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エステサロンをオープンした時の初期投資比較をしてみた(2008/2009/2020年)

私、エステティシャン歴22年、施術人数のべ2万人以上となりました。

私は、プライベートサロンを場所を変え時を変え、4回オープンさせています。
その経験を元に、個人サロンをオープンして今後どうしようか考えている方や、これから自分のサロンをオープンしようとしている方に参考になればと思い、今回この記事にまとめてみました。

1店舗目は2008年、和歌山の実家サロン


2000年からエステサロンに7年半勤務し、そこから独立。
14年前の2008年に和歌山県橋本市にプライベートサロン「シエスタ橋本」をOPENしました。

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その頃は、個人サロンなんてほとんどありません。
SNSもまだまだ発達していなかった頃で、見つけられなかっただけかもしれませんが。。。

実家一軒家の一室で始めたサロン。

自分のサロンだからこだわりをもって始めたのです。

この美容機器は絶対!この化粧品アイテムも絶対!と妥協したくなかった。
ベッドやスチーマー、テーブルなどいろんな設備投資がありました。
内装工事はしなかったのでそこはおさえられたのですが。

2008年の和歌山サロンオープン時、初期投資をした金額は約300万円。

場所を借りていない分、抑えられました。

機械などは全て新品。
施術に使う基礎化粧品を仕入れるにはまとめて40万円ほど一気に購入しないと契約を認めてくれませんでした。
(そんな縛りは今や少なくなったと思いますが)

その時、2,3年続けばいいか、なんて弱腰だった私。
やってみることに価値がある、なんて思っていて、やると決めたからには迷いなく始めました。

多くは知り合いや紹介でのお客様が殆どでしたが、ホームページからもぼちぼち来てくれ、1年以内で元は取れたと思います。
でもはじめの頃は、いつ元を取れるのかとヒヤヒヤしながらやっていたなと思いだします(汗)


2店舗目、2009年大阪でエステサロンを始めた時は…

そして翌年また動き出します。

大阪でやっぱり仕事がしたいと思い、半年後に大阪サロンの構想を始めます。
そして、翌年2009年にマンションにてエステを始めました。

元々、大阪でエステサロンで働いていたのもあり、気持ちが抑えられませんでした。(笑)

意外に思われるかもしれませんが、初期経費は1店舗目の和歌山よりも抑えられたんです!

2009年の大阪サロンオープン時、初期投資をした金額は約106万円。

比較すると、1/3で抑えられたのです。

大阪じゃなく和歌山の田舎でオープンした方がお金がかかった(爆)

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1/3の初期投資で抑えられたのはなぜか?!


ただ、同じ条件での比較にはなりませんが、こだわりを捨てたのがあります。

全部、新品じゃないとあかん思い込みを捨てました。

美容機器を、新品のみで集めるのではなく、中古で良い機材があるなら採用してみました。

結果、中古でも良い商品を選んでよかった!!
本体価格は高いけど中古なので経費は抑えられ、約13年使っていますが故障がないんです。(2022年9月現在)


例えば…

スチーマー 本体価格約30万を中古で8万ほど。
橋本サロンは新品で14万円。こちらも故障はしていませんが良い品であれば中古で大丈夫だと思いました。


その分、サロン空間にお金をかけました。

デザイナーズマンションで、2台ベッドが置けて、駅から近い場所を探しました。
家賃などの維持費が和歌山サロンよりもかかるため、オープンしてからは必死でしたね(笑)

その時は、家賃や光熱費などを合わせて月々20万かかり、和歌山サロンとの掛け持ちなので、趣味気分での仕事はできませんでした。

結論。

初期費用を抑えることも大事。
月々のランニングコストを抑えるのもすごく大事!!


2020年神戸市にオープンした「シエスタ神戸」その時はレンタルサロンから始めました

2020年はコロナウイルスが世界で流行した年の初めの年です。

そのコロナ禍でのオープン!無謀とも思われてました^^;

どうなるかワカラナイ、そんな時にスタートしていきました。

経費を少しでも抑えたいし、でレンタルサロンを時間単位で借りてスタートしたのが「シエスタ神戸」です。

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これも、城を作らないとサロンではありません、と言われたらおわりですが、自粛要請が開けた後で、不安がありました。
でもまずは行動をしないと、頓挫すると思い踏み切ったのです。

その場合は、ベッド等は貸出なので、初期費用が施術用化粧品、など約20万でした。

そして、レンタルサロン代金がその都度かかりました。

3か月後にはすぐに、今の固定場所に移ったのでありますが。。。

固定サロンでオープンするとなるとスチーマー、ベッド、冷蔵庫など必要なものが増え、その時に追加で約30万。

神戸の場合は、スタッフ2名がいる為、そこに給与支払いが追加されました。




結果として、レンタルサロンで試す機会があってよかったです。

2020年ではスチーマーは1万円台でも買えるようになっていました。
そして軽い!持ち運びやすいのが利点です。

ほんとに価格破壊というか、性能も上がっていると思いますが10年前との差が大きいですよね。

※タイムリーですが、2年経った今10000円台のスチーマーの調子が悪くなってきました^^;

やはり値段のことはあるかもしれません。


3サロンOPENを比較して思ったこと


12年前と比較すると、本当に経費が抑えられるようになり、現在は自分サロンを持ちやすくなったと思います。

初期費用を抑えられるから、金銭面では今は行動に起こしやすいですね。




でも、お勧めできない点があります。

SNSを見ていても個人サロンが増えた今、サロン数が多いため、小さな個人サロンは見つけられずに埋もれてしまいがちになり、集客が難しくなっています。



2022年現在個人サロンをスタートさせ継続するには?

前述のように、サロン数が多いと、小さな個人サロンは見つけにくくなり、特に埋もれてしまいます。


その中で、どう見つけてもらうか?!

近くのサロンと比較して値段で勝負するのか?
営業時間を長くするのか?

大手サロンのように価格勝負にしていたら、個人サロンは継続できません。

だから、他の人には持っていない自分だけの売りポイントを見つけ、アピールし、そして選んでもらうしかない。

と私は思っています。


自分の強みはナニ?!


自分の強みって?!

これは、普通にやっていることの中にあることが多いので、自分では付きにくいかもしれません。

人から「あなたってこんな人ね」と言われたことはありませんか?

思い浮かばなけらば、身近な人に聞いてみるのもありです^^


自分が作ったサロンだからこそ、自信をもってできる技術やサービスをお互いに提供していきたいですね。

一度、経費はどれだけかかるのか(かかっているのか)、
どんな自分の強みがあるのかを、一度時間を作り考えてみてはいかがでしょうか?

時給換算してみるのも現実を知るのに面白いかもしれません(笑)

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