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【イジンデン】リユニLOについて

はじめに


今回は下記の構築についての解説である。LO構築の第一人者クラッグ兄貴推奨レギュ対応 【リユニLO】だ。

↓リユニLOの概要は以下の記事参照↓


クラッグ兄貴について

彼は3弾時点から【リユニLO】の前身である【土方LO】を使用し続けていたダイバーである。フェス予選では私と同率の戦績を残した実力者だ。※ジャンケンで私が勝ち上がった。私から見る彼の印象としては、徴募オリンピックや推奨レギュ公開前の4弾環境のような「対面が限られた環境」における構築が非常に上手い。
第16回RSトーナメントの動画でその片鱗が垣間見える。その辺の話もオーディオコメンタリで話しているのでぜひ1度観て欲しい。
いわゆる「極化環境」は得手不得手が如実に出る。いわゆる「競技勢の上位層」でもこの環境に適応できる人は少ない。

採用札について

※画像タップで詳細表示

※推奨レギュ前の【リユニLO】に採用されていた札は省略

◾︎ラ・コロール

ダキテーヌの王冠らしい

推奨レギュでは【リユニLO】の根幹である《ジョバンニ=ディ=メディチ》と《リユニオン》が各2枚制限となっている。2t目キルの再現性は私の体感だと全盛期から半分以下(30%前後)まで落ちた。
基本的に3t目《石田三成》の決起から展開を始動させる必要があり、そのためには3t目までに赤紫含むマリョクを4枚以上かつLv5以上が必要。また、相手の展開に押し潰されないように最低限度の妨害も必要だ。
それをラ・コロールの採用によって「マリョク総数の増加」と「初動札潰し」を両立している。正に「対話するソリティア構築」と言えるだろう。

◾︎坂本龍馬

イラストの背景すきすきドラゴン

おそらく《土方歳三》の5枚目としての採用だろう。土方の「召喚権+2」を誘発させる役割も持てる。

◾︎サモン

鹿助さんのマホウイラスト良いよね

規制されたリユニオンの後釜としての採用だろう。0盤面から土方召喚から始動する場合、リユニオンより使い勝手が良い。

サイドデッキについて

※画像タップで詳細表示

私が感銘を受けた順に解説する。

◾︎遁甲式水鏡

あの伏せはミラフォだっつてんだろうが!

前回の記事で紹介した【青単闘技場】のような「闘技場特化構築」を重く見た採用だろう。能動的に仕込める受け札であり、遊戯王の《聖なるバリア-ミラーフォース-》のような使い方ができる。尚且つ、発動すれば表マリョクになるため三成の決起にも寄与してくれる。

◾︎新島八重

お前、やっぱヤバい奴なのか⋯?

ハンデスを妨害の軸にする構築全般に刺さる札。特に【赤紫離宮】や【紫陽花キュリー】への対策意図が強く見える。墓地でも効果を発揮するため、相手に選ばせるタイプのハンデスを受けた際に墓地に置く、《カルドロン》で墓地に置くといった使い方でも機能する。

◾︎ディ・クローネ/徳川慶喜

カールおじさんの王冠とストウの天敵

この2枚は主に執筆構築の《ハリエット・ビーチャー・ストウ》対策だろう。メインのラ・コロールでも同じように妨害できるが、このパッケージの方が扱いやすく、自分の展開が遅れにくい。

◾︎藤原道長/サモン

道長、お前はヤバい奴確定な^^

明確な採用理由は分からないが、おそらく「ハンデス受けの強化」だと考えている。前者はトップ解決力が高い札であり、墓地に必要札、マリョクLv5以上と赤紫が揃っていればトップ道長1枚から展開できる。後者は「トップ土方」のバリューを引き上げるためだろう。
道長同様に「トップ土方→大量ドロー→サモン(リユニオン)」から展開できる(3弾の土方LOの基本始動の1つだったルート)。

総評

メディチとリユニオンの規制で計4枚空いた枠に「確実に3ターン生き延びる術」を搭載した構築と言える。全盛期の幻影を追わずに新たな形を見つけた、新環境への真っ当な誠意が見られる素晴らしい構築だ。

おわりに

対策する側⋯主に【青黄徴募】は構築を練り直す必要性が生まれた。前回の記事にも書いた通り、【リユニLO】に対しては決起始動がメインになることから《北条政子》に破壊されにくい《エカチェリーナ2世》を優先していた。また、《マルティン・ルター》は三成4投マリョク計18枚のため突破されやすくなった。
しかし、ラ・コロールでエカチェは突破されるし、闘技場ワンショットは水鏡の裏目が生まれた。対抗してラ・コロールで突破できない《吉田松蔭》を採用し始めれば政子に突破される⋯。といったメタの「イタチごっこ」が発生するようになった。【リユニLO】側はサイドに政子然り除去札を採用する余地がありそうなため、やや【青黄徴募】側が不利だろうか?とにかくメタの読み合い、択の制し合いが楽しめそうだ。

↓今回使用したデッキ作成ツール↓

↓ツール製作者の最新note記事↓


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