「挑戦状への挑戦」体験記録7
こんにちは、仁木碧と申します。
この「体験記録」では、『読者への挑戦状』『犯人当て小説』に挑戦した際に私が感じたことをまとめています。
ネタバレは有りませんので、是非皆さんの参考になれば幸いです。
これまでの体験記録は、マガジンでまとめてあります。
『第六太平丸の殺人』西村京太郎
この『あなたが名探偵』は、短編の「犯人当て小説」が19編収録されています。
1つのお話が16ページくらいで、解答編は見開き2ページになっています。
本題編が終わると、「あなたが推理した犯人は誰だ?!」と質問してきます。
「なーんだ、そんなあっさりした答えで良かったんだ!」というお話も有れば、「おおお〜なるほど……もう少し考えたらわかったな……悔しい!」という物も有りました。
読みやすさ:9/10
この点数は減点方式なので、特別なにか理由が無い限り満点になります。
登場人物が多かったので、いつもの如く個人的には少し混乱しましたが、お話としては読みやすかったです。
あと短いのが良い。
推理の難易度:4/10
こちらの数字は、大きくなればなるほど「難しい」という評価になります。
こちらは、比較的わかりやすい方でした。
1作目にちょうど良いというか、簡単過ぎず、でもちゃんと考えたらわかる!という感じです。
友人と一緒に挑戦したのですが、こちらを読む前にもっと混み合った内容の「犯人当て」に挑戦していた為、少し疑心暗鬼になりました(笑)
「多分こうだと思うけど、本当にそれで良い???何か見落としあるかな……」と言った記憶が有ります。
考える時間を設け過ぎると、私達の様に疑心暗鬼になるので、制限時間は15分くらいが良いかと思います。
まとめ
これくらいの30分前後で読める「犯人当て」アンソロジーに出会えて嬉しいです。
お友達と一緒に挑むとなると、短い方が誘いやすくて良いので。
今回の作品、悪いところは無いんですが、強いて言えば、少し物足りなさは感じました。
でも、それは恐らくこの作品が悪いのではなく、もう少し長い「犯人当て」に慣れすぎて、少し拍子抜けしてしまったのかな?と思いました。
今、この記事を書いている時点では、このアンソロジーの中の数作品を読んでいる状態なのですが
いま思うと、この作品は「犯人当て小説」として、良い方だったと思います。
推理というか、論理というか「うーーーーーーん……」と思う作品もあったので(笑)
その作品についてはまた別の記事でお話しします。
それでは、また。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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