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ニケと歩けば

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ニケ10歳の柴犬 女の子です。 毎日の散歩で四季折々、思ったこと、感じたことを書いています。 気持ちをニュートラルにしたい時あなたのサプリになれば幸いです。
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飼い主はランチを楽しむ ニケと歩けば

暑い一日でした。今日はフロインドリーブの本店まで足を延ばしました。旧ユニオン教会がそのままレストランになっていて荘厳な中にも神戸らしいしゃれた客席で解放感もあります。 晴れの日は窓から差し込む日の光がとても神秘的で教会を訪れたようなそれでいてパンのいい香りがほんのり漂ってきます。 ニケは入ることが出来ないのでその近くの友達の家で預かってもらいます。そこにも黒柴のくろちゃんがいるので安心です。 柴は好き嫌いが激しくて最初からお尻を嗅がせたり嗅ぎにいったりと許し合うことが少

野生のかけら  ニケと歩けば

だんだん早くなる散歩開始時間。暑くなる前にとなると5時前の出発になります。 今まで毎日会っていたおばあちゃんたちの間で「どうしたんかなあ?どっちか[犬か飼い主]が調子悪い?」と話していると聞きました。 「すみません。1時間ほど早く出ているんです。」 だからなのか夕食を終えるとすでに睡魔に襲われて、見たい番組迄こらえるのに苦戦しています。ニケは暇さえあれば寝っ転がっているので何の影響もなさそうですが…。 今朝は涼しいというよりも秋⁈と勘違いしそうなとんがった空気で、空の色

夜明け前   ニケと歩けば

まだまだ日の出前。暗い中、久しぶりにまばらですが星が輝く美しい空を見ました。 空気がきれいな証拠。風はまっさらで少し寒さも感じます。すっかり早朝の散歩が習慣になるのは毎年この時期からで、少しでもニケの負担を少なくすることが目的です。彼女は暑さにめっぽう弱くてこの時間は快適な散歩が出来るからです。 薄暗い公園に着くと、木立の中、きっと体の大きな鳥でしょう。あちこちから少し違う音程でなにやら話しています。カラスではなさそうです。 関東の方でカラスが人を襲うというニュースを見

すべては幾つしむ心 ニケと歩けば

小さな子供に散歩中、母親は猫や犬を「かわいいね!」と言って話しかけています。男の子は「わんわん!」から始まって触ろうとする。 小学生の女の子3人がニケを見つけて走ってきて、「触ってもいいですか?」と聞きます。町猫はそーっと木陰でその様子をうらやましそう?に見ています。 以前伊丹市で保護猫、保護犬の譲渡会が開かれていました。寂しそうな上目づかいで見ているコーギーの老犬や、大型のハスキー犬は、何度も登場している分落ち着いています。でも人が近寄ると尾っぽはパタパタと…。 叔母

柴ったら  ニケと歩けば

ニケの幼馴染のゴンちゃんは飼い主泣かせの柴犬です。 男の子なので体もがっしり!がどんどん成長して「秋田犬?」と間違えられるほどです。お野菜を蒸してささみをほぐしてと毎日手作りのフード。 ダイエットしているのに一向にという柴ちゃんはちゃっかり家族から、近所のおばさんからおやつをもらっています。 他のワンちゃんとはあんまり仲良くしないゴンちゃんですがニケだけは遠くで見つけると首を伸ばして「ここ!ここ!」とアピールしてくれます。 太くて立派な尻尾は堂々として真っすぐ。ニケは蚊

雨のにおいが好き  ニケと歩けば

雨上がりの庭はむせかえる草花のにおいでいっぱいです。香りではなくやっぱり匂い! アジサイはその曇り空のもとで咲くのは今!とばかりに一番生き生きとしていちだんと濃い赤紫になりました。 雨粒で重たくなって張り巡らされた蜘蛛の巣は所々に水滴が宿って、きらきら光っています。家主はどこかで雨宿りでもしているのか姿がありません。 ニケはよっぽどでない限り濡れた土の庭には出ません。散歩にいけなくなった朝から結構我慢をして、「たまらん!」となればまるでバンジージャンプに挑む人みたいに、