【ソフトウェアトーク劇場】青染めのキャンバス
ストーリー
主人公の風野茜は神奈川県藤沢市の高校に通う17歳。妹の葵、母のあかりと3人で幸せな日々を過ごしていた。しかし、10年前に離婚したあかりの前夫、瀬尾隆章が突如やって来て居候を始めたことで状況は一変。瀬尾の理不尽な振る舞いに苦しむ妹や母を守るため、茜は瀬尾の殺害を決意する。
雑記
大好きな小説「青の炎」を題材とした全6話のボイスロイド劇場シリーズ。動画投稿を始めた頃からいつか作りたいと考えてきた。活動も3年目だしそろそろ手を出していいかなということで制作。【第四回原石祭】非実況部門に参加。
キャラクター
風野茜
ACT&VOICE:VOICEROID2琴葉茜。
主人公。神奈川県藤沢市に住む高校生。県立由比ヶ浜高校二年。17歳。
幼い頃に父親を事故で亡くし、母と二つ下の妹と三人で暮らしている。
平穏な暮らしを脅かす瀬尾に対し激しい憎悪を抱き、殺害計画を画策する。
周到な準備の末、瀬尾の殺害に成功するも、殺害に用いた道具を幼馴染の森岡賢也に発見される。殺人の証拠をネタに脅迫行為を行う賢也を事故に見せかけて殺害したが、賢也の遺品から発見された凶器、瀬尾の死体に残された不自然な痕跡から犯行を看破されてしまう。
追及を逃れる術はないと知り、自ら命を絶とうとするが、葵の懸命な説得を受けて断念。罪を背負って生きる道を選んだ。
絵を描くことが好きで、幼い頃はよく家族の絵を描いていた。中学・高校では美術部に所属し、生まれ育った藤沢の街並みや湘南の景色を描く。
風野葵
ACT&VOICE:VOICEROID2琴葉葵。
風野茜の妹。お姉ちゃん大好き15歳。藤沢市立鵠沼第二中学三年生。
突然家に押し入ってきた瀬尾に対して強い恐怖を感じている。
瀬尾が殺害された晩、茜が深夜に外出するのを目撃したことから、茜の犯行に感づいていた。
家族への被害を防ぐために自殺を選んだ茜に対し、辛い現実に向き合う覚悟を示し、茜に生きる決意をさせた。
機械系の技師であった父親の血を濃く受け継いでおり、電子機器(主にPC)が大好き。ダークウェブのアングラサイトにアクセスしたことがある。茜はこれをきっかけに違法薬物サイトを利用して、アルコール中毒者である瀬尾を弱らせるためシアナミドを購入した。
中学では科学部に所属し、副部長を務めている。
風野あかり
ACT&VOICE:VOICEROID2紲星あかり。
風野茜の母親。39歳。知人が経営する旅館で働いている。
突然の事故で夫を失い、失意の中で知り合った瀬尾隆章に惹かれて結婚したが、凶悪な本性によって追い詰められてしまう。父の風野修蔵が瀬尾に財産を譲渡したことで離婚成立。女手一つで懸命に働きながら家族三人の生活を支えてきた。
瀬尾を強引に追い出せばかえって娘二人の身に危険が及ぶのではないかという懸念から強硬手段をとれずにいた。
瀬尾隆章
VOICE:黒聡鵜月(強圧)。
十年前に離婚した風野あかりの前夫。45歳。
暴力やストーカー行為により風野家を脅かす屑野郎。十年ぶりに風野家を訪れ、強引に居候を始めた。
あかりと知り合った頃は不動産関係の職に就いており、そこで法律関係の悪知恵を身につける。
煙草や酒の癖が酷く、ギャンブル中毒でもある。末期がんを患っていた。
風野茜の手により感電死させられる。
苗字の瀬尾《SENO》は、同ポジションの原作登場人物である曾根隆司の苗字《SONE》のアナグラム。
夜見山筑紫
ACT:つくよみちゃん、VOICE:アルマちゃん。
風野茜のクラスメートで友人。同じ美術部部員。16歳。
原作の福原紀子的ポジション。
茜とは高校で知り合い、勉強・部活ともに真剣に取り組む茜のことを慕っている。殺人を企てる茜の心情の変化に気づいていたが、踏み込むことはしなかった。物語終盤で茜が対面していた状況や犯罪行為について知り、たとえ罪を背負っていても味方でありたいと励ましの言葉を伝えた。
姓名はそれぞれの先頭2文字を繋げて『つくよみ』となるように設定。言葉遊び楽しい。
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ここから先は随時更新予定。