漫才『回らなくなった回転寿司』
初めましての方も多いと思います。にかわです。コンビ組んだとき用の台本を今回もアップさせていただきます。
ここに出てくる『仁川』と『宮田』はあくまで架空の人物です。
漫才『回らなくなった回転寿司』
宮田:どうも〜、宮田です〜
仁川:あ、どうも〜仁川です〜
宮田:え、どした!?ボーっとしてるけどもう漫才始まっとるよ!?
仁川:ごめんごめん、ちょっと寝不足で
宮田:しっかりしてよ〜
仁川:実は昨日の夜、寝る前にふと疑問に思ったことで悩んじゃって、それでよく眠れなかったんですよ
宮田:なるほど〜。それで、その悩みは解決したのかい?
仁川:いや〜、それがまだ解決してなくて、ちょっと相談に乗ってもらってもいい?
宮田:うん、ええけど、どんな悩みなん?
仁川:回転寿司ってあるじゃないですか
宮田:うんうん
仁川:コロナとかでさ、色々あった結果、お客さんの前をグルっと回らなくてなって、今はタブレットで注文してから快速レーンを通ってテーブル届くようになったじゃないですか。あれはもう『回転寿司』とは言えないんじゃないかな~って
宮田:割とどうでもいい悩みだった〜
仁川:どうでも良くはないでしょ。だって回らなくなったら、銀座とかにあるような高級な寿司屋を『回らない寿司』って言っても区別がつかなくなるじゃないですか
宮田:え、高級な寿司食べに行ったことあるの?
仁川:いや、ないけど
宮田:じゃあ区別するべきかは自分らには関係ないじゃないか。回らない寿司の区別を気にするべきは、その高級なところに行く人くらいよ。我々一般人が気にするようなことじゃないでしょ
仁川:いやでも気になるでしょ、だからね、旧回転寿司の新しい呼び方でも考えようかなとね
宮田:旧回転寿司って。ちなみに良い案あるの?
仁川:うーん(しばらく考え込む)
宮田:いや無いなら無いって言ってくれよ、仮にも漫才中なんだから
仁川:ごめんごめん、頭が全然回らなくってさ
宮田:回らなくなった回転寿司だけにか
(少し間を置く)
仁川:はっきり言うね、今後一切ボケないで欲しい
宮田:あ゛ー!!恥ずかしい!!自分の中ではちょっと上手いこと言ったつもりだったのに!
仁川:とりあえず、何かアイデアある?
宮田:待って!切り替え早い!心が追いつかない!ちょっと待ってくれ!
仁川:(食い気味に)というネタをコンベアに乗りながらお客さんの前を通過しながらやる企画どう?
宮田:やるかー!
どうもありがとうございました〜
後書き
如何だったでしょうか。今回のネタはつい先日、友人と会話してるときにお寿司の話になって、そういえば回転寿司って回らなくなったなと思ったので台本を書いてみました。
今回は残念ながらダジャレを挟むことができませんでした。その点に関しては申し訳ないです!
また来週!(多分)