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ニケと歩けば cent
知らぬ間に紅葉!自然は少しのずれはあっても秋を覚えていました。
こんなに山を見て海を眺める土地に住んでいても気が付かないのは
気持ちがどこかに行っているからでしょうか?
小さなな子供が一心にドングリを集めています。その小さな手に握られた木の実は大事に持って帰ります。
洗濯する時にポケットからたくさん出てきたことを思い出しました。本人はすっかり忘れています。今は孫が無心に拾っています。時代が次に移ったのが分かります。
集めるだけで大事な宝物になりました。赤い紅葉をつまんでクルクルっと竹とんぼのようにしても飛んでいかないのに、なぜかして見せるのはいつの時代も同じようです。
庭の金魚やメダカは静かになりました。
餌を水面にパラパラと巻くとその時だけは顔を見せます。
ニケだけは夏の暑さから解放されてこの時期はいたって元気です。
足取りで散歩を楽しんでいるのが分かります。そろそろ家の方に向くと
まだもう少しと足早に先へ行こうとしますが、「また夕方ね!」の声掛けであとはごはん!と素直に家路につきます。