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言葉を選びすぎる人

どう思われるか心配で、相手を怒らせないように丁寧に言葉を選ぶことは悪くはないのですが、自分で納得できるかどうかです。

 遠回しに言っても全然相手に伝わらないことがあります。
鈍感な人にそのような話し方をしても一向に分かってもらえなくてもやもやすることがあるかもしれません。

嫌なことを言われたり、されたりで「腹が立つわ!」という言い方をすれば、こじれたまま。
相手はそれに対して「ムカつくわ!」となり平行線のままです。

「この間、言われたことが気になって」と言えば、「きっとなんのこと?なんか言ったっけ?」と聞いてくるでしょう。

腹が立ったら相手にうまく伝えようとするより怒りを無理に隠さずに、さらりと言えるかどうか。そこに感情は乗せないことが大切です。

怒りの感情のまま言うとかえって油に火を注ぐ状態になって、大けがをします。

同じ考え方の人はほぼいないと思うと、気持ちのすれ違いが生じるのは当たり前。
自分が心豊かな時や、嬉しいことが続いたり、体調のいい時は少々嫌なことを言われても笑って済ませますが、そうでないとき、すでにイライラしていたり、何をしてもうまくいかないと凹んでいるときは他人の一言ですごく傷ついてそのことだけがどんどん気になります。

ということは他人の言動で今の自分が見えてくるということです。笑っていられるなら心が安定しているということ。

言いたいことも言えずに我慢ばかりしていると、相手に伝わらないどころか
何を考えているのかよくわからない人と思われます。

はっきりものを言ったとしても嫌われるとは限りません。
却ってあっさりと謝られることもあります。

最初の勇気の一言が良い結果を生んで、その先その人といい関係が生まれる時もあります。
そうでない場合はこの人とは合わないなあと思っていいと思います。

すべての人に好かれようとしないで、自分を大切に相手を尊重して、いい距離感でいることが大切なようです。

人間関係でこじれたら、それはワクチンだと思って、免疫を付けているのだと思えばいいのです。
何回も風邪を引いているとだんだん免疫ができて回数が少なくなるものですが、その時のことを改善しないままでいるから何度も熱が出て、せきに悩まされてと同じことの繰り返し。

歳を重ねるということは何十回もワクチン、予防注射を受けたということ。

まだ受けていなければ、自分が強くなれるのだと思えば怖いものなしです。

寒い一日になりそうです。今日もいい日にしましょう!




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