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ニケと歩けば

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ニケ10歳の柴犬 女の子です。 毎日の散歩で四季折々、思ったこと、感じたことを書いています。 気持ちをニュートラルにしたい時あなたのサプリになれば幸いです。
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2021年11月の記事一覧

ニケと歩けば quatre-vingt-dix-sept

いつもの道で見つけました。気が付かなかったのは…。 朝の5時半だからです。まだ真っ暗です。 マンホールはいろんなデザインがあって見つけるとついつい写真を撮りたくなります。 こんなに可愛いのはやはり中心のブランドショップがある地域です。 王子動物園のパンダのタンタンは26才。貸与期限切れで中国に帰国する予定が延期になって神戸っ子を喜ばせてくれました。 今は心臓疾患の治療中です。また屋外のどまんなかに背中を向けて愛想なしに座る姿を見に行きたいです。 子供たちが大好きな

ニケと歩けば quatre-vingt-dix-huit

昨日は暑い一日になりました。選挙も終わり東京では電車の中でおぞましい事件が起こり怖いことが身近になってきています。 子供が親を殺めたり、小さな子供を虐待するといった悲しい事件も毎日のように聞きます。 いつからこんなに物騒な国になったんだろうと不安になりますが、公園で遊んでいる子供たちを見るとそんなことが杞憂であってほしいと祈ります。 その犯人たちは小さなころはどんな育ち方をしたのでしょうか?生まれた時から悪人はいません。ともだちと走り回ったり、お人形をあやしたり、それと

ニケと歩けば quarte-vingt-dix-neuf

今朝は柴の幼馴染が集まりました。 白柴、赤柴、ゴマとそれぞれ体の色は違いますが、みんな仲良しです。 大きさもそれぞれです。特にじゃれ合うこともなくそれぞれが好きなように過ごします。 白柴ちゃんはいつも飼い主たちの輪の中にいて耳を傾けて?います。 保護犬で人になつかず、いつも怯えた目をしています。 このグループは彼女を特別扱いせず、話しかけません。 少し歩み寄った時に名前を呼ぶくらいですが、それが心地いいのかこの時だけはお尻尾をクルッと巻いています。いい精神状態とい

ニケと歩けば cent

知らぬ間に紅葉!自然は少しのずれはあっても秋を覚えていました。 こんなに山を見て海を眺める土地に住んでいても気が付かないのは 気持ちがどこかに行っているからでしょうか? 小さなな子供が一心にドングリを集めています。その小さな手に握られた木の実は大事に持って帰ります。 洗濯する時にポケットからたくさん出てきたことを思い出しました。本人はすっかり忘れています。今は孫が無心に拾っています。時代が次に移ったのが分かります。 集めるだけで大事な宝物になりました。赤い紅葉をつま

ニケと歩けば cent un

レンガ造りの素敵な建物は北野ホテルです。 観光客が道路を挟んだ向かい側から写真を撮っています。同じように私も…。 ホテルの朝食は世界一!と言われていますが、味もさることながらお値段も世界一クラスです。何しろ量が半端なく多くブラックコーヒーとバナナ1本が習慣の私には食べきれないボリュームです。 野菜ジュースの飲み比べというのも楽しくてフレッシュな野菜やくだものが贅沢に絞られていていろんな色のジュースが並んでいます。パンは2段あって種類の違うのが焼きたての状態で出されます。

ニケと歩けば cent quatre

今、公園は黄色や赤の落ち葉の絨毯です。 春は満開の桜の花、散ると青葉の5月 夏は日陰を作ってその下のベンチに座る老人。 今はその絨毯をサクサクと歩きます。 年甲斐もなく今朝は落ち葉を拾いました。 この赤は完璧、これは黄昏ている、虫食いのある葉っぱも紅葉して 桜が秋を楽しんでいるようです。 季節を楽しむ毎日ですが、いつもこの時期不思議と「死」を考えます。 それは主人が逝った月だからかもしれません。 それは怖いことではなく、その日がいつなのかを知りたいわけでもな

ニケと歩けば  cent six

柴犬に落ち葉はよく似合っています。今朝の散歩の一コマですが、紅葉した桜の葉っぱがひと際鮮やかでした。 名前の由来の一つに狩のお供をする犬の色が枯れた葉と同じ色だったから柴犬と呼ばれたとか。 日本の天然記念物に指定された7つの日本犬種の1つです。保存会もありますが、絶滅を危惧されているいろんな動物がいる中、公園ではトイプードルに次いでたくさんいます。 独特の柴距離はどの子も同じで気の合う人や犬には驚くほどフレンドリーです。 急に冬支度が始まったのか恒例の冬毛でころころと

ニケと歩けば cent huit

今日は少し暖かい朝になりました。昨夜はオリックスの劇的勝利で した。久しぶりに野球を見ましたが、思わず声が出ました。 最下位同士が日本シリーズの覇者を争うなんて! どうか神戸に帰ってきてください! 私はどちらかと言うとサッカーが好きであまり野球は見ません。 以前は義父が甲子園に出て鶴岡さん(監督)と対戦した経験がありそれからの南海ファンでした。もれなく息子も。阪急の西宮球場や難波球場がデート場所の時もありました。 名物の「八百屋のおっちゃん」のだみ声がいつも聞こえ

ニケと歩けば cent neuf

真宗大谷派 本願寺別院はモダン寺とみんなに親しまれています。 普通のお寺ではない外見ですが、アジアの寺院を思わせて調べてみると、インド仏教様式を取り入れられたとあります。 天生元年に創建とあります。この年号、覚えがあります。 織田信長が切望して決めた年号です。しかしインド様式ではなく当時は日本のお寺の造りでした。 その前は「元亀」「その年号は不吉」と嫌っていたのは信長公記にも記されています。 義昭は将軍に就任した時信長に相談したにもかかわらず「元亀」と命名したのです