夢を見て起こされて、また夢を見る
現地で応援しているサポーターの言葉ですが、まさしくみんな同じような気持ちです。ドイツ戦でびっくりしてコスタリカで現実に戻され、スペインで二度目の奇跡を見た!でも二度目は奇跡とは言わないそうです。実力!
次のクロアチア戦は?やっぱりここまでなのか?よくやったとなるのかとにかく楽しみです。
子供たちが小学校に上がるころJリーグが発足して神戸ならモザイクにできたショップに長い列を作ってグッズを買ったものです。サッカークラブにもスカウトが頻繁に現れてコーチにいろいろ聞いてました。カブ組織の生徒をピックアップするためだとか。
当時、世界は遥か遠くのことでした。それが今やワールドカップに出場は7度目、海外組は19人。若い選手にはドーハの悲劇は昔ばなし。物おじせず溌剌とした活躍は、日本人もようやくここまでたどり着いたんだと思わせてくれました。世界に飛び出すことは、夢への第一歩。一回り体も心も大きくなって自信に溢れています。頼もしい限りです。
今年は死の組と言われたEグループ。初めから全敗とみる向きもありましたがなんと驚く結果を見せてくれました。
スペイン、ドイツなんて異次元のサッカーをする国だと思っていた私には、すごい時代が来たとしか思えません。
自分の人生とは全く関係のないところで繰り広げられているのに、四年ごとのそれは私たちの歩みに並行してありました。
堂安選手の「前回選考から外されたことが今となってはよかった。」という言葉の重み。
それが言えるところまで這い上がって来たその努力と精神力に拍手を送りたいです。
彼だけではなく、他の選手も、また他国の選手にもいろんな修羅場があったでしょう。
それは今いろんなことで悩んだり、うまくいかなかったことをいつまでも悔やんでいる人へ向けてのメッセージのようにも聞こえました。
失敗や挫折をたくさん経験した人の方が人間としての魅力が増すように思います。
実を結ぶのはいつなのかは誰にもわからないことですが、必ず報われると思っています。
最近は逆境が好き!という人もいて、こんな人はこれから先も力強く生きて行けるのだろうなあと思います。
いろんな思いが出てきますが、感極まって泣いているサポーターに本田圭佑さんの「まだ泣くの早いで!」が笑えますね。
今日もいい日にしましょう!