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マイコンde学習しよう(レッスン12)AVR128DA28

「通信(SPI)」


<目的>
・SPI を使った通信について学ぶ。
<動作概要>
・SW1 が押されたら温度センサの温度を読出し、USART 通信でパソコンに送信する。
<ポイント>
・SPI インタフェースをもつ温度センサを使用する。

<レジスタ説明>

CTRLAレジスタ

MASTERビットを1 にしてマスタ動作を選択します。
PRESC[1:0] ビットは SCK(クロック)周波数を決めるための分周器です。
マスタ側としては、最大でCPU クロックの1/2 倍の周波数まで出力できますが、スレーブ側の上限がある場合はそれ以下になるようにここで分周値を設定します。

PRESC[1:0]ビット

ENABLE ビットを1 にしてSPI 動作を有効にします。


CTRLBレジスタ

マイコン側が常にマスタとして動作するので、SSD(Slave Select Disable)を1 にしてSlave 動作を禁止します。
MODE[1:0]はデータの入出力における値の取り込みを、クロック(SCK)のどの波形タイミングで行うかを設定するものですが、ここは初期値0x00のままで構いません。


DATAレジスタ

プログラム

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