種別指数は運輸、小売、公益事業が上昇した一方で、自動車・同部品、電気通信サービス、メディアが下落。

 シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比30円安の2万8550円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中大阪比20円安の2万8560円で始まり、じり安基調が続くなか、米国市場の取引開始直後には2万8400円まで売られた。しかし、売り一巡後は買い戻しされて、中盤には2万8590円と一時プラスに転じる場面もあった。日中終値を挟んだ保ち合いから終盤にかけてややショートが優勢となり、2万8540円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢の展開になりそうだ。英CPIの結果を受けてナイトセッションで2万8400円まで売られたが、ボリンジャーバンドの+1σ水準に接近しており、支持線として意識されやすいだろう。取引終了後に決算を発表したテスラは、時間外取引で3%を超える下落で推移する一方で、IBMは1.4%ほど上昇している。米国では主要企業の決算でセンチメントが大きく変わるため、決算を見極めたいとする模様眺めムードは強まりそうである。

 なお、VIX指数は16.46に低下した。一時16.17まで下げる場面も見られるなど、リスク選好のなかでショートは入りづらい。日経225先物は短期的にボリンジャーバンドの+1σ辺りを仕掛けてくる動きはありそうだが、調整する局面ではその後のショートカバーを狙った押し目狙いのロングで対応したいところだ。そのため、オプション権利行使価格の2万8500円を中心とした上下の権利行使価格2万8375円~2万8625円辺処のレンジを想定する。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.01倍に低下した。支持線として意識されている25日移動平均線水準であるが、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションの大幅な上昇もあって、金融セクターへの買い戻しは継続しやすいとみられ、ややNTショートを想定したスプレッド狙いのトレードが入りそうだ。ただし、エヌビディア<NVDA>が引き続き買われているほか、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアップル<AAPL>など大型テック株の一角が堅調なため、日経平均型の下支えとなる可能性はある。そのため、明確なトレンドは出にくいだろう。

株探ニュース

◆米国株式市場(SMBC日興証券)

2023/04/19(水)の米国株式市場(SMBC日興証券)

◆NY市場マーケットコメント(SBI)

2023/04/19(水)のNY市場マーケットコメント(SBI)

◆東京株式市場クローズ 

記録用2023/04/20(木)


◆今日の国内市況(株式、債券、為替市場)(ブルームバーグ)

記録用2023/04/20(木)16:01

●日経平均は反発、円安推移で輸出関連高い-小売りは訪日客期待の買い

  東京株式市場で日経平均株価は反発。外国為替相場が円安方向にやや振れ、電機や機械などの輸出関連が高い。米金利が上昇し、銀行や保険、証券といった金融株も値上がりした。訪日外国人客数の回復を受けて、小売株にはインバウンド効果を期待した買いが入った。東証プライム市場で値上がり銘柄は全体の56%を占めた。

  一方、東証株価指数(TOPIX)はわずかながら前日終値を下回り続落。国際商品市況で原油相場が下落し、鉱業や石油・石炭製品、商社など資源関連に売りが出た。

・日経平均株価の終値は50円81銭(0.2%)高の2万8657円57銭
・TOPIXは前日比0.65ポイント(0.03%)安の2039.73

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長
・全体的には手掛かり材料が乏しく、株価指数は前日終値近くで上値が重い。投資家は企業決算の発表待ちで様子見姿勢が強いだろう
・日本株は18日まで8連騰したため、上昇が一服すると利益確定の売りが出やすい
・今後の注目点は、中国関連企業の業績回復や半導体関連企業の見通し、半導体不足の影響が出ていた自動車の収益改善

東証33業種
・上昇率上位  パルプ・紙、小売、電機、保険
・下落率上位  鉱業、海運、情報・通信、卸売

●超長期債が下落、20年入札やや低調-日銀YCC修正見送り観測は支え

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は超長期債が下落。日本銀行は来週の金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の修正を見送るとの観測を背景に買いが先行した後は、午後に公表された20年国債入札の結果が弱めとなり、売り優勢に転じた。先物や10年国債の相場も伸び悩んだ。

  SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは「日銀新体制で金融緩和維持のコミュニケーションを取っている以上、4月会合での政策修正はないとみられ、先んじてショートカバー(売り建ての買い戻し)が入った」と指摘。一方で「20年債も先回りの買いが入る展開になったため、若干弱めの入札結果になった」と言う。

4月決定会合でのYCC修正、日銀内で慎重な意見広がる-関係者
・新発20年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い1.085%、一時は1.055%まで低下
・新発30年債利回りは3bp高い1.345%、一時1.3%に低下
・新発10年債利回りは横ばいの0.47%、午前の0.465%から戻す
・長期国債先物6月物の終値は7銭高の147円48銭。夜間取引の流れを引き継いで買いが先行し、147円57銭まで上昇したが、入札結果の発表後に147円43銭まで上げ幅を縮小

  日銀は午前の金融調節で10年国債を0.5%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知した。債券先物の決済に使われる最も割安な受渡適格銘柄(チーペスト)を対象とした同オペも継続した。

20年債入札結果
・最低落札価格は100円5銭と、市場予想の100円10銭を下回る
・応札倍率は2.96倍に上昇、前回は2.85倍
・小さいほど好調な結果を示すテール(最低と平均落札価格の差)は18銭に縮小、前回は67銭

●ドル・円は134円台半ば、米経済指標や日銀金融政策待ちで方向感欠く

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場でドル・円相場は1ドル=134円台半ば中心に推移。日本銀行の早期政策修正観測が後退したことを受けて午前の取引では海外時間の流れを引き継ぎドルは底堅かった。今晩の米経済指標や来週の日銀金融政策決定会合などを控える中で、手掛かりに乏しく方向感を欠く動きに終始した。

・ドル・円は午後3時28分現在、前日比0.1%安の134円55銭。商業決済の多い仲値の時間帯付近では一時134円97銭を付けた

  オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターは、ドル・円相場について「仲値に絡んだフロー主導の動きで135円に迫ったが、今晩のフィラデルフィア連銀製造業景況指数などの指標を前に動きづらい状況だ」と説明。

  前日の海外時間では予想を上回る英消費者物価指数(CPI)を受けた欧米金利の上昇や日銀が来週開く金融政策決定会合で、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を修正することへの慎重な意見が行内に広がっているといった報道から、ドル・円は一時135円13銭と3月10日以来の高値を更新した。 

  きょうは米国で新規失業保険申請件数や4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、3月の中古住宅販売件数の発表が予定されている。

ブルームバーグ

◆今日の日本株市場(SMBC日興証券)

記録用2023/04/20(木)

2023/04/20(木)の日本株市場(SMBC日興証券)

◆日経225先物(引け後コメント)

記録用2023/04/20(木)18:30

●ChatGPT-4による要約-------------------------------------------------

  • 日経225先物(6月限)は前日比70円高の2万8650円で取引終了

  • 利食いが先行し、寄り付きは2万8470円

  • 岸田首相がアクションプラン表明でリバウンド基調、後場開始後2万8700円まで買われる

  • 米株先物マイナス圏、テスラ下落、欧州市場売り先行、英CPI結果で金融引き締め警戒感

  • 米連邦準備理事会(FRB)関連講演予定、米長期金利や為替への影響

  • ボリンジャーバンドの+1σが支持線、+2σの2万8960円をターゲット

  • 主力企業の決算見極め、出来高膨らみづらい

  • NT倍率先物中心限月で14.05倍、東京エレクトロンなどハイテク株が買われる

  • TSMCの設備投資計画据え置き、半導体株にプラス作用でNTロングスプレッド狙い

  • 日経225先物とTOPIX先物の売り越しと買い越しの手口分析

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------------------

株価指数先物【引け後コメント】 ナイトセッションでは米要人発言を受けた米長期金利や為替にらみの展開に

大阪6月限
日経225先物 28650 +70 (+0.24%)
TOPIX先物 2038.5 -1.0 (-0.04%)

