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ニケと歩けば

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ニケ10歳の柴犬 女の子です。 毎日の散歩で四季折々、思ったこと、感じたことを書いています。 気持ちをニュートラルにしたい時あなたのサプリになれば幸いです。
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2023年9月の記事一覧

女同士はややこしい

あまりに研ぎ澄まされた感性を持っている女性は生きずらいかもしれません。 沢山アンテナを張ることはいろんな情報をキャッチ出来ていいのですが、それが自分に対するものばかり集める噂だけだと疲れてしまいます。 誰しも表裏一体の感情を持っています。大人ならそれをうまく使い分けできるのですが おとな子供の女性はそれを使いこなすことが出来ず、原因を他に当てはめがちです。 鈍感すぎるのも頂けませんが、ある程度は「のほほん」としているほうがいいように思います。また相手とは少し距離を取るお付

今朝から秋?  ニケと歩けば

なんとすがすがしい朝でしょう!今朝は美しい天色の空。 「こんなきれいな空、あの人にも見せたいなあ!」 その人はすでに上っているのですからその中にいるはず。 未だ訓練生のころ、初めての雲海。その中を大きな魚は優雅に泳いでいるみたいでした。果てしなく白い雲、その上の空は今朝のように目に染みるもので、東京が近くになった朝の空でした。幼いころの絵本で見た雲の上を歩く様子や、綿あめみたいなふわふわしているさまは夢が現実に成ったという嬉しさと、その雲の上を歩いてみたいという子供みたいな

いつもの散歩道  ニケと歩けば

今朝はすっかり秋の風。日の出前ですが、何とも坂を上がっていくニケの足取りの軽いこと。明るくなるのが遅くなった分、そのひと時の空気は凛として気持ちまで洗われます。 神戸は南北を海側、山側と呼びます。手が届きそうなところに三宮のビル、その谷間から海が見えて時折黒くて大きな船が行きかいます。たまにドスの利いた汽笛がボーっと。 近くの少し色が落ちた山々が昨夜の雨で鮮やかです。町の道路沿いにはオリーブの花やダリアが可愛くて季節の移り変わりを知らせます。 ニケの散歩は山側が多いので

薬は苦手 ニケと歩けば 

ニケは吠えない 噛まない、纏わりつかない、忠実で清潔好きと私にとって申し分ない家族の一員ですが手こずることが一つあります。 薬! 毎年蚊の出る時期にフィラリア対策で小さなサイコロサイズの肉味の薬を食べさせます。これだけはつらい思いをお互いしないためにも心を鬼にしてと…。そんなたいそうなことでもないのですが、彼女にとっては月一回の嬉しくないことと言えるでしょう。 ほとんどのワンちゃんがお代わりのお手をしてほしがるほどおいしい?そうですが、ニケは匂いを嗅いだだけでプイっと横を

ちいさい秋  ニケと歩けば

同じ朝なのに、日の出が遅くなった今日この頃です。 漆黒の闇がほんのり柔らかくなると「さあ、行くよ!」 明るくなって数分もすると「まだ夏ですよ!お忘れなく。」と 隠れていた暑さが体を抱き込みます。汗が…。 今朝の蒼空は、小学生が書く空の色、水色です。 それを隠すように薄い雲が流れます。一瞬たりともその場に居ないで動いては引っ付き、または名残惜しそうに、綿菓子みたいに細くなりながらも離れようとしません。 いつの間にか明るくなってきました。雲が多いせいか、バ~ンと幕が上がる迫