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ATMEGAで学習しよう(レッスン16)

「ウォッチドッグタイマ」


<目的>
・ウォッチドッグタイマの設定方法について学ぶ。

<動作概要>
・ウォッチドッグタイマを8 秒を設定する。
・電源ON 時はLED1 は消灯している。
・SW1 を押すとLED1 が点灯し、ウォッチドッグタイマがクリアされる。
・8 秒未満でSW1 を押し続ける限り、ウォッチドッグタイマがクリアされ続け、LED1 は点灯状態を維持する。
・SW1 を押してから8 秒放置すると、ウォッチドッグによるマイコンのリセットがかかり、電源ON と同様の処理を行う。
(LED1 が消灯する)

<ポイント>
・#include <avr/wdt.h>を追加する。
・ヒューズビットにウォッチドッグに関するHIGH.WDTON の項目があるが、ここにはチェックを入れない。
・ウォッチドッグの時間は、WDTCSR レジスタのWDP3~0 で決まるが、このプログラムでは wdt_enable(WDTO_8S) のように( )の中で指定する。
・( )の中は1 秒未満はMS で、例えば0.5 秒なら wdt_enable(WDTO_500MS)のように書く。
・本基板のマイコンでは、16ms、32ms、64ms、125ms、250ms、500ms、1s、2s、4s、8s の10 種類が用意されている。

<レジスタ説明>

特になし


<プログラム>

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