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長いものに巻かれることはいいかも
朝5時からのほんの一時だけでした。涼しくて気持ちがよかったのは…
そろそろ梅雨入り前。ツバメも無事みんな巣立ったようで一安心です。
梅雨の時期が好き!という人は少ないようですが、四季折々の天からの贈り物。この雨で助かる人たちもたくさんいます。
ところが最近は豪雨となると各地で被害が発生していてそんなのんきなこともいっていられなくなりました。
温暖化が原因という人もいますが、山を削って宅地にしたり川の流れを人工的に変えたりと人の手によって自然を壊していることも一因かもしれません。
日本の四季のすばらしさは外国でも評判の美しさですが、この私たちの財産を未来の子供たちのために守り続けたいものです。
ちっぽけな存在の私たちがこの地球で生きていくのですから、自然との共存は必然です。
それ以上に難解なのは人間関係。悩んでいる人の多いこと!あちらを立てればこちらが立たず。
日本人は「折り合い」という言葉をよく使いますがその線引きは誰にゆだねられているのでしょうか?
譲ることも大切ですがここぞという時に主張する。これも大切です。
おとなしく意見を言わないのが良いとされた時代は遠い昔になりました。
自分の意見ははっきり言う。相手の言うことは真剣に聞く。
「長いものには巻かれろ」とうことわざがありますが何も言いなりになるのではなく一度懐に飛び込んで、周りの意見に合わせるような協調性を持てということでもあるようです。
学校や職場では自分の意思や考えに合わないことがたくさん出てきます。
そんな時 長いものに巻かれる人はうまく周りに溶け込みます。空気を読めるということは自身のための居心地のいい場所にすることが出来ます。
何も自分を殺して、我慢、忍の一文字と考えるのではなくて、ここではこれがみんなが培ってきた環境と捉えると円滑にその場に馴染むことが出来ます。正しい、正しくない。間違っている、おかしい!ではなくチームワークを重視することを尊重できれば解決すると思います。
その場その場で自分を合わせることが出来ないのであれば無理にとどまらずそこを去るという選択もあり!です。
中国には「長きには巻かれよ。太さにはのまれよ」という諺があります。どこの国でも共通の処世術かもしれません。
ニケにとって長いもの!とは…
ハーネスから繋がっているリードでしょうか⁈
まだ帰りたくない彼女はゴロンゴロンと回転レシーブ、アジの開き体制やクルクルしっぼを追いかけたりと一様いろんな抵抗策を試みますが、最後は「ハイハイ!今日はこれくらいにしとこかー」というように突如自分で散歩終了とします。
観念するとあっさりしたもので、さっさと家路につく彼女も一様の処世術を備えているのかもしれません。
今日も巻かれてみますか⁈いい日にしましょう。