 日経225先物(6月限)は前日比70円高の2万8650円で取引を終了。寄り付きは2万8470円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8550円)を下回り、利食い先行で始まった。現物の取引開始直後にショートの動きが見られたものの、2万8440円とナイトセッションで付けた安値(2万8400円)までは売り込めず、売り一巡後は押し目狙いのロングにより、2万8500円を上回って推移。

 前場中盤には、岸田首相が海外からの投資呼び込みに向けた「アクションプラン」を月内にも示すと表明したことが伝わると、リバウンド基調が強まり、後場開始後には2万8700円まで買われた。ただし、グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移していたほか、時間外で下落したテスラ<TSLA>の影響などを見極めたいところであり、後場半ば以降は2万8620円~2万8680円処での推移だった。

 日経225先物は売り先行で始まったが、寄り付き後ほどなくして2万8500円を回復するなど、底堅さが見られた。さらに、岸田首相の発言をきっかけにロングが強り、短期筋のショートカバーも誘ったと考えられる。ただし、2万8700円まで買われた後は、2万8650円を挟んだ狭いレンジでの推移だった。

 グローベックスの米株先物はNYダウ先物が180ドル安、ナスダック100先物が130ポイント安程度で推移しており、ナイトセッションはショートが先行している。テスラが時間外取引で6%超下落したことから、今晩の米国市場での反応を見極めたいところであろう。また、欧州市場も売り先行で始まっており、前日の英消費者物価指数(CPI)の結果を受けて金融引き締めに対する警戒感が重荷となっているようだ。

 そのほか、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事やクリーブランド地区連銀のメスター総裁、ダラス地区連銀のローガン総裁、アトランタ地区連銀のボスティック総裁、フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁による講演も予定されており、発言を受けた米長期金利や為替にらみの展開になりそうである。

 もっとも、これらを無難に通過し、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能するようだと、+2σが位置する2万8960円をターゲットとしたセンチメントに向かわせよう。本格化する主力企業の決算を見極めたいとのムードから出来高は膨らみづらいが、2万8500円からボリンジャーバンドの+1水準では押し目狙いのロングでの対応となりそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.05倍だった。首相発言を受けて東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われるなど日経平均型優位となり、結果としては支持線として意識される25日移動平均線水準からの反発となった。台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>は2023年4-6月期の見通しのほか、年間の設備投資計画の据え置きを発表しているが、米国市場での半導体株にプラスに作用となれば、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。

 手口面では、日経225先物は野村が1340枚、SBIが620枚、シティが560枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが960枚、ドイツが760枚、バークレイズが740枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが760枚、クレディスイスが400枚、ABNアムロが400枚程度の売り越しに対して、ドイツが770枚、ソジェンが390枚、モルガンSが370枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

◆海外ヘッドライン一覧(ロイター)

記録用2023/04/20(木)21:59

・BUZZ-米CDSが2011年以来の高水準、債務上限巡る懸念で
・米債務上限、来月にも深刻な問題に=JPモルガン
・中国、長期デフレの根拠なし 下期に物価緩やかに回復=人民銀
・イエレン米財務長官、中国との建設的で公正な経済関係構築訴え
・ユーロ圏貿易収支、独伊の寄与で2月黒字転換 化学・機械輸出急増
・英民間賃貸住宅、収入に占める家賃比率が19年よりも上昇=統計局
・中国不動産会社を提訴、香港ファンドなど2億ドルの債務返済求める
・仏ルノー、EV大幅値下げ予定なし テスラに追随せず
・中国ファーウェイ、自社製の基幹業務システム導入 米制裁受け
・韓国、先端電池技術を開発へ 官民で150億ドル投資
・台湾輸出受注、3月は前年比-25.7% 14年ぶり大幅減

