「いつだって“わたし”だったのに、何者かになろうとしてた話」

昔の私は、すごい人になりたかったんです。
いや、正確に言えば、すごい“何者か”になりたかったんでしょうね。笑
でも今思えば、私はいつだって“私”でしかなかったし、これからもそうなんですよね。

それなのに、どうしてあんなに必死だったんだろう…？

スピリチュアルの学びの中で、ずっとこう思ってました。
（長い年月をスピリチュアルな学びに費やしましました。）

「もっと賢くならなきゃ」
「もっと優しくならなきゃ」
「もっと愛に生きなきゃ。」
「もっと霊的に進化しなきゃ！」って。
言葉にしてみて、自分でも何言ってたんだろう。って
ツッコミたくなります。笑
一言で言うと、“自分を超えた存在”にならなきゃいけないと思い込んでたんです。
当の本人は、そう思っていることに気づいていなかったから、厄介です。。

でも、何をどう頑張っても『今の私』からは逃げられないんですよね（笑）。
どれだけ学んでも、何かが足りない気がして、もっともっとと追い求めていましたし、
なんか、“宇宙と繋がる私”とか目指してましたけど‥。
結局“お腹空いたわたし”の方がリアルだったな～なんて（笑）。

ある時、ふと気づいたんです。
「私って、今までも“わたし”でしかなかったじゃん？」って。
当たり前のことですが‥。

「いつだって私は｀わたしだったし、これからもそうなんだよね。」って気づいたその瞬間
肩の力が抜けたというか、もう笑えましたね。
笑いが止まりませんでした。
涙が出るほど笑いました。

すでに、そうであるものを探しに行って、迷宮入りしていたことに‥。
灯台下暗しすぎて驚いて
膝から崩れ落ちましたね、ほんと。。
何者かになろうとしなくても、最初からもう“　充分なわたし”だったんだなって。

もし、何者かになろうと頑張っているとしたら。
それもいいと思います。
でも、結局、私たちは“自分”としてしか生きられないんですよね。
というか、「それ」なんですよね。
それが、　充分すごいことなんだな、って今は思います。

自分をもっと大切にして、少し肩の力を抜いてみたら‥
「あれ、今の私でいいんじゃない？」って気づく瞬間が来るかもしれません。

当時のわたしに「今のままで充分なんだよーー。」って言っても
「なんだよーそういうことかよー。探さなくてよかったんかい」って自分で気づくまで頑張ったことと思います。
それぞれの進み方とその時の居場所がありますから。

だから「どんなわたし」でもきっとそのままで充分素敵なんです♪