始まったよ銀ブラ
そんなこんなで精子はOK!!!というところまで分かった。
で、卵は?赤ちゃんのベッドはどないなん??
なんやかんやで井上の実家に逗留しつつ、病院に通って体のことを学びきった妻氏曰く「なんかいい感じ」とのこと。
ほんだら精子しぼりと卵とり、おんなじタイミングでやれば何かと時間の節約にもなるし、パフォーマンスええんちゃいますの?
そうでもなかった
とりあえず、卵を取るべく今ある卵の候補をすべてドーピングして成熟させるぞ!!!ということになった。そのため卵成熟しろしろホルモン(高校生物でやったぞLHサージ)を打ちまくる。それはもうすごい(らしい)。
おかげ様で卵はめちゃんこできた訳だが、翻って卵巣パンパンの腫れまくり、こんな状態で妊娠しようもんならそりゃもうえらいこっちゃなるでホンマということになりました。
つまり…この月に授精→そのまま植え付けは出来ない…てコト…!?
ハァ…!?(そこまでではない)
卵とるぞ!
簡単に言うと絵の通り。
絵のごとく、左右の卵巣に釘を刺してそっからズゾゾと中身を吸い取るスタイルとのこと。卵吸い取りの現場には夫は立ち会えずでした。
妻曰く「麻酔はするがそもそも麻酔を導入する針を刺す時点で痛くて泣いちゃった。なんで麻酔する前に麻酔できんのや。」とのこと。こわ~。
とりあえず、吸い取りに向かうときは不安と勇気の顔付きだったのが、戻ってきたらへちょへちょの顔になってメソメソしながら即布団にinしてましたということだけ、夫としてのレポートです(ついでに井上も布団に潜り込んだら即看護師さんがやってきてなんか気まずかった)。
で、良い感じの卵をとったらお精子も必要とのこと。夢の銀ブラをかましてきました。
銀ブラ
受付のお姉さんに案内され、防音室(音楽室の横とかに会ったあの「ガチョン!!」ってなるノブだ!)に入る。薄型のテレビとふかふかの椅子があるせせこましい部屋でした。ヘッダーの通りですね。
紙袋、その中には保温バッグがあり、さらにその中にはお精子カップ(中国のアレよりはよっぽど入れやすそう)がありまして、ここで一発オナシャスとのこと。狭いのがちょっとなぁ…。やったろか!
ウッ!!
無事一発かまし、受付へ(時間は10分そこそこ)。
結果発表
卵の工合…いい感じのがめっちゃ取れた。いやこれ、いい成績ですわホンマ~と言われながら妻氏は「もうこんな痛い思いは二度とせん。この卵が尽きたら不妊治療は仕舞いじゃ」と言う。これで全然卵なかったらえらいこっちゃなっとったわ。
精子の工合…ええんちゃいますか~。とのこと。こっちはまぁそれなりにいつでもウェルカムうっぴゅだから。元気なので卵にそのまんまぶっ掛ければ受精するらし。ヘェ。
そういうわけで、なんかなんとかなりそうな感じで次回。受精したけどどないやねん編。