・〔焦点〕ECBと見方に相違、市場の長期利上げ観測後退
・〔焦点〕低所得層にプログラミング教室、人手不足解消も アルゼンチン
・〔焦点〕中国で景気回復下のデフレ現象、債務膨張で緩和効果は限定的
・COLUMN FRB利上げピークと米債務上限の複雑な関係
・〔ロイター調査〕インド成長率、今年度6.0%に大幅減速 政策金利は据え置き
・〔ロイター調査〕米FRB、5月利上げ後は年内据え置き、景気後退は軽度か
・〔アングル〕トヨタとテスラの巨大工場、命運握る米排ガス規制
・〔BREAKINGVIEWS〕テスラ利益率が急低下、市場での独走態勢に終止符か

・フランスの債務負担、予想以上に減少へ 利払い費は急増=財務省
・ABボルボ、第1四半期受注32%増 欧州・北米販売予想引き上げ
・ドイツ銀行、人員削減と取締役会縮小を計画=関係筋
・23年は記録的な高温も、エルニーニョ発生の可能性
・NATO事務総長がキーウ訪問、ロシア侵攻後初
・韓国大統領、26日にバイデン氏と会談 北朝鮮対応や半導体など協議へ

・台湾TSMC、第2四半期は最大16%の減収予想 在庫処理に苦慮
・中国共産党対外連絡部長が米大使と会談、両国関係巡り意見交換
・中国ファンドの香港拠点設置相次ぐ、米ドル建て商品需要に対応
・ノキア第1四半期、営業利益が予想下回る 下期は回復見込む
・中国への海外直接投資、1─3月前年比+4.90% 対外直接投資26.3%増
・中国・イラン、米国内の反体制派弾圧に私立探偵利用か FBI警戒
・ECB金利の到達点、市場予想に違和感ない=オランダ中銀総裁

・独生産者物価、3月は前年比7.5%上昇 21年6月以来の低い伸び
・4月の仏製造業景況感指数は101=INSEE(予想:103)
・BUZZ-南アランド横ばい、主要中銀の会合控え警戒感
・IPEF交渉、年内に成果出せると期待=米通商代表
・中国海南島東岸沖の航行禁止、21日から23日まで 軍演習で
・アップルのインド投資、今後数年で3倍増も=情報技術副大臣

・独生産者物価、3月は前年比7.5%上昇 予想下回る
・仏ルノー、第1四半期は30%増収 販売台数回復
・グーグル、広告事業に生成AI活用へ=FT
・米、ウクライナ追加支援で韓国と協力継続=国務省報道官
・台湾TSMC、第1四半期は2%増益 市場予想上回る

・仏ルノー、第1四半期は30%増収 販売台数回復
・豪中銀改革案、金融政策決定を新設理事会に移行へ 24年7月から
・英、国内の中国秘密警察署を容認せず 「極めて懸念」
・オープンバンキング、預金流出増大につながる恐れ=OCC長官代行
・キューバ、ディアスカネル大統領再選 国会が新指導部選出

・トルコで正統な経済政策への転換期待、選挙後見据える海外投資家
・UBS、旧クレディ・スイスのバンカーの大半解雇へ=関係筋
・仏自動車団体、「欧州産」EV購入に政府の特別給付を提案
・ミャンマー最高裁、スーチー氏上訴で弁論へ 汚職など7件
・米保険トラベラーズ、第1四半期6%減益 国内自然災害響く
・仏のスパイダーマン、年金改革デモ支援でパリ高層ビル登頂
・中国当局、債券市場の改変目指す 先月の混乱から教訓も=関係筋

