ニケと歩けば cent douze
こんなレンガ塀のアイビーを見ると「最後のひと葉」を思い出します。
オー・ヘンリーの短編。画家の卵,二人の女性の一人は流行病の肺炎になってベッドの上で窓の外のレンガの壁を見るだけ。ツタに残っている葉っぱの数をかぞえる毎日です。「最後の一葉が落ちると私も…。」
それを知った階下に住む売れない画家の老人が嵐の中、一枚のツタの葉を書いて、彼女の生きる力を呼び戻しました。引き換えにずぶ濡れで部屋に帰ってきた老人は肺炎になって亡くなってしまうというお話です。
命がけで若い女性に生き