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【後編】統合失調症について

つつぎです。客観的にいうと…

・『殺される』と叫びながら走って家から飛び出す

・何か異常な思い込みがある

・普段の人格ではない

などの症状。

本人的には…

・親が刃物を持って私の身体を刺しに追いかけてくる(恐怖)

・殺意を感じるので走って逃げないといけない

などの思い込みがありました。

当時、実家で暮らしていたときに、その症状が出たので両親が私を病院に連れていきました。


即精神科病棟に入院となりました。


緑がたくさんあって、とっても綺麗な病院でした。


お部屋は、真っ白な太い鉄格子に囲まれた空間で、監視カメラとトイレがついていました。食事は看護師さんが運んでくださいました。

3ヶ月程で退院。

退院してから、リハビリに通って、(車で送り迎えしてもらって)

そのあと地元の派遣会社でアルバイトをして慣れてきて、そこの会社の派遣社員になったんです私。


つけられた病名は『統合失調症』


日本では100人に1人くらいの確率で発症する病気で、遺伝的要因もあるそうですが、今もなお病因は不明。

一般的な症状としては、感情の麻痺、自閉症状、意志の減退、幻覚、幻聴、妄想などです。

私のおじさんも、同じ病気でした。

早くに亡くなってしまったので会ったことないおじさんです。


精神のリハビリをする、デイケアに半年ほど通い、投薬治療と、通院で、5年後には

もう治った??と勘違いするくらいに良くなっていきました。

お薬は飲まないと不安なので今も最低量は飲んでいます。

過去に断薬しようとしたことが何度もありました。

お薬は身体に良くない…

統合失調症ではないのかもしれないし…

子供が欲しい…

(※28歳〜32歳まで結婚していたが夫のDVが原因で離婚)
から奇形の子が生まれるのではないかと不安で断薬しようとしました。


しかし、断薬しようとお薬を減らしていくと、夜の睡眠がうまく取れずにずっと眠れないことが続き、鬱っぽくなったり、自分の意志がなくなるなどの症状や、幻聴が出てきたので、

やはり飲み続けました。


 

お薬は、お医者さんの指示もあって、生活に支障の無い範囲を自分でコントロールして飲んでいます。

今は最低量になっています。

ここ何年も、

『統合失調症』だったんだっけ??私。と

忘れてるくらいです。

完全にお薬はコントロールできていると思います。

眠れなくなると症状が出やすいので、眠れなくなってきたら、

お薬増やすなり、

休むなり、

かなり自分の身体のことはわかってきてはいますが、


突然ワケも無く落ち込んだり、

あれ?わたしってどうしたいんだっけ?


って思うなどはたまにあります。それは症状がちらちらとは出ているんだな…とわかります。

【眠るためにしたこと】


眠れないことに対してかなり、
自分の中で問題視していたのでいろんなことを試しました。


離婚後に手に職をつける為に、

①リフレクソロジーのスクールに通ったのは正解だったなーと思います◎眠りが深くなります。

そのままそこのサロンで働きました。時給を貰いながら学べたので良かったと思います。


それでも眠り薬は無しにはできなかったです。

②『おねむり検定』というマニアックな資格を取りにいったりもしました。おねむり検定はほぼリフレクソロジーの要素と同じようなものですが、より日常的に使いやすいようなセルフケアが中心でした。


③ヒーリングをたくさん受けました。全て某魔法学校を卒業されたガイドさんから受けました。わたしの場合どれもお薬無しで眠るには至りませんでした。

・レイキヒーリング…膀胱炎はすぐ治りました。精神不安があるときや、眠りが浅いとき、なにかしら不調に対して全般的によいと感じました。

・瞑想会…色んなテーマの瞑想会がありました。脳内のマイナスな思考を無しにして、誘導のお声でイマジネーションへ。右脳を活性化させていたように感じます。七福神や、世界中の神々と会える、本当に楽しい会でした。鬱気味の日常から、距離を置くためには最適でした。

