【HSP】気にしすぎる性格を変えたい人必見!おすすめの本5選
皆さん、お疲れ様です。
日々にじゅうまると言います。
みなさんは、日頃からいろいろなことを気にしすぎて不安になることはないでしょうか?
気にしすぎる性格は、変えようとしてもなかなかできませんよね。
私はHSP気質を持っており、周りの人の目を気にしたり、相手の表情から感情を読み取って勝手に不安になったりと様々なことに悩まされてきました。
・友人との会話を後から思い出して、嫌な思いをさせてないか不安に思ってしまう
・会議では自分の意見がどう思われるか不安で発言できない
・自分では人にものすごく気を使ってサポートしていたのに、なぜか逆に嫌われていた
こんなことが日常茶飯事になっていました。
その中で、なんとか気にしすぎる性格を変えたいといろいろな本を読み、複数のアプローチ法を試しました。
最初はいくつか試しても効果はありませんでした。
理屈ではどうしたら良いかわかっていても、心から納得し、本当の意味で変わるのには時間がかかります。
それでも、いろんな考え方を試して、失敗して、を繰り返すうちに自分の頭にも心にもしっくりくるものを見つけることができました。
結果、今ではなんとか「大事なことだけを気にするようにする」ことが少しずつできるようになってきました。
今でも思い悩んでしまうことはありますが、それでも前よりはずっと楽に生きられるようになってきました。
完全に図太い性格になる、ということは叶わないかもしれませんが、全てに対して敏感という点は、誰でも変えられると思っていますし、現に私は変わることができています。
その時に実際に克服した方法や、悩みへの対処法は、下記の記事にまとめています。
今回は、その時に読んでいた中でも特に役に立った本を5冊ご紹介します。
HSPではない方々からは「気にしすぎ」と言われ、それでもその気質を変えられずに悩んでいる方は、今回ご紹介する本をぜひ手に取っていただければと思います。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』
著者/草薙龍瞬
この本では、私たちの日常に潜む悩みやストレスの根源を探り、それを解消するための知恵を教えてくれています。
悩みやストレスへの対処法が書かれた本は世の中にたくさん存在していますが、それらが生み出されるメカニズムが明らかにされている本を読むのは私にとっては初めてでした。
仏教の教えに基づいた「反応しない練習」は、感情の波に飲み込まれず、冷静に自分を保つ方法を学ぶ手助けをしてくれます。
心の中の不安を軽減し、落ち着いた思考を持つことで、周囲との関係もより良くなります。
ぜひこの本を通じて、穏やかな心の状態を手に入れ、日々の生活をもっと楽しむためのヒントを探してみてください。
『それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』
著者/阿部 広太郎
他人の期待や価値観に振り回され、自分を犠牲にしていると感じたことはありませんか?
この本は、他者の意見に囚われず、自分の価値観をしっかり持つための解釈の練習を提案しています。
自分を見失わずに、主体的に生きるための実践的な方法が満載です。
「気にする」という行為は、一つ一つの情報を読み取り、そこから連想したイメージを作り出して不安になるという流れであることが大半です。
ですが私たちが気にしていること、不安になっていることの中に、どれだけの数の本当のことがあるでしょうか?
この本に書かれているように柔軟な考え方ができれば、「無駄に気にしすぎる」のを防げますし、気にしすぎることで起こる一方的な不安や恐怖がかなり和らぎます。
この本は、周囲の視線に疲れたあなたに、自分自身を取り戻すための一歩を踏み出す勇気を与えてくれることでしょう。
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
著者/ケリー・マクゴニガル
ストレスを避けるのではなく、逆にそれを利用して自分の力に変える方法を学べる本です。
私たちHSPはストレスを感じやすいと言われていますし、それを完璧に克服することは残念ながら難しいですよね。
しかし、スタンフォード大学の教授によるこの本は、ストレスをポジティブなエネルギーに変えるための具体的な方法を紹介しています。
著者は、科学的な研究と実際のケーススタディを通じて、ストレスが私たちにどのようにポジティブな影響を与えるかを解説し、ストレスを管理する具体的なテクニックを教えてくれています。
自己理解を深め、感情のコントロールができるようになることで、日常生活や仕事においても自信を持てるようになります。
ストレスを恐れず、むしろ力に変えて前向きに生きていくための手助けをしてくれる一冊です。
『無(最高の状態)』
著者/鈴木 祐
この本は、なぜ私たちが悩んでしまうのか、悩みを常に抱えている状態は回避できないのかについて書かれた本です。
「無」とは、心が静まり、穏やかな状態のことを指します。
この本では、心の雑音を取り払い、シンプルな幸せを見つけるための方法が教えられています。
結論としては、延々と悩み続けるのは「自分」という存在を意識し過ぎているからだとして、その意識を和らげる方法を教えてくれています。
仏教的で、少し慣れない考え方に感じるかもしれませんが、実際読んでみると確かに!となる点がとても多く、新しい視点を得られたなと感じられた一冊でした。
悩みのメカニズムについても明らかにしているため、それが分かるだけでも十分読む価値があります。
日々のストレスに疲れた心を癒し、本来の自分を取り戻すためのヒントが詰まった一冊です。
『「本当の自分」がわかる心理学~すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある』
著者/シュテファニー・シュタール
自分の本当の気持ちや性格を理解し、悩みを解決するための心理学的アプローチを紹介しています。
あらゆる人の現在の感情は、幼少期の体験から生まれていると著者は語っています。
そして、その幼い頃の自分が抑え込んでしまった感情を認めてあげることで、傷つきやすい自分を変えることができるということが書かれています。
私は今でも家族と仲が良く、幼少期の頃も家族との関係に問題はなかったと思っていたのですが、この本の内容に沿ってワークをやってみると意外と発見がありました。
自分の特性や強みを再認識し、それを活かす方法を学ぶことで、HSP特有の繊細さを強みに変えることができます。
悩みの根本に目を向け、自分自身を受け入れることで、心の軽やかさを取り戻す手助けをしてくれる一冊です。
あなた自身の成長を促すための重要な一歩になることでしょう。
いかがだったでしょうか。
今回は、気にしすぎる気質に悩む方へ向けて、おすすめの本を紹介してきました。
今回紹介した本は、それぞれ似ているようで全く違うアプローチから心を軽くしてくれる内容になっています。
ご自身にあった方法について書かれている本を手に取ってみてください。
また、他にも、おすすめの本を下記の記事で紹介しています。
それぞれ、私が読んでみて自分の成長に繋がったと思う本だけを厳選してご紹介していますので、ぜひご覧ください。
この記事が、皆さんの役に立てると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。