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ニケと歩けば

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ニケ10歳の柴犬 女の子です。 毎日の散歩で四季折々、思ったこと、感じたことを書いています。 気持ちをニュートラルにしたい時あなたのサプリになれば幸いです。
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2023年12月の記事一覧

信仰は誰のもの?   ニケと歩けば 

街角に可愛い狛犬風?がいました。 何ともひょうきんな表情です。お昼になってすこーしだけ温かい日になりました。ニケは動かない彼?にクンクンと鼻を動かしたものの「なあんだ!」と言う表情で通り過ぎようとします。 この辺りにはいろんな動物のオブジェが置いてあります。ニヒルな招き猫はいつ見てもおかしくてひょうきんです。 近くには相楽園、こちらはつつじの名所です。 神戸の日本庭園。ホッとしたい時ふらっと訪ねます。 三宮神社は有名ですが四宮神社はひっそりと建っています。 芸能の神様

日常の有り難さ  ニケと歩けば

師走になると忘年会しよう!といろんな人から声をかけていただきます。 それぞれに付き合う分野が違うと飲み会も様々。 飲み放題食べ放題、焼き鳥で昼呑み、ちょっとしゃれたイタリアンでコース料理。静かな小料理屋で静か目の人だけで日本酒を頂く。 それぞれに楽しくて、こんなにもたくさんの人と今年もお付き合い出来たと思えることは幸せです。 旅行から帰って、今日は日曜日。今朝は窓がすっかり曇っていて外の寒さが伝わります。 もう少し明るくなってからとニケのはやる気持ちを横目で、まずは白

おとな散歩  ニケと歩けば

神戸 栄町通。静かでおしゃれな場所です。 カフェの多さと雑貨屋さん。レストランはイタリアン たまにでんと中華飯店。ココの天津飯、父は必ず注文していました。その暖簾が歴史を感じさせます。 手作りアクセサリー、アンティークボタンの店。 ボタンが好きなのは昭和生まれ? あのたくさんのボタンの見本を白い箱に3つずつ縫い付けて何百種類もあったボタン専門店。今はどこへ行ったやら…。 洋服はほとんどが母親の手作りでした。 最後の仕上げにボタンを選びます。それが楽しくて…。 北の異人

雨の北野に母を想う  ニケと歩けば

夜中からの雨は冷たい空気をつれてきました。 北野の坂はひっそりと濡れて静かです。 近くの山も白く濁って、花嫁のベールのようにすそ野まで。 静寂ということばがよく合う町並みでです。  聞こえるのは私の足音だけ。この北野はいつも思いますが雨がよく似合います。濡れた歩道と石垣やレンガの濡れた塀は雨水を吸って鮮やかな赤茶になります。 束の間 雨が上がりました。紅葉が鮮やかです。 それは遠い昔の事。小さな私は母と二人、この坂をよく散歩しました。  母は草花が好きで、名もない道