・マインドリージョン…思考のクセが自然に改善に向かった気がします。毎回安心感に包まれるセッションで子どもに戻ったような感覚でした。

・ドラゴンヒーリング…体内のどこに毒素が溜まっているのか明確になり、ドラゴンの爪で取り払うというもの。わたしの元にやってきたドラゴンは、赤いドラゴンでした。明確な意見が貰えました。


④レイキという手当て療法を習得。『今日だけは怒るな心配すな感謝して業にはげめ』という心で、呼吸法や、手で、疾患部分を触るとどんな体感がするのか、どのようにして、『手当て』するのかわかりました。性格の癖の直し方も学びましたが、なかなか治りませんでした。手の温かさは続いていて、ロミロミやエステをする際にはとてもよい効果があります。セルフケアにも手軽で良いです。


⑤ココロの問題はかなりあるとなんとなくわかっていたので大学休学中(21歳)にメディカルアロマのスクールに通いました。実践的でよかったです。かなり前なので忘れてる部分が多いですが、習ってよかったです。


⑥20代の派遣OL時代に日本アロマ環境協会の資格を1級、2級、アドバイザーまで取得しました。アドバイザーとして活動してませんが、セルフケアにはかなり役立っています。

その他…
・ホメオパシー…わたしにはあまりよくわかりませんでした。

・フラワーエッセンス…ゆるやかに変化をもたらしてくれるのでよく飲んでます。特にフラワーエッセンスの勉強はしてません。

・波動エッセンス…作れる方につくってもらってました。元気になれました。なんかイイぞ!という感じがしました。

・漢方…んーなんとなんくいいかもくらいでした。


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睡眠導入剤や抗不安薬に比べるとどれも効果が劣ると感じています。

お薬との併用がいちばんよかったです。


目的は『眠ること』


今のところいちばん早くて

経済的な、睡眠導入剤を処方してもらっています。

『薬なんてだめだだめだ』

『薬を飲むなんて意志が弱すぎる』

と自己否定ばかりのときもあって苦しかったです。

今は、お薬飲んで眠れるなら

それでよいと考えています。

要は発想の転換です。


今は

わたしがいちばん好きなわたしで居るためなら、お薬を飲んでも別に良いと考えています。


今はすごく気楽に過ごしています。

なるべく飲まないで済むようなら飲みません。


大好きなアロマは生活の中でよく使っています。毎日のお風呂、寝る前、出先、鞄の中など、至るところに置いて使っています。

不調が出やすい足裏の反射区と呼ばれる臓器に繋がる部分を知ってるので、そこを好きな香りのオイルで揉んでから寝ます。

お顔のケアも好きなので、オイルでセルフケアも楽しんでしています。

『統合失調症』と診断されて15年程経ちますが、家族から離れて暮らしていて、自分のスタンスもわかってきました。

実家に居たらね、

『あなたは病気なんだから、たくさん寝なさい』とか

『疲れたの?寝たら?』など

家族は気を遣ってくれていました。実家暮らしの時は、

『自分は病気だから、弱いから、なんもできない』と思い込んでいました。

ひとり暮らしをするようになって、病気のことは忘れてるくらいです。

ある程度、なにかしらの仕事ができるようになってきたら、家族から離れてみると、あんなこともできる、こんなこともできる、と少しずつ自信がついてきたんだと思います。

自分のことを完全に『弱い人間』と思っていたから、彼氏や元夫から、暴力を受ける事態を引き起こしてしまったのかなぁ…と振り返ることもできます。


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捉え方ひとつで、昔は恐ろしい名前のついていた病気(精神分裂病)のわたしですが、

割と楽に生きれるようになってきて、嬉しいです。

最近の小さな幸せは、

・飼い猫と海へ散歩にいってること

・プチガーデニングを始めたこと

・彼氏と家具屋さんに行ったこと


です(=^ェ^=)


aiko



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