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ニケと歩けば

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ニケ10歳の柴犬 女の子です。 毎日の散歩で四季折々、思ったこと、感じたことを書いています。 気持ちをニュートラルにしたい時あなたのサプリになれば幸いです。
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2023年11月の記事一覧

ザクロの散歩道 ニケと歩けば 

細い道を右に左に距離にしてはあまり進んではいませんが、あてもなく歩くのが好きです。 路地には顔があり、いろんな表情をしています。百日紅の木がたくさんの花をつけて、ザクロの実は甲羅みたいに硬そうなものや割れた間から真っ赤な身が零れ落ちそうなもの。たわわに実っています。 古くはイランなど中近東で栽培され、世界に広まったそうです。クレオパトラも若返りの果実として食べていたと聞きます。ザクロジュース、大好き!です。庭にたくさんのザクロ。毎年見かける風景です。 また北野はオリーブ

スマホは使いようで。 ニケと歩けば 

寒い朝でした。6時を過ぎてもなかなか明るくならず、窓を開けるとなんと冷たい風が! 日が昇ると山が一段と輝いて見えます。 いつもの公園でひと休み。まだ誰もいません。高い空をゆっくりと旋回する鳥がそれぞれ弧を描きながら3羽、その数メートル下にはカラスが数羽平行飛行しています。 スズメは足元でチュンチュンと。鳩はフェンスに間隔をあけてこちら見ています。冷たい風に少し体を丸くして並んでいます。 今日最初にあいさつしたのは見知らぬおばあさん。ニケに向かって「あなたは幸せね!」と

神戸の天満宮 ニケと歩けば

今朝の散歩は天空の社、北野天満神社です。階段を見上げる私とニケは「止めとこ!」となりますが…。 あの 平の清盛が京都から都を移して「福原の都」を作るために京都の北野天満宮を勧請して祀られた古い歴史の神社です。北野の地名の由来らしいですが、異人館の並ぶ通りの更に上に立つたたずまいはやはりここが日本であることを実感させられます。 二段ごとに足を止めてやっと階段を登りきるとそこには神戸の街から遠くは大阪平野、正面の海の向こうはいつか空と一つになります。 すぐそこに風見鶏が気持

山桜の紅葉 ニケと歩けば

毎朝お会いするご婦人。ゆっくりと散歩を楽しまれています。 少し前まではニケのことをワンちゃんと呼んでいましたが、最近ラジオ体操で会う知り合いに「ニケちゃんと会う?」と聞かれてそのうわさの風貌?から名前を知ったそうです。 名前を呼ばれて「おや!」と言うようなしぐさのニケは二人の歩幅に合わせるようにゆっくり歩きます。坂になると何度かそのご婦人の方を振り返って「大丈夫?」とでも言いたげです。 山も所々赤く紅葉して、自然の移り変わりを見せてくれます。 最近見なくなったイノシシたち