・韓国、ベンチャー投資活性化策を発表 金融支援や規制緩和
・メルセデス・ベンツ、ロシア資産売却で買い戻し条項に合意
・中国国営TV、人口減少巡る西側の報道批判 「中国を中傷」
・イスラエル外相、サウジ訪問検討 アラブの国と年内関係正常化予想
・航空輸送量、コロナ禍前を上回る水準への回復進む=エアバスCEO

・NZ第1四半期CPI、前年比+6.7% 追加利上げ観測強まる
・韓国大統領、24─30日に訪米 バイデン氏と26日会談=聯合ニュース
・米テスラ、年内に完全自動運転技術ローンチも=マスクCEO
・豪中銀改革案、金融政策決定を新設理事会に移行へ 24年7月から
・デジタルユーロは支払いの選択肢、情報管理が目的でない=欧州委員
・中国人民銀、最優遇貸出金利を予想通り据え置き 8カ月連続
・ジャガー・ランドローバー、今後5年でEVに150億ポンド投資へ

・投機的等級の最下層への格下げ増加=ムーディーズ
・ブラジル鉱工業生産、2月は前月比0.2%減 3カ月連続のマイナス
・インドの熱波は経済・開発目標に脅威、対策加速必要=リポート
・ケネディ氏、米大統領選民主党指名争いに出馬表明
・クレディ支援策の議会否決、スイス政府の決定に影響せず
・BUZZ-ドル/円テクニカル分析:雲上限突破、135.00─10円上抜けなら136.99円視野
・台湾TSMC、最大150億ドルの米補助金求める アリゾナ工場新設で=WSJ
・米インフレはなお「高すぎる」、物価安定に向け行動=NY連銀総裁
・イエメン首都で雑踏事故、少なくとも78人死亡=フーシ派系テレビ
・UBS、中国の23年成長率予想を5.7%に引き上げ
・リオ・ティント、豪ピルバラ鉄鉱石出荷量が過去最高 1─3月期
・原油先物は続落、ドル高による需要減退懸念で
・独政府、石油・ガス暖房の廃止に向けた法案承認

・ロシアがアフリカ・サヘル地域で存在感、欧米は劣勢に=独国防相
・グローバルファウンドリーズがIBM提訴、「ラピダスと知財不法共有」
・EXCLUSIVE-ドイツの芸術家やジャーナリスト、EUにAI規則案の強化要請
・世界の航空輸送能力、25年まで逼迫も 納入遅延などで=IATA
・ブラジル中銀総裁、インフレ目標の引き上げに反対表明
・米ベーカー・ヒューズ第1四半期、利益予想上回る 原油高で需要増
・米最高裁、中絶薬の入手制限を21日まで停止
・ナスダック、第1四半期利益は予想上回る 金融犯罪対策ソフト好調
・BUZZ-外株:米ウエスタン・アライアンス24%高、預金懸念が後退 他の地銀も高い
・テスラ、1─3月粗利益率は2年ぶり低水準 「利益より成長優先」

・米アボット第1四半期実質利益は予想超え、一般医療行為復活が追い風
・今冬のEUガス使用削減、目標超える18% 高温が奏功=統計局
・EU、ウクライナ産穀物の中東欧流入制限へ 地域農家向け補償も準備
・米スナップ、対話型AIの機能拡大 画像生成可能に
・ウクライナに「パトリオット」到着、防空態勢強化へ=国防相
・米、イランの無人機・軍事活動向け調達企業に制裁
・次回FOMCまでに注視すべきは物価と信用=米シカゴ地区連銀総裁

・EXCLUSIVE-ロシア西部からの原油輸出、4月は4年ぶり高水準 中印が購入
・シーゲイト、ファーウェイ向け出荷巡る米規制違反で3億ドル支払いに同意
・IBM、第1四半期利益が予想上回る ITサービス需要堅調
・メタ、第2次人員削減でエンジニアなどのレイオフ実施
・クレディSがソフトバンクG提訴、グリーンシル関連の顧客資金返還請求

ロイター


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