「挑戦状への挑戦」体験記録13
こんにちは、仁木碧と申します。
この「体験記録」では、『読者への挑戦状』『犯人当て小説』に挑戦した際に私が感じたことをまとめています。
ネタバレは有りませんので、是非皆さんの参考になれば幸いです。
これまでの体験記録は、マガジンでまとめてあります。
『幼すぎる目撃者』我孫子武丸
こちらは、以前「挑戦記録」で紹介した、メフィストリーダーズクラブの「読者参加型謎解き企画」の第2弾です。
前回のものはこちらからどうぞ。
推理の難易度:5/10
こちらの数字は、大きくなればなるほど「難しい」という評価になります。
「5」と評価しましたが、一概に「簡単」ということでは有りません。
メフィストリーダーズクラブ会員の中には、「簡単だったね」「なんだ、こんなもんか」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、それはちゃんと「推理出来るだけのヒント」が揃っており、尚且つ「確信が持てる」「納得出来る」という事だと思います。
そして、「難易度が低い=つまらない」ということでも有りませんので、悪しからず。
面白かったです。
我孫子武丸氏、お上手ですね。
ちゃんとヒントが散りばめられており、一度気付いてしまえば「なーんだそういうことか!簡単じゃん」という感じですし
私のように「ん?なんだ?描写に違和感は感じるけど、つまりこれはどういうことだ???」という風に悩んでしまう人も居る……という。
気付けるか気付けないか、丁度良いポイントをわかっていますね。
本当に流石です。
特に今回は「ホワイダニット」という「何故、このような事件を起こしてしまったのか」を読者に考えさせないといけないので、他の「挑戦状」より考えるのが難しかった様です。凄い。
「無理がある」とおっしゃっておりますが、「気付ければ」全ての違和感が繋がっていくという、気持ちの良い作品となっておりました。
(殺人が起こっているので、そう言った意味では気持ちの良いものでは有りませんが。)
まとめ
私の「オススメ挑戦状ランキング」を作るとしたら、この作品はかなり上位に入ります!
「なるほどな〜〜〜〜うわ〜〜そういうことか!」と思えるポイントがたくさんあって、多くの人に勧めたいです。
早く書籍化して欲しい。
それでは、